地味弁がひそかなブーム!
インスタ映えするような彩り豊かなお弁当や、楽しいキャラ弁、デコ弁ではないけれど、
どこかほっとするようななつかしいお弁当です。
インスタでも「#地味弁」「#茶弁」などのハッシュタグづけで投稿されていたり、
「#ブラウン弁当同盟」なるものまで。
作る人はもちろん、食べる人にとってもうれしい地味弁。
明日からの家族のお弁当、おいしさ勝負の地味弁にしませんか?
Contents
地味弁(じみべん)=地味弁当って?
地味弁は、そのネーミングのとおり、見た目は地味なお弁当。
地味弁にはこのおかずを、というような決まりごとはとくになく、
インスタグラムなどをみると、から揚げ、ハンバーグ、だし巻き玉子、
きんぴらなど、どこの家庭でも食卓に登場する、ごくごくふつうの
定番食材の、定番おかずのお弁当です。
昭和の時代、子どものころのお弁当って、そんなお弁当ではなかったですか?
お母さんやおばあちゃんの手づくりのお弁当の中身は、
つくりおきのお惣菜が詰まっていたり、前日の夜の残りものがはいっていたり、
焼きたてのしゃけや、シンプルなのり弁、そぼろ弁当だったり。
その家庭ならではの味わいに満ちた、おいしさがギュッと詰まっていましたよね。
そう、地味弁は、おいしさ重視の愛情たっぷりのお弁当なのです。
ヒントがいっぱい! 地味弁の人気インスタ。
食べ慣れた安心感がある、しみじみとしたおいしさの地味弁。
華やかなお弁当のようにインスタ映えはしないけれど、
そのお弁当はとてもおいしそうと評判で
いいねやフォロワーが増えている人気インスタグラマーさんがいっぱい。
地味弁は仕上がりの見た目が、茶色いお弁当が多いことから、
「#茶弁」「#茶弁当」「#ブラウン同盟弁当」などのタグづけもされています。
また、メンチカツをごはんの上にどんとのっけたり、
シャケの塩焼きをのり弁にのせたりなど、
のっけ弁当派の人も増えています。
SNSでは「#のっけ弁当」や「#のっけ弁」と、タグづけされ、
さっと簡単につくれることも人気の理由。
キャラ弁や、彩りをあれこれ考えて手間をかけるお弁当とは違い、
毎日のお弁当づくりがちょっと楽になるのはなんといってもうれしいですよね。
毎日のお弁当レシピの参考にしたい。インスタグラマーの地味弁。
地味弁と言っても、どんなお弁当を作っているのか、気になりますよね。
お弁当づくりのヒントに、人気のインスタをチェックしましょ!
みんなが使っているお弁当箱も、参考になりますよ。
MAYAさんの地味弁。
(@heavydrinker)
地味弁の本『『見ためは地味だがじつにウマイ!作りたくなるお弁当』(カドカワ)
の初著書も評判です。
メインはガッツリの、塩唐揚げ!
この日はだし巻きやゆで野菜なども入っていますが、
お弁当のおかずは無理せず、1〜2品でもおいしければ十分というのが
MAYAさんスタイルの地味弁。
のり弁のうえに、サーモンフライと、
ちくわの磯辺揚げがのったおいしそうな地味弁。
まさにこれ、茶弁&のっけ弁。
おいしくて、ボリュームたっぷりな
牛ごぼうと豚そぼろ丼のお弁当。
毎日のお弁当づくりは、手早く作れる
こういうお弁当がいいですよね。
ミオさんの地味弁。
(@mio_0720)
ボリュームたっぷり、おなか大満足の肉巻きおにぎりの茶弁。
カレーチャーハンのうえに、目玉焼きと、
アスパラ肉巻きの、のっけ弁。
半熟の目玉焼きをくずしながら食べるカレーチャーハンも
おいしいのでは?!
stillabanさんの地味弁。
(@stillaban)
ブリの照り焼き、ひじきの煮物、味玉など。
昔なつかしい、お弁当がギュッと詰まってます。
ブリの照り焼きとごはんの仕切りには青じそを使うと
魚臭さが軽減して風味がアップ。
こちらののっけ弁は食べる人が思わずにっこりする
焼肉丼。
お弁当箱からはみだしそうなほど!
m.k.kitchenさんの地味弁。
(@m.k.kitchen)
肉団子やコーンコロッケ、茄子のミートスパゲティなど
食卓に並ぶ定番おかずがいろいろ詰まったお弁当は
ぜったいおいしい。
アルミのお弁当箱を使う人が増えてます。
じみべんはアルミのお弁当箱によく似合いますね。
旦那弁当さんの、地味弁。
(@danna_bento)
ひじきの混ぜごはんに、こんがり焼いた
塩ジャケをどーんとのせた、シンプルなのっけ弁。
食欲、そそりますね。
時間が経つほどにおいしいものはお弁当の王道。
ふっくら、おいしそうなおいなりさん。
こんな地味弁もうれしい!
ayakaさんの地味弁。
(@ayk52525)
インスタグラムの地味弁投稿にはハンバーグ弁当も多い。
冷めてもおいしいチキンカツの甘酢ダレ弁当は、
きっとみんな大好き。
meguさんの地味弁。
(@merimerimeg)
地味弁は家庭の定番食材でつくれるものも多い。
手間いらずでさっと作れるオムライス弁当。
meguさんのように、困ったときはオムライス弁当
をつくる人もいっぱい。
チャーハンに、ジャンボメンチカツをどーんとのせた
ボリュームたっぷりの、おいしそうな、のっけ弁。
greengreen543さんの地味弁。
(@greengreen5432311)
メインはニラ入りつくねバーグ。
長方形のお弁当箱って、使いやすそう。
wabitan2さんの地味弁。
(@wabitan2)
ほっとする、味わい。
シンプルだからこそおいしい、のり弁!
mikaさんの地味弁。
(@mikason925)
かき揚げの卵とじ丼。
どんぶりのお弁当は忙しい日の朝には簡単につくれておすすめ。
レシピも参考になる、地味弁づくりのおすすめ本。
ほんのちょっとした工夫をするだけで、地味弁はさらにおいしくなります。
時間のあるときにちょっとつくり置きしておけば、毎朝がもっとラクになる。
そんな毎日の地味弁づくりに役立つ、人気の3冊をご紹介します。
『つくおきのじみべん』(光文社)
人気のつくおきシリーズに、じみべんが登場。
1週間分のおかずを週末にまとめて作り置き。
メインや副菜など、毎日のお弁当づくりがぐっと楽になる調理方法や
作り置きの保存法など、お弁当作りのコツを紹介。
光文社公式ホームページ
https://www.kobunsha.com
『見ためは地味だがじつにウマイ! 作りたくなるお弁当』( カドカワ)
人気インスタグラマー(@heavydrinker)さんの初著書。
毎日食べてもあきない、から揚げ、時短のフライ弁当のコツなど、
お弁当づくりがラクになる、楽しくなる、170のレシピをまとめた一冊。
冷めてもおいしく食べれる調理のコツも役立ちます。
KADOKAWA公式ホームページ
https://www.kadokawa.co.jp
『東京弁当生活帖。』(セブン&アイ出版)
月間100万PV超えのブログ、杉森千紘さんの「東京弁当生活」が
書籍化。献立レシピとエピソード、地味弁のおいしい作り方のコツ、
暮らしのエッセイが楽しい一冊です。
セブン&アイ出版公式ホームページ
http://www.7andi-pub.co.jp/index.html
地味弁でお弁当づくりを簡単に。
地味弁派のママさんたちの、
お弁当をおいしく&ラクにするポイントをまとめてみました。
■おかずの品数にはこだわらず、好きなものをがっつりと。
■彩りはあまり考えず、味やボリュームで勝負する。
■卵料理はバリエーション豊富。おかずに困ったら卵料理をつくる。
■おかずが少ない時は混ぜごはんなど、味つけごはんにする。
■特別な材料やレシピではなく、家庭にいつも常備している定番食材で、
わが家の定番をつくる。
■冷めてもおいしいものをいれる。
■味が混ざってもおいしいおかずをいれる。
キャラ弁づくりはもちろん、彩り豊かなお弁当、栄養バランスをなどと考えていると
日々のお弁当づくりは手間がかかって大変です。
地味弁は、そんなお弁当づくりを少しラクにしてくれる、
それでいておいしいお弁当。
みなさんも地味弁づくりを楽しんでくださいね。
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