妊活を始めてから1年経っても赤ちゃんができなかった30歳。
はじめての不妊治療専門病院で血液検査をして2週間後結果を聞きに行ったら・・・。
クラミジア感染の結果が出たため、まずはクラミジアの治療をし、
次に卵管につまりがないかの卵管造影検査を受けることになりました。
痛いと噂の卵管造影検査は意外なほど痛くありませんでした。
ありがたいことにつまりがなかったからでしょう。
でも、そのあとFSHよりLHが高いホルモン逆転が発覚!
医者から「排卵しにくり子宮」と言われてしまい大ショックでした。
今回は、クラミジアに感染している(していた)と知った時から、不妊の原因が私にあるという事実を突きつけられたところまでをお話しします。
1. 血液検査の結果
最初の診察の2週間後、血液検査の結果を聞きに病院へ行きました。
私は心のどこかで「自分の体に問題があるはずが無い」、とたかをくくっていたのですが、先生から告げられた結果はクラミジア感染有というものでした。
聞いた瞬間、「クラミジア??ってなんだっけ?」という「?」マークが浮かび、すぐには反応できませんでしたが、すぐに性病だと気付きました。
先生が言うには、今現在感染していても、過去に感染したことがある場合は数値が残ってしまっており検査でひっかかることが多いというものでした。
私の場合、いつ感染したか分からなかったため、完全に疑いを無くすために2週間薬を飲むことになりました。
2. クラミジアの怖さ
クラミジアは皆さんも聞いたことがあると思います。
性行為をしたことがある人ならば誰しも感染する可能性がある性病なのですが、そのクラミジアは不妊の原因にもなると言われています。
しかも、女性の場合は自覚症状が無い場合が多く、多くの女性は自分が感染していることにも気付かず何年も経ってしまう可能性があるということです。
年数が経つほど卵管の詰まりや癒着に繋がる可能性が高くなるため、少しでも違和感を感じたら病院で受診することをお勧めします。
そして、その2週間後、病院で数値が陰性になったのを確認してクラミジアの治療は終了しました。
ただ、クラミジアによる卵管の詰まりの有無に関しては、卵管造影検査という検査をしなければならず、また改めて予約をとることになりました。
最後にその日は高温期用の血液検査を受けて終了しました。
3. 恐れていた卵管造影検査
2週間後、卵管造影検査を受けるためと前回の血液検査の結果を聞きに行きました。
卵管造影検査とは、子宮内に造影液を注入し、卵管から卵巣へ液を送ることで、卵管に詰まりが無いかを見るものです。検査を受けた人の中にはかなりの痛みを感じる方もいるという恐怖の検査です。
そして検査当日、先生の「はい、始めます」の声で液が入ってくるのが分かった後、軽い生理痛のような痛みがありました。先生が「半分入りましたよ。あと半分いれますね」と言った後、痛みに身構えた時に「はい、終わりましたよ」の声。
なんと私は奇跡的に痛みを感じることなく検査を終えることが出来たのです。
結果はその日すぐに分かり、レントゲンを見ながら結果を説明してくれました。
幸い、卵管の詰まりもなく子宮から卵巣までしっかりと液が行き渡っているのが見えました。詰まりが無かった分痛みを感じなかったのだと思います。
これでクラミジアの影響についてはひとまず心配ないということになります。
4. ホルモン値の逆転
安心したのもつかの間、前回受けた血液検査の結果でホルモン値が逆転していることが分かりました。
その検査で分かるホルモン値にはLH(黄体化ホルモン)とFSH(卵巣刺激ホルモン)があり、通常は、LH<FSHとなっていて正常に排卵しているということが分かるのですが、私の場合その数値が逆転したのです。つまりLH>FSHということです。
数値が逆転すると多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の疑いがあり、私も医師から、「排卵しにくい子宮だね」と言われてしまいました。
5. まさか自分に問題があると思わなかった
まさか、自分の体に問題があるなんて少しも思っていなかったのですごくショックでした。
しかし、落ち着いて考えてみると原因が分かった以上はそれをクリアすれば妊娠できるのだ、という新たな希望が見えてきました。
一刻も早く不妊治療を始めたいと思っていたのに、初めての通院から最後の血液検査の結果が出るまで約2か月もかかってしまいました。
当時、30歳になったばかりでしたが、結婚して2年待たずにもっと早く病院に来れば良かったと後悔しました。
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