「御朱印ガール」と呼ばれる若い女性たちが急増し、話題となっている「御朱印」集め。
関西で御朱印を集めるなら、やっぱり京都でしょ!京都には神社がおよそ800、寺院がおよそ1700もあるので、観光しながら珍しい御朱印を集める事ができます。
もうすでに御朱印集めをしている人、これから御朱印集めを始めようと思っている人にも参考になる、おすすめの神社を紹介します。
Contents
御朱印って何?
「御朱印」とは、神社やお寺を参拝した際に頂ける印です。
御朱印帳と呼ばれる紙に、神社名や日付を墨で手書きし、中央に神社の名前や紋、ゆかりの動物・植物が書かれた印を押します。
御朱印のもらいかたは?
御朱印集めは、スタンプラリーではありません。御朱印をもらう際には、必ず参拝を済ませてから社務所へ向かいましょう。
1.参拝する
2.社務所に向かい御朱印帳と初穂料を渡す
(※初穂料は300円前後)
3.書いていただいている間は静かに待つ
4.お礼を言って帰る
社務所で御朱印帳を渡すときは、「御朱印をお願いします」と言ってお願いしましょう。
御朱印帳を受け取った後は、「ありがとうございました」とお礼を言うことを忘れないようにしましょう。
御朱印帳はどこで買うの?
御朱印帳は、御宝印帳・納経帳・集印帳などとも呼ばれています。多くの神社でオリジナルの御朱印帳が販売されています。
かわいい御朱印帳が欲しい場合は、本屋さんや文房具店、楽天・アマゾンがおすすめです。花柄やリバティ柄、和柄など種類も豊富です。
また御朱印帳には、「ジャバラ式」「ひもとじ式」の2種類があります。
【ジャバラ式】
ジャバラ式は、アコーディオン型の御朱印帳です。長い1枚の紙なので、神社を訪れた順番が一目でわかります。
紙が分厚いので、裏移りの心配がいりません。見開きの御朱印を頂くときは、ジャバラ式がおすすめです。
【ひもとじ式】
ひもとじ式は、本型タイプの御朱印です。ひもとじタイプのものは、御朱印帳の順番を変えたいときは、外して順番を入れ替えることができます。
御朱印集めに京都に行こう!
人は、何かしらの悩みを抱えています。
「結婚したい」
「子どもが欲しい」
「幸せになりたい」
先ほども話しましたが、京都には神社がおよそ800、寺院がおよそ1700もあります。悩みを叶えるためには、悩みに合った神社を訪れ参拝して御朱印を頂くのがおすすめです。
恋愛運が上がる御朱印
京都で恋愛運が上がるおすすめの神社は…
・地主神社
・貴船神社
・八坂神社
京都で縁結びといえば「地主神社」
清水寺の一角にある「地主神社」は、徳川三代将軍家光公が再建した神社で、国の重要文化財、世界遺産に登録されています。
拝殿には、清水七不思議のひとつにも数えられる「八方にらみの竜」が描かれています。
多くの参拝者のお目当ては、恋の願いが叶うと伝わる願掛けの石「恋占いの石」です。
片方の石から反対側にあるもう片方の石まで、目を閉じたまま歩いて無事にたどり着くと願いが叶うと言われています。
1度でたどり着ければ恋愛が早く叶い、2度3度チャレンジすると恋の成就が遅れる。またアドバイスを受けて歩くと、人の助けを借りて恋が成就すると言われています。
【えんむすび大悔国祭】
1月1日~3日(午後2時)から、新年の縁結び開運招福を願って、縄文時代から伝わる石笛を奏でます。
縁結び良縁達成の祝詞(のりと)を読み上げたのちに、参拝者に「開運こづち」が無料で配られます。
◆参拝:午前9時~午後5時
清水寺拝観料の300円が必要
〒605-0862 京都市東山区清水一丁目317
<地主神社のホームページ>
http://www.jishujinja.or.jp/
復縁を望むなら「貴船神社」
「貴船神社」は、平安時代の歌人・和泉式部が夫の浮気に悩んで参拝し、夫婦仲が戻った神社として有名です。
結社と呼ばれる場所に、みんなの良縁を願ってくれる結びの神様「磐長姫命(いわながひめのみこと)」がまつられているので、恋の悩みがある人は参拝しましょう。
「貴船神社」を訪れたらやっておきたいのが「水占みくじ」です。
本殿の右手奥にある御神水に入れると、文字が浮かび上がるおみくじです。実際に体験した人の中には、「かなりリアルに当たる」と言われています。
◆参拝:午前9時~午後4時30分
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
<貴船神社のホームページ>
http://kifunejinja.jp/index.html
縁結びの神様がそろっている「八坂神社」
「八坂神社」は、スサノオノミコトを御祭神とする神社の総本社で、京都の夏の風物詩「祇園祭」が行われる神社として有名です。
境内には、三女神がおまつりされている「美御前社」があり、舞妓さんも訪れる人気の神社です。
「八坂神社」に行ったら是非頂きたいのが、限定朱印です。
【青龍朱印】
あらかじめ「青龍」の描かれた台紙に、押印・墨書がされたものを、持参した御朱印帳に貼る御朱印です。
初穂料 500円
【御霊会朱印】
祇園祭が行われる7月のみに授与される御朱印
授与期間:7月1日~7月31日のみ
初穂料 500円
【三社詣 朱印色紙】
「北向蛭子社」の縁日にちなんだ限定朱印
授与期間:1月9日・10日のみ
午前10時~午後6時
初穂料 無料
◆参拝:常時開放(参拝自由)
〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625番地
<八坂神社のホームページ>
http://www.yasaka-jinja.or.jp/
金運が上がる御朱印
家族にも中々相談しにくい悩みと言えば、お金の悩みではないでしょうか?京都には、財運・金運を呼び寄せる金運上昇神社があります。
金運アップを叶えたいなら、「御金神社(みかねじんじゃ)」がおすすめです。
金運が上がる「御金神社(みかねじんじゃ)」
ビルの谷間にこじんまりとある「御金神社(みかねじんじゃ)」は、金属の神様「金山毘古神(かねやまひこのかみ)」がまつられた神社です。
京都でも大人気の金運上昇神社で、いかにも御利益がありそうな黄金の鳥居・黄金の鈴緒が目を引きます。
資産運用や証券取引、宝くじの当選、競馬競輪、借金完済など「お金」にご利益のある神社で、地域の人たちからは「金神様(こんじきさま)」として親しまれています。
「御金神社」の御朱印は、上に神紋、下に「御金神社守護」の印が押され、さらに金色の印には「鳥居のマーク」と「金」が押された珍しい御朱印です。
◆参拝:常時開放
〒604-0042 京都市中京区西洞院通御池上る押西洞院町618
仕事運が上がる御朱印
「出世したい」「転職したい」「仕事で成功したい」「起業したい」「昇進したい」…
仕事の悩みを抱えた人たちにおすすめしたい神社は、仕事をトータルでアップしてくれる「平安神宮」です。
仕事運アップのパワースポット「平安神宮」
京都三大祭り「時代祭」が行われる「平安神宮」は、京都でも有数の観光スポットとして有名です。
「平安神宮」は、仕事運・出世運・金運・繫栄運などを司る四神が、東西南北に存在しています。
東に青龍、西に白狐、南に朱雀、北に玄武がいる風水的にも縁起のいい神社です。「平安神宮」には、持っているだけでご利益がありそうな青龍・白狐・朱雀・玄武の四神が描かれた御朱印帳が販売されています。
◆参拝:6:00~17:00
※お守・お札・朱印は7:30~17:00
〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町
<平安神宮のホームページ>
http://www.heianjingu.or.jp/
健康運が上がる御朱印
女性なら誰もが願う美と健康…顔も心も綺麗になりたいなら女性の守護神・美麗の神がまつられている「河合神社」がおすすめです。
キレイになりたいなら「河合神社」
下鴨神社の摂末社にある「河合神社」には、女性の守護神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)がまつられています。
玉依姫命は「女性の美の神様」として知られていますが、安産・育児・縁結び・学業・長寿の神様としても有名です。
「河合神社」の絵馬といえば、珍しい「鏡絵馬」が有名です。手鏡の形をした顔の描かれた絵馬に、自分のメイク道具を使ってなりたい顔にメイクをして、裏面に願い事を書きます。
外見だけでなく、内面もキレイになれるという珍しい絵馬が女性に大人気です。
◆参拝:6:30~17:00
京都市左京区下鴨泉川町59
<河合神社のホームページ>
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/kawai.html
勉強運が上がる御朱印
受験勉強…やっぱり最後の頼みは神頼み?京都で勉強運を上げる神社といえば、学問の神様がまつられている「北野天満宮」がおすすめです。
受験合格といえば「北野天満宮」
「北野の天神さん」として地元の人たちから親しまれている「北野天満宮」には、学問の神様・菅原道真公がまつられています。
「北野天満宮」の受験スポットといえば、「大黒天の灯篭(とうろう)」と「一願成就のお牛さま」です。
「大黒天の灯篭(とうろう)」は、石灯篭の台座に刻まれた大黒様の口に、小石をのせて落ちなければ吉!
もう一つの受験スポット「一願成就のお牛さま」に触ると、一つだけ願いが叶うと言われています。
梅の名所としても有名な「北野天満宮」の御朱印には、梅の紋が押されています。
◆参拝:5:00~18:00
〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
<北野天満宮のホームページ>
http://kitanotenmangu.or.jp/index.php
まとめ
御朱印は、参拝の証しに神様とご縁を結んだ証となるものなので、御朱印集めだけを目的に、スタンプラリー感覚で神社を訪れるのはNGです。
ゆっくりのんびりと参拝し、神仏との出会いに感謝したのちに御朱印を頂きましょう。御朱印帳がいっぱいになる頃には、きっとあなたの人生に沢山の幸せが舞い込んでくるはずです。
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