昔ながらの、日本の暮らしまわりの道具が見直されています。
そのなかのひとつが竹のかごや、ざるなど。
竹の道具の歴史は縄文時代にまでさかのぼると言われています。
籠(かご)、箆(へら)、箸(はし)など、
身近な暮らしの道具の漢字には、竹冠が多いことからも
竹製品は生活道具のルーツなのがよくわかりますよね。
竹かごは、キッチンで使うのはもちろん、お弁当箱に、
収納や花いけとしてインテリアに、
お出かけのかごバッグにと、さまざまに活躍。
その使い勝手のよさや、シンプルなデザインの美しさに魅かれて
おしゃれな人たちの定番になっています。
近ごろはシンプルながらもモダンで、今の暮らしに合わせやすく、
使いやすいデザインのものも増えています。
気になる竹かごの魅力、探ってみました!
Contents
竹かごやざる、竹製品にはこんな魅力が!
ZUTTO公式ホームページ
https://www.zutto.co.jp
竹かごは軽くて丈夫。
竹を薄く裂いてひご状にして組むかごは、とても軽く、持ち運びがラクチン。
華奢に見えるものも、伝統的な編み方でしっかり補強をして編んでいるので
丈夫です。
伝統的な編み目、シンプルなデザインが美しい。
繊細な手仕事が魅力の日本の竹製品は、日用品としての道具だけではなく、
伝統工芸品としても発達してきました。
竹はしなりやすく、細かな細工がききやすいので、使いやすい形に仕上げることができます。
あじろ編み、六つ目編み、櫛目編み、やたら編み、亀甲編みなど、
編み方が多様にあり、細かな細工がとても美しい。
ざる編み、ゴザ目編みと呼ばれる編み方。
古い編み方のひとつ、六ツ目編み。
頑丈なあじろ編み。あじろ編みのなかに、さらに、
花あじろ、四方あじろなどの編み方がある。
みんげいおくむら公式ホームページ
http://www.mingei-okumura.com
ナチュラルな質感や手ざわりにほっとする。
竹は切っても切っても生えてくる、成長の早いエコな素材。
インテリアなどに取り入れると、プラスティックにはない
あたたかみが感じられます。
軽やかで涼し気。
見た目がとても涼しそうなので、夏のインテリアや
食卓にも爽やかさを運びます。
ZUTTO公式ホームページ
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通気性がよく、防腐効果も。
蒸れにくく、余分な水分をとってくれるから
夏のお弁当箱にもおすすめです。
竹虎 公式ホームページ
https://www.taketora.co.jp
使い込むほどに、あめ色のいい風合いに。
毎日どんどん使っていくうちにいい色になって
手にさらになじみやすくなり、ますます手放せなくなります。
Rakuten on la CRU.公式ホームページ
https://www.rakuten.co.jp/on-la-cru/
手入れがラクチン。
竹製品の手入れの基本は簡単。
水まわりで使うざるなどは、使用後にすぐ水洗いをし
水気をしっかり切って、風通しのいい日陰でしっかり乾かします。
洗剤は使いません。
水まわり以外で使うかごは、できるだけ水気は避けて、
ほこりや汚れなどは乾いた柔らかい布などでふきとります。
湿気には弱く、カビが生えやすいので、保管は乾燥した場所に置くのがおすすめ。
とくに梅雨時期は湿気が溜まりやすい時。
保管する場合は低い位置よりも、高い場所へ。
また、竹は糖分を含んでいるため虫が発生することがあります。
これは昔ながらの製法で薬品処理をしていないから。
白い粉が出た時は、その部分に60℃以上のお湯をかけて熱処理して
様子をみることを、メーカーはアドバイスしています。
いろんなシーンで大活躍の竹かご。
水切り、収納、お出かけバッグetc……。
大切に使えば、一生使えるほど、とても長く愛用できる竹かご。
使い方アイデアをちょっとご紹介!
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Rakuten on la CRU.公式ホームページ
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洗った野菜や食器の水切りだけでなく、
ストック野菜を保存したり、
毎日何度も出し入れするお湯のみやお茶碗などをしまっておくのにも便利。
トレイ代わりにしてコーヒーセットをスタンバイさせておくのもおしゃれ。
大宮竹材工芸公式ホームページ
http://bamboo-works.com
米とぎ用として昔から使われてきた竹のざる。
通常の竹かごは竹の表皮が外側になるように編まれていますが、
こちらの米とぎ用のざるは、手やお米を傷つけないように、
竹の表皮が内側になるように編みこまれています。
竹の表皮は水をはじきやすいので、カビや汚れがつきにくいという利点も。
暮らしの竹かご屋 市川商店公式ホームページ
http://takekagoya.com
買い物かごとしてはもちろん、たっぷり入るから、
ピクニックなどにも持っていきたい。
部屋に置いてひざ掛けを入れたり、ピローケースや
パジャマなどの寝具セットを入れておいてもいいですよね。
大宮竹材工芸公式ホームページ
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竹のお弁当箱は、お弁当を入れる以外にも、
カトラリーやハンカチ、お裁縫道具やハガキなど、
小物の収納にするのもおすすめです。
cotogoto公式ホームページ
http://www.cotogoto.jp
テーブルに竹ざるや竹かごをプラスしただけで、
軽やかで涼しそうな雰囲気になりますね。
ざるそばやおそうめんをはじめ、アツアツ揚げたての天ぷらを盛ったり、
パンをのせたり、ケーキクーラーなど、洋のものにもマッチします。
大宮竹材工芸公式ホームページ
http://bamboo-works.com
フルーツかごやパンかごなどに使うのはもちろん、
なかにガラスの落としや、背の低い花びんを入れて、
千利休のように花かごとして使うのも素敵。
竹かごは、和のお花も、洋のお花もどちらにも似合います。
背の低めのかごなら、流行りの苔玉を入れて飾ってもかわいいですよ。
ZUTTO公式ホームページ
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リビングに置いて読みかけの雑誌や新聞などを入れておくのにもぴったり。
みんげいおくむら公式ホームページ
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通気性がいいのでTシャツ類を収納したり、
お風呂場の脱衣かごにもおすすめ。
モダンな竹製品を探すなら、ここ、公長齋小菅へ。
京都にある、1898年創業の老舗、公長齋小菅(こうちょうさいこすが)には、
うっとりする美しい伝統工芸品の竹製品とともに、
一点一点、職人のていねいな手作業による、
普段づかいの竹製品が豊富に揃っています。
デザイナーとのコラボ商品なども楽しく、
シンプルなデザインながらも、今の暮らしに心地よくフィットするものが
きっと見つかります。
家具デザイナー、小泉誠氏をコラボレートした“minotake”シリーズ。
しなりやすい竹の特性をいかした、
瓶の底にきれいにフィットする三角べら。
残りのジャムやバターがきれいに使い切れます。
小さな米粒もつまめるほどの細い箸先は、
細い細工ができる竹の箸ならでは。
竹の箸はロングセラーの人気商品です。
水を入れるガラスの落としと、竹を合わせた
モダンな花入れ。
公長齋小菅公式ホームページ
http://www.kohchosai.co.jp
竹かごの、四角いものなら、ここ、おじろ角物店をチェック!
定番の角物。
四角形で、胴と蓋、持ち手を別々に組む、火曲げという技法で作られている
角もの(カクモノ)の竹かごをつくる、おじろ角物店の竹かご。
竹かごのなかでもとくに、底が四角い形は、収納や、
インテリアに取り入れるのには、
使い勝手がとてもいいデザインで、おすすめです。
ものが収まりやすくてたっぷり入り、出し入れがスムーズ。
コーナーなどにもすっきり収まりやすいですよね。
持ち運びが便利な持ち手付きのものは、
こんな風にお盆のように使うのもおしゃれ!
タオル入れに使ったりするのにも使いやすく、
収納した姿も、シンプルできれい。
持ち手付き、蓋付きは食べものを運ぶ時にもぴったり。
ケーキを運ぶのにも収まりがよくていいですよね。
おじろ角もの店公式ホームページ
http://haco-f.com
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