最新・おすすめ[湯たんぽ]5製品 & ちょっとした使い方のコツ

■この記事を書いた人
kope
専門雑誌編集者を経て、2人めの出産を機にフリーエディターに。フラと校正が趣味。字を書くこと、人と話すこと、コーヒーが好き。

暖房をつけるにはまだちょっと早い。
でも朝晩は冷える。

立冬前後のそんな時期、みなさんはどのようにお過ごしですか。

「合い掛けふとんに毛布だけプラスした」
「もう真冬ふとんにチェンジ」
「うすいふとんに、ベッドの敷きカバーだけ冬用にした」

など、周りの反応はいろいろでした。

やっぱりこんな時期は湯たんぽがおすすめです!

筆者が実際に使っている小型タイプから、蓄熱式やかわいいものまで、今回はおすすめ湯たんぽを紹介します。

秋の夜長の一人読書やタブレットで動画視聴など、

「一人で暖房付けるのはもったいないなぁ」

というときにも役立つ、いろんなタイプがありますよ。

子ども用にピッタリで準備もストレスフリー
[カバー付き ポリ湯たんぽ]498円(税込)

(カインズホームホームページより)

最近の湯たんぽといえばプラスチック製。

手軽で安価なので、我が家では1人1つ、布団に入れています。

写真はカインズホームのものですが、プラスチック製の小型湯たんぽは、ニトリ、オリンピックやコーナンといったホームセンターのほか、無印良品、ショッピングセンターの生活用品コーナーなどに置かれています。

650mlは小さいし、すぐ冷めそうと思われるかもしれませんが、子ども2人分を、ティファールの電気ケトル1回で沸かせてしまうところがミソ。

ただでさえ、仕上げ磨きやら、ドライヤーで髪を乾かすやら、寝かしつけ前はあわただしいですよね。

その点、1回の湯沸かしで済むのはストレスフリーです。

子どもの布団にはちょうどいい大きさで、足元ではなく枕のすぐ下に置いていて、布団に入ったらすぐ背中が暖かく感じるようにしたことで、子どもたちの寝つきもよくなりました。

1シーズンはいいのですが、2シーズンめくらいになると、カバーが傷んだり、ファスナー式のものは壊れたりします。

洗い替えと思って、カバーを同時に追加購入することをお勧めします。

自立するのがポイント。カバーかけが格段にラク
[立つ湯たんぽ 2.6L袋付き]1,404円(税込)

(タンゲ化学工業ホームページより)

前述した湯たんぽは、ころんとした形がかわいい円形でした。

2人めの子どもも一人寝するようになり、買い足す際に単にかわいいと思って購入したのですが、実際に使ってみるとお湯を入れた後、持ち手がなく、カバーがかけづらかったのです。

最近は慣れたので、「アチアチッ」と言いながらもさっとカバーかけができるようになりました。

そんな心配がいらないのが、自立する湯たんぽです。

釣り鐘のような形状なので、お湯を入れてから立てて置くことができ、持ち手部分にもお湯が渡るので温かいのですが、熱くはなく、カバーを落ち着いてかぶせることができます。

同社の小さめの[立つ湯たんぽⅢ](600ml。1,188円・税込)もあります。

立つタイプは流し口脇などに立てたまま、勝手に水が捨てられるのもメリットです。

我が家は湯たんぽの冷えた水は、翌朝に加湿器に足しているので、そのようなご家庭は円形でも、立つタイプでもオッケーですね。

お湯を沸かす手間いらず
[蓄熱式エコ湯たんぽ nuku2 ホワイト/ネイビー]2,740円(税別)

(Three-upホームページより)

上記で紹介したのは、昔ながらのお湯を沸かして入れる湯たんぽでした。

最近は充電式・蓄熱式の湯たんぽも多く出ているのをご存知ですか?

冷え性の女性などに、オフィスでも使えて人気のUSB接続のものもあるんですよ。

[蓄熱式エコ湯たんぽ nuku2]は自宅用で、コンセントから充電するタイプ。

20分間の充電で最長8時間は温かさが持続する蓄熱式の湯たんぽです(湯たんぽと言うのかどうかは疑問ですが、そういう商品名です)。

プラスチック製ではないのでクッション性もあり、カイロのように膝にのせて秋の夜長を過ごしたりするのにも。

この場合、お布団に入れているよりは冷える時間が早いので、温かく使用できるのは3~4時間とされています。

ここまでに紹介したタイプのものより、ちょっと値段は高めですが(無地のカバーだと少しお値段が下がります)、お湯を沸かすのも、捨てるのもおっくうだし、お湯を入れるときに火傷しそうで怖いという方にもおススメです。

とにかくかわいい!
[meri ja kuu (メリヤクー) 果実の木型湯たんぽ]4,104円(税込)

(楽天市場LittleTeethより画像引用)

「海と月」という意味のフィンランド語だというメリヤクー。

雑貨店などでメリヤクーの冷えとり靴下を見たことがある方もいるのではないでしょうか。

素朴な印象を与えるウールのネップ糸(装飾として、途中に節をつけている毛糸)で作られたカバーがとにかくかわいい湯たんぽです。

本体は昔ながらの「氷のう」のような形で天然ゴム製。

プラスチック製などと比べてお湯は入れにくいですが、ポットから直接入れたりするには問題なさそうです。750ml入ります。

写真の楽天市場店や、ロフトなどで取扱いがあります。

編み物が得意な方は、自分で湯たんぽカバーを編んだりしたら楽しそう!

とにかく安い! 試しに使ってみようという人におススメ
[あったか湯たんぽ]216円(税込み)

Daisoにも湯たんぽが売ってます。

いわゆる100均の200円商品。

カバーは100円です。

どちらかというと釣り鐘型ですが、持ち手はないので、カバーをかける際は熱いかもしれません。

湯たんぽ生活をされていない方で、夜寝る前にお湯を沸かす労力がどれほどか、続けられそうか、お試ししたい方に。

湯たんぽ生活にあったら便利なものと注意点3つ

(1)身体から離して使う

我が子が赤ちゃんのころ、ピジョンの「サンベビー」という湯たんぽを使っていました(今は生産されていないようで残念です)。

赤ちゃんではなくなってからも使い続けていたのですが、さすがに大きくなってきたことと、二人めも一人寝するようになってきたことで、それぞれに湯たんぽが欲しくなりました。

サンベビーほど大きいとお湯の量もそれなりに必要ですが(朝起きてからはベランダの水まきに再利用していました)、今のミニタイプの湯たんぽでも十分朝まで温かく、重宝しています。

赤ちゃん用のものは説明書きにも、「身体に直接触れないように」と書かれていますし、気を付けて使う人がほとんどだと思います。

子どもが大きくなって、安価なミニサイズのものを買ってしまうと、説明書きもきちんと読まずに使ってしまいがちですが、身体に直接触れるような使い方は低温やけどの恐れがあります。

筆者も子どもや自分が寝る前は背中にあたるところに置いておきますが、寝かしに行ったときには足元までずらします。

寝入りばな、足を載せて「あったか~い」と言って喜んでいますが、その後見に行って離します。

(2)お湯を入れるときのやけどに注意

また、自分がお湯を入れるときのやけどにも注意が必要です。

電気ケトルの注ぎ口は大きいので、ミニタイプの湯たんぽなどはすぐにあふれてやけど寸前!ということも経験しました。

やかんや電気ケトルから、コーヒードリップ用の口の長いケトルに入れ替えるのも手ですが、最近は今はプラスチック製のじょうごを使い、ゆっくり様子を見ながら入れるようにしてあふれることもなくなりました。

足の長いじょうごだと、深さのない湯たんぽの注ぎ口に挿してもお湯を入れた時に倒れてしまう恐れがあるので、短めのものを選びましょう。

ニトリなどで売られている湯たんぽ「やわらか湯たんぽ・たまご型」はスウェット製でやわらかいのが特徴ですが、ねじ込み式のロート(じょうご)が付属されています。これは便利!

(3)充電式の充電しっぱなしに注意

充電式や蓄熱式の湯たんぽは、やけどの心配もなく、火を使わないので安心です。

しかし、私がよくやってしまうのですが「気づいたらソファで寝ていた」ということ。

充電したまま寝てしまうのは避けたいですよね。

昔ながらの「あんか」はコードにつないだまま、布団に入れて朝まで使っていたことを思うと、充電したまま寝てしまっても、いきなり火事になるということはないのかもしれませんが、注意したいところです。

まとめ

筆者の湯たんぽ生活は、エコでラクで快適で、お金をあまりかけないという視点で選んでいるので、安価なプラスチック製で十分満足しています。

やわらかいタイプのものは、生理痛などの際にお腹に載せて温めることもできるので、自分用に2つめのかわいい湯たんぽ購入を検討中です。

このほかにも昔ながらのブリキ製、陶器製、ぬいぐるみのようなかわいいカバーのものなど、さまざまな湯たんぽが市販されています。湯たんぽ生活、追及するのも楽しいかもしれません。

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