出産内祝いのマナー~準備の進め方・こんなときどうする?・人気のお返しは?

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出産の喜びもつかの間、内祝いをどうしようと悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いつ頃までに、いくらくらいのものを贈ればいいのかなどの出産内祝いのマナーや、イレギュラーな場合の「こんなときどうする?」にお答えします。

また、人気のお返しもご紹介していきたいと思います

1.出産内祝い準備の進め方

出産後に出産内祝いの準備を一から全てをやろうとすると、育児に追われてなかなか思うようにできないこともありますので、出産前からの準備が大切です。

妊娠8~9ヶ月頃まで

お祝いを頂くかもしれない方の送り先を、年賀状などを元に整理します。
また、内祝いのカタログの取り寄せや、ネットで出産内祝いのマナーなどについて調べましょう。
遠方の方からお祝いを頂く可能性のある方は、その地方独特のマナーなどがないかも調べておくと安心です。
出産近くになると、帰省や入院準備などで忙しくなりますので、早めに準備を始めていきましょう。

ご出産!おめでとうございます!!

出産1週間~1ヶ月

出産祝いが届き始める期間です。
お返しもれがないように、いただいた方のリストを作りましょう。
先様の名前、頂いた品物、日にち、金額、贈るものなどをリストアップしておきます。(出産内祝いのカタログにリストが付いている場合があるので、確認してみてくださいね)
頂いた日から3日以内に手紙、電話、メールなどでまずは一言お礼を伝え、それぞれの方に合わせた物を、1ヶ月以内を目安に贈りましょう

2.出産内祝いのマナー違反とは

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出産祝いよりも高価、または、とても安価なものを贈る

出産内祝いの予算は、出産祝いの半額~3分の1程が目安なので、その範囲内で贈るようにしましょう。
目上の方や高額なものをいただいた場合のお返しは3分の1程がいいようです。

品物のみで、カードやお礼状を入れない

赤ちゃんの名前や写真などを入れたメッセージカードに感謝の気持ちを書いて出産内祝いと共に贈りましょう。

のしや包装がない物を贈る

親しい方にも、必ず蝶結びののしを付けて贈りましょう。
出産内祝いには、贈答品に直接のしをかける内のしが控えめでいいとされています。
のしの表書きは、水引の上に「内祝い」か「出産内祝い」、下には赤ちゃんの名前をふりがな付きで書きます。

出産内祝いは、お祝いをいただいてから1ヵ月以内に贈る

出産内祝いは、お祝いを頂いてから1ヶ月以内に贈るようにしましょう。
遅れる場合には、先に一言連絡するか、遅れてしまった理由を書き添えて贈るといいかもしれません。

3.出産内祝い!こんなときどうすればいいの??

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先様が喪中の場合

四十九日を過ぎてから、「御礼」ののしを付けて贈りましょう。(「祝」という文字は使わないようにしてください。)
もし、遅れることが気になる場合には、お礼状だけ先に出し、御礼の品は四十九日を過ぎてから贈らせていただく旨を伝えると安心です。
現代の出産内祝いの品はタブーがないといわれていますが、喪中の方へはできるだけ配慮をし、緑茶や刃物、白いハンカチなどは贈らないようにしましょう。

「お返しはいらない」と言われたら

自分の両親であれば甘えましょう。
義理の両親であれば、ご主人と相談して決めましょう。
近しい親戚の方であれば、ご主人や両親と相談の上、決めてください。
内祝いを贈らない場合もお礼状は出し、会いにいける方には、落ち着いた頃に手土産を持って子ども連れで挨拶にいくと喜ばれます。
両親には、品物の代わりにミニアルバムを贈るのも喜ばれますよ。

不妊の友人へはどうしたらいいの?

不妊の事実を知っていても知らなくても、結婚されてお子さんのいない方へはより配慮したものを贈りましょう。
写真や名入れギフトなどいかにも出産内祝いというものは避け、食品や日用品、スキンケア商品など先様の好みに合わせた実用品を贈りましょう。
また、「抱っこしてあげてね」「報告待っているね」など不快に思われかねないことは書かないように気をつけてください。

出産祝いに金額の分からないものをもらったら

花束やおもちゃなど小額のものであれば、1000~2000円程のものを贈るか、お礼状で感謝の気持ちを伝えましょう。

連名でいただいたら

頂いた半額程の、みんなで分けられるようなお菓子がおすすめです。
一人ひとりに贈りたい場合は、半額を人数で割った金額のものを贈ってください。

4.喜ばれる人気の出産内祝い~お返しにピッタリ

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スイーツや食品

親戚の方や目上の方、友人でも、普段自分では買わないような、量よりも質を重視したお取り寄せスイーツや食品が嬉しかったという声が多いようです。





タオル

食品の次に選ばれることの多いのがタオルです。
若い方は、上質なタオルであれば喜ばれる方は多いようですが、ご年配の方は、今までもらってきているので今更いらないと思われる方もいるようです。



カタログギフト

好みが分からないからカタログギフトをと思いがちですが、あまり高額でないカタログの場合には欲しい物が少ないので、食品などの方がいいと思われる方が多いようです。



名入れギフト

両親や祖父母など、家族や近しい親戚は記念になるので喜ばれる方が多いようですが、その他の方へは避けたほうがいいようです。

まとめ

物を贈るって難しいですよね。
誰もが100%喜んでくれる品物はないのかもしれませんが、先様の家族構成やライフスタイルなどを考慮しながら、感謝の気持ちを込めて贈ってください。
そうすればきっと、みなさんに喜んでもらえるベストな内祝いになるのではないでしょうか。
育児で忙しい中大変ですが、頑張って選んでくださいね。

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