仕事復帰準備リスト!慣らし保育のスケジュールとスムーズな進め方

今やママも働くのが珍しくない時代。

ここでは、仕事復帰ビギナー&登園ビギナーのママとお子様のために、先輩ワーキングマザーの具体的な声を集めてみました。

仕事復帰と保育園が決まったらやるべき準備や、ママとして覚悟しておくべき事をまとめてみたので、是非参考にしてみてください!

仕事復帰と預け先が決まったら慣らし保育の準備スタート

ここでは、ママの仕事復帰と、子どもの預け先がすでに決まっていることを前提に進めさせていただきます。

慣らし保育基本

慣らし保育の期間

一般的に、1日~1ヶ月の期間に設定している保育園が多いです。

園によって期間が異なりますが、慣らし保育の期間が長いほどスムーズに慣れてくれるという声もありますので、仕事に復帰する前に保育の期間もチェックしておくことがポイントです。

慣らし保育のスケジュール

一般的に、

・初日は1~2時間程度の保育

・2~4日目は給食やお昼寝までして退園

・5日目はおやつを食べたあと退園

・最終日は終日保育

というように徐々に時間を長くしていきます。

子供の年齢が高くなると短期間で完了することも多いそうですが、

子供の性格によっても異なり、1ヶ月程必要な場合も珍しくないのでその子に合わせたスケジュールで進めましょう。

慣らし保育をスムーズに進めるために

・預けるときはすぐに帰る

預けるときは泣いてしまう子供がほとんどです。心苦しくて離れないでいると、結果的に子供がずっと泣いてしまうことになるので、預けるときは覚悟を決めてすぐに帰りましょう。

・子供の話をよく聞く

保育園から帰ってきたら、子供の話をよく聞いてあげましょう。

保育園でどんな遊びをしたが、寂しくて泣いてしまったのか、

その日の出来事を話させることで、子ども自身も心の整理ができます。

子どもの準備編

病児、病後児預かりの制度がある施設への登録

仕事復帰した後、
どうしても休めないタイミングで子どもが熱を出したら、どうしたらいいのでしょう。

こんな時、普通の園では預かってもらうことができません。

そのため病児・病後児保育のある施設に登録をしておくと安心です。

一般的にこのような施設は、当日の急な受け入れはしていないことが多いので、
事前に登録しておく必要があります。

実際に利用するかしないかは別として、まずは調べておくと安心です。

卒乳・日中断乳

母乳で育てている方は、保育園に入る前に卒乳したいと考える方も多いですが、

すんなり卒乳できる子供もいれば、なかなかできない子もいます。

そんな時は無理に卒乳させずに、日中もしくは夜間のみ断乳するなど段階的に進めるのもおすすめです。

保育園に入ると子供も1日遊んで疲れているので、夜にぐっすり眠れるように夜間断乳から進めるのも一つの選択肢です。

予防接種、検診のスケジュール管理

乳幼児の予防接種は、任意のものも入れると30回以上受けさせる必要があります。

個別接種では子供が風邪をひいたり、病院の予約がとれないとどんどんズレて遅くなってしまうので、同時接種で効率良く受けさせるのがポイントです。

入園前に、ある程度の接種を終えられるよう計画的に進めましょう。

親の準備・心構え編

非常時の連絡先、避難場所などを夫と情報共有する

勤務中や通勤途中に、もし非常事態が起こったら、
どちらが子どもを迎えに行くのか、迎えた後はどう行動するのか、夫婦でよく話し合っておきましょう。

仕事復帰して忙しい日々に突入すると、
現実に起こることで頭がいっぱいで、そんなことまで考える余裕がなくなります。

あるかないか分からない事態のことだからこそ、日ごろから共通の意識をもつことが大切です。

家電の見直し、時短グッズの検討、電動自転車などの導入検討

比較的大きいもので言うと、
食洗器・高機能レンジ・高機能洗濯機・自動掃除機・電動自転車、
小さいものだと、
フードプロセッサー・室内用物干し・圧力鍋
などは、仕事と家事、育児を両立するワーキングマザーの強い味方です。

仕事復帰をきっかけに、導入を検討してみると良いと思います。

「どうしても働かなければならない」という意識を捨てる

仕事復帰が家計のためなのか、自己実現のためなのか、
その他の事情のためなのか分かりませんが、働くことにあまり固執しない方が良いと思います。

復帰して、預けてみたうえで、子どもと自分がどうしてもダメだったら、辞めてもいいし転職してもいい。

これしかない、なんてことはありませんから、固く構える必要はありません。

「預けるのは悪いこと」という意識を捨てる

残念ながら、
「子どもが小さいうちは母親が近くで育てるものだ」
という古い概念が、仕事復帰するママを責めてきます。

普段どんなに理解がある人でも、ふとした瞬間にそんな空気を感じると、
なんだか自分が悪いことをしているような気になってしまいます。

でも負けないでほしい!悪いことをしているわけではないのだから、堂々と仕事復帰して良いと思います。

子どもの育つ力を信じる

子どもは、自ら育とうとする力を持って生まれてきます。

生まれたばかりの赤ちゃんに、
わざわざおっぱいの飲み方を教えなくても、勝手に吸い付いてきましたよね。
ママがいつも側にいてあげなくても、

子どもは自分で自分に必要なものを探し、学び、伸ばす力を持っているのです。

過度に心配しすぎず、大らかな気持ちで見守るようにしましょう。

いざ、慣らし保育へ~初日編~

慣らし保育の初日は、多くの園で親も一緒に過ごすように勧めています。

園によっては次の日から早速、子どもだけの預かりになったり、
逆に慣れるまでのけっこう長い期間を慣らし保育と位置付けていたりすることもあります。

このあたりは、園の方針や子どもの様子によると思いますので、事前に確認しておくことをオススメします。

子どもは環境の変化やママの言動に敏感なので、子どもの前では前向きな言動を心掛けましょう。

「保育園って、絵本がたくさんあって楽しそうだね」
とか、
「お庭が広いから、晴れた日は遊ぶのが楽しいかもね」
など、ママ自身が園の良いところを探してみると良いですね。

「ワーママ」としての覚悟

仕事復帰すると、タイミングに差はあれ、どんなママでも必ず壁にぶつかります。

それは子どもに泣かれたときだったり、
子どもが熱を出した時、
自分の体調が悪い時、
仕事が思うように進められない時
だったりします。

仕事復帰にあたり、筆者は子どもに泣かれて罪悪感を抱いた立場でしたが、
泣かずにケロっとしいた子どものママに聞くと、それはそれで
「これまでの育て方が愛情不足だった?」
と自信がなくなったそうです。

どちらにしたって悩みは付きものだ、もっと言うと、
仕事復帰してもしなくても悩みはあったはずだ、と思ってください。

どちらの選択肢を選ぶことも出来たはずのところで、今の段階では仕事復帰する、という道を選んだわけです。
失敗や問題を恐れず、腹をくくりましょう。
(うまくいかなかったら、路線変更すればいいだけなのですから。)

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