イマドキ高校生のお年玉相場って?

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年々ハロウィンが派手になって、

仮装や配るお菓子にもお金がかかるなぁ…と思っていたら、

あっという間に街中クリスマス一色ですね。

気づけば12月はもう目の前!

お中元やお歳暮は、なんとなくスルーしているご家庭でも、

子どもが大きくなってサンタさんが来なくなったご家庭でも、

子どもへのお年玉は避けて通れません。

小学生のころは1,000円でよかったものが、

高校生ともなるといくらくらいが相場なのでしょう?

気になるのでちょっと調べてみました。


1・そもそもお年玉って?

自分が子供のころ、当たり前のようにもらっていたお年玉。

いったい、いつごろからあるのでしょう?

辞書をひくと、お年玉とは

【新年の祝いに子どもなどにおくるお金や品物】とあります。

いつごろからかというと、

『21世紀こども百科 もののはじまり館(小学館発行)』

を見てみると、明治時代からお金をあげるようになったとのこと。

もとは、年長者が新年のお祝いに、鏡もちを割って与えたり、

品物をおくったりしていたものが始まりのようです。

最近は、お盆玉なんていうのも出てきてますよね。

子どもの誕生日によっては子どもの日、お盆、クリスマスなどと

連続してしまうので、相場を知っておきたい(出費を抑えたい?)ところです。

2・ズバリ、高校生はお年玉を〇〇円もらってる!

金融広報中央委員会というところが、

「子どものくらしとお金に関する調査」というものを行っています。

2015年度調査(第3回)での、高校生の調査結果を見てみました。

 Q、今年お年玉をもらいましたか

もらった・・・・・・・・・・96.4%

もらわなかった・・・・・・・ 3.3%

やっぱり、9割以上の高校生がお年玉をもらってるんですね。

では気になる相場はいくらでしょう?

Q、もらったと答えた人、その金額は?

3,000円
未満
3,000~5,000円
未満
5,000~10,000円
未満
10,000~50,000円
未満
50,000~70,000円
未満
70,000円
以上
合計額 0.5 1.2 5.2 64.7 13.2 5.8
内訳
6.9 14.8 28.1 15.9 0.5 0.5
祖父母 2.4 10.1 36.4 38.1 1.1 1.1
しんせき 3.3 13.9 33.1 27.9 1.6 0.9
その他 4.9 7.9 11.8 6.1 0.3 0.4


70,000万円以上もあげている親が0.5%、

親からは[5,000~10,000円未満]

というのがもっとも多く、約28%を占めています。

小学校時代の1,000円との差別化などで、

中学生のころにすでに5,000円あげている家庭では、

高校生になったから10,000円に値段を上げているのかもしれませんね。

70,000万円以上あげている祖父母が1.1%

いるのにも驚きです。

(少なく見積もっても、どちらかの祖父母から35,000円以上!?)

ちなみに、もらったお年玉をどうしているか、という設問には、

[銀行や郵便局などに貯蓄(預金や貯金)する]48.1%でトップでした。

イマドキの高校生、意外に堅実なんですね。

でも僅差で、[おこづかいで不足する部分にあてる]という回答も44.5%でした。

これは複数回答ですので、少し使って残りは貯金、という様子が見えてきます。

3・イマドキの高校生ってお金を何に使ってるの?

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毎月のおこづかいも目に見える現金ですが、お年玉となると額が違います。

何カ月分ものおこづかいに相当する現金を、

元旦や三が日だけで手にすることができてしまうのですから。

前出の表を見ると、親以外に祖父母や親せきからもらった分を合わせて、
合計額が10,000~50,000円未満の高校生が約65%に上っています。

小学生のころは、もらったお年玉の一部を親が

管理していたという家庭も多いのではと思います。

全額管理している家庭も、逆に全額子どもに渡しているという家庭もあったかもしれませんね。

さすがに高校生ともなると、親が預かるといっても聞かないでしょう。

ちゃんと使ってくれればよいのですが…。

この調査では、お年玉に限らずですが、

おこづかいの使い道についてもアンケートを取っていました。

使い道の第1位はなんだと思いますか? マンガ? 参考書?

第1位[友達との外食・軽食代]でした!

第2位[おやつなどの飲食物]

部活や塾帰りのコンビニで友達と買って食べるといったところでしょうか。

育ち盛りはお弁当だけでは足りず、

友達と何か食べながら帰るのも楽しい時間なのでしょうね。

4・見えないお金が増えた今、注意したいこと

私が子どもを通じて知り合った友人は、

自営業で大家族の家庭に嫁いでいました。

彼女は自分の子どもにもらったお年玉を、

それこそ幼稚園に入るか入らないかくらいのころからポチ袋のままタンスに保管していて、

就職する歳になったら渡すというのです!

「自営業だからこそ、子どものころ、どれだけ周りの人が自分にお年玉をくれたのか、

そしてお金の大切さを手に取って実感してほしい」

という考えなのだそう。

聞いたときは、すごくいい!と思いましたが、数年経った今もまねできずにいます。

考えてみると、最近は現金をやりとりしなくても買い物ができ

電車にも乗れるようになりました。

プリペイドカード電子マネーなどが増え、チャージはしますが、

使う際には金額に実感の沸かないシステムが増えています。

大人でも給与は銀行振り込み、光熱費も携帯電話代も引き落とし…となると、

残高不足にならない限り、何にいくら使ったか、あまりピンと来ないでしょう。

高校生が電子マネーや携帯ウォレット、クレジットカードを使ってバンバン買い物、

なんてことはあまりないと思いますが、私も子どもに便利だからと小児PASMOを持たせています。

子どもが見えないお金に慣れてしまうのは親としてはちょっと不安です

極端な例ですが、以前見たテレビ番組のものを値段順に並べるというクイズで、

ある大女優さんが一般的なサイズのお醤油を「これは2,000円くらいかな?」

と答えて共演者に驚かれるというシーンを見たことがあります。

大金を持ち歩くのは危険ですが、できることなら現金で買い物をしてものの値段を知ったり、

自分が使った金額を実感したりすることは生きる勉強ですよね。

5・まとめ

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高校生に限らず子どもにとってお年玉は、ある程度の大金を実際に見て、

触ることのできる機会と言えるのではないでしょうか。

それで欲しいものを買って、あとにいくら残るか、どれくらい次の目標のために残すか、

自分で考えてみることは意外と単純でも貴重な経験かもしれません。

来年のお正月は、お年玉の相場を押さえつつ、

ゆっくり子どもとお金の話しをしてみるのはいかかでしょう?

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