八十八夜の新茶で、おいしい緑茶をいれましょう。

5月2日は八十八夜。

”夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る〜”で有名な茶摘みの歌。

八十八夜のころに摘んだ新茶は、みずみずしい若葉の香りと
すがすがしい旨味にあふれた、この時期ならではのお楽しみです。

いれる温度にちょっと気をつけて、少しだけていねいにお茶をいれて、
おいしい新茶のひとときを楽しみませんか。

お茶専門店でうかがったおいしいいれ方、
そして茶葉の活用法などもご紹介します。

八十八夜、2018年はいつ?

八十八夜(はちじゅうはちや)は立春から数えて八十八日目、
春から夏へ変わる節目の日。雑節のひとつです。

八十八夜は毎年5月2日(うるう年は5月3日)です。

八十八夜が過ぎればすぐに立夏。暦の上では夏はすぐそこまで来ていますよね。

贈り物にも。縁起がいい八十八夜のお茶。

八十八夜の新茶は、末広がりの八が重なることと、
栄養豊富なことから、一年を健やかに過ごせる無病息災の
縁起のいいお茶として有名です。

八を組み合わせると米という字になることから農作業のスタートにも
縁起がいい日とされてきました。

八十八夜の頃に新芽の柔らかい部分を手摘みする新茶には栄養がたっぷり。
旨味成分のテアニンやビタミンCが豊富で、健康にも美容にもうれしいお茶です。

カテキンが豊富なためほっとするリラックス効果もあります。

カフェインやタンニンなどの苦味や渋みが少ないのも特徴で、
甘みとまろやかな旨味、さわやかな香りは新茶ならではです。

八十八夜の新茶 通販で買う?お店で買う?

諸説ありますが、お茶は平安時代に空海などの僧侶たちが
唐から持ち帰ったのがはじまりと言われています。

静岡県、鹿児島県、三重県などは生産量の多い県で、
ブランド的に人気なのは静岡茶、宇治茶、狭山茶、知覧茶など。

新茶とひとことで言っても、甘み、渋み、深蒸し、浅蒸しなど、
産地や加工法によっても風味はさまざまです。

お茶、専門点で買いますか?それとも通販で買いますか?

お茶専門店で選ぶメリットは「甘みのあるのが好き」「軽めの飲み口が好み」など、
好みを伝えて試飲をして購入することができます。
おいしいいれ方など、知りたいことをいろいろ教えてもらえるのも魅力です。

手軽に購入できる通販や、スーパーなどで選ぶ時は、
新茶のおいしさを楽しむなら100g、1000円くらい〜のものを
選ぶのがおすすめだそうです。

できれば家族の人数に合わせて短期間で飲みきれる量を買うのがおすすめ。

新茶の風味をまもるお茶の保存法。

茶葉はまず1週間で飲みきれるくらいの量を茶筒へ保存し、
残りは冷凍保存をしましょう。

冷凍保存する時はおよそ1週間分づつの茶葉をラップで包み、
保存袋に入れて保存をします。

茶筒の茶葉がなくなったら、冷凍庫の1週間分の茶葉を取り出して
常温解凍してから茶筒へ入れます。

茶筒は、ふたがしっかり閉まるもの、光を通さない遮光タイプのものを
使うのがポイントです。プラスティック容器はさけましょう。

八十八夜の新茶。煎茶、玉露、番茶、お茶の主な種類。

煎茶

新芽を蒸した後、揉んで乾燥させるお茶。
一般的な緑茶で、さわやかな香りと旨味、渋みが整ったお茶。
ビタミンCがとくに豊富。

玉露

新芽におおいをかけて日光を当てずに育てているお茶。
旨味のもとのアミノ酸が多く含まれ、まろやかで濃厚な甘みがあり、
高級茶としても知られています。福岡県の八女茶が有名。

玄米茶

玄米を炊いてから炒り、煎茶や番茶とブレンドしているお茶。
香ばしい味わいが特徴。

お茶専門店の多くには玄米のみを別売りしているところも多く、
家庭で煎茶に加えていれると香ばしさがより際立ち、おいしい。

番茶

6月以降に摘む二番茶以降のかたい茶葉を茎とともに製茶したもの。

ほうじ茶

番茶などを炒って強火で焙煎しているお茶。香ばしく、
カフェイン、タンニンも少ない。

深蒸し茶

煎茶よりも蒸す時間が2〜3倍長く、渋みより甘みのあるお茶。
静岡県の掛川の深蒸し茶は有名。

抹茶

茶道でおなじみ。日光を当てずに育てた新芽を蒸した後に揉まずに乾燥させて
石臼で粉状にしたお茶。渋みが少なく、まろやかな甘みが特徴的。

茎茶

煎茶や玉露の仕上げの時に茎と茶軸を選別したもの。若々しいさわやかな味わい。

粉茶

煎茶や玉露の細くなった茶葉だけを集めたお茶。
鮮やかな色と濃い味が特徴。熱いお湯で短時間でいれられる。

ほかにも、かぶせ茶、玉緑茶、芽茶などと、種類は豊富です。

茶葉の種類や特徴などを詳しく知りたい方は、

みのり園や一保堂など、有名お茶専門店の公式ホームページをみてください。

みのり園公式ホームページ
http://minorien.jp

一保堂公式ホームページ
http://www.ippodo-tea.co.jp/index.html

八十八夜の新茶。緑茶をおいしくいれて、ほっこりお茶時間。

新茶といえばまず最初に出まわるのが煎茶ですよね。

ここでは煎茶のおいしいいれ方をご紹介します。

煎茶は低温でじっくり茶葉をお湯に浸すことがポイント。

80℃以上のお湯を注ぐと苦味や渋みが一気に出てしまいます。

80℃以下の低温でじっくり茶葉の旨味を引き出すと、甘み成分のテアニンや
ビタミンCが壊れにくく、まろやかで深みのある味わいになります。

少し温度に気をつけていれるだけで旨味がぐっとアップしますよ。

1. 湯が沸騰したら人数分の湯のみにお湯を注ぎます。
湯のみに注ぐことで、きちんと湯量を量ることができるとともに、
湯冷ましができます。
沸騰後の湯を湯のみに注ぐと湯温が下がり、80℃以下になります。

2.急須に茶葉を入れます。 1回に使用する茶葉の目安は6g〜8g。
湯のみの湯を急須に注ぎ、1分ほど置きます。

煎茶の急須は、大きすぎる土瓶のようなものは NG。
人数分の湯量に合うサイズのもので、茶葉がきちんと浸るものを使いましょう。

3.湯のみに一気に注ぎます。急須にお湯を残さないように
最後の一滴まで注ぎきるようにしましょう。

いい茶葉は二煎目、三煎目もおいしく楽しめます。

二煎目からは湯を注いで置く時間を短くするのがポイント。

二煎目、三煎目は、ともに熱湯を急須へ直接注ぎます。
置く時間は二煎目は5秒ほど、三煎目は30秒ほど置いて湯のみに注ぎます。

そしてゆったりした気分でいれることも、おいしいお茶をいれるためには大切。

いつもより少しだけていねいにいれて、
5月はかしわ餅など、おいしい和菓子といっしょにぜひ楽しんでください。

八十八夜の緑茶で水出し濃縮液を。

緑茶は水出しをすると苦味と濁りがなくなるそうです。

作っておくと便利な水出し濃縮液をお茶専門店のご主人に教えていただきました。

冷水ポットなどに茶葉をティースプーン4〜5杯入れ、水300CCを注ぎます。
冷蔵庫でひと晩置いてじっくり水出しをします。

この濃縮液は飲むときにお湯を加えたり、熱い時期なら氷水を加えて
好みの濃さに調整して楽しみます。
ひと晩置くだけで手軽に本格的なおいしさが楽しめ忙しい時にも活躍します。

濃いめ、薄めと、好みで変えられるのも便利ですね。

新茶の茶葉は料理に活躍を。

おいしい新茶はお茶を楽しむ以外にも、お茶漬けはもちろん、
やわらかくて風味がいい新茶の茶葉は料理やお茶に使って楽しめます。

すり鉢などですって天ぷらの衣に混ぜれば、風味のいい天ぷらに。
パウンドケーキやクッキー生地に混ぜるなど、お菓子づくりにも活躍します。

日本茶カフェで教えてもらった新茶ごはんをご紹介しましょう。

洗ったお米に昆布と茶葉(1合に対して茶葉大さじ1)を入れて
ふつうの水加減で炊くだけで風味豊かな新茶ごはんが楽しめます。

出がらしの茶葉はどうしていますか?
軽く絞って乾煎りしてさらに水分を飛ばし、じゃこや桜海老、
梅干しなどと合わせてふりかけ風にすれば、
おいしいごはんのおともになります。

また、茶葉のもつ抗菌、消臭効果を家のお掃除にも役立てましょう。

玄関のたたきやベランダに茶がらをまいてほうきではきます。
茶がらがチリを吸着してほこりが立ちにくいのできれいにおそうじができます。

フライパンを火にかけて炒ると、気になるキッチンの臭い消しにも役立ちますよ。

まとめ

八十八夜の新茶のお話、いかがでしたか?

八十八夜の時期の新茶は、一年にいちどの、この時期ならではの
香りや味が楽しめます。

忙しいママも、子どもが学校へ行ってる時間、日曜日のひととき、
少しだけゆったり気分で、ほっこりした時間をぜひ楽しんでくださいね。

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