家計の出費を抑えるため苦労しているのにオトコから見たら「ケチ臭い」と思われている。
あるいは夫との金銭感覚の違いが原因で「ケチ臭い」と思われている。
良かれと思ってやっていることが夫から煙たがられていた何てことにもなりかねません。
そこで、世の中の夫に聞いてみました。妻に「ケチ臭い」と感じるときはこんな時です。
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ドケチ!妻からもらう小遣いが少ない
・「小遣いが月1万。携帯代と会社の飲み会でほぼゼロになってしまう。せめて人並みの2~3万にしてほしい」
・「月5000円。小遣いが圧倒的に足りない。職場の人にも同情されているレベル。」 |
夫の収入やら仕事の環境やら、何を小遣いから出すのか…などにもよりますが、一般的には収入の1割と言われているようです。
何か目的があり、夫も納得した上で小遣いが少ないのであれば仕方がないかと思います。
しかし漠然と「家計のため」という理由で小遣いが少なくすると、夫の働くモチベーションも下がり昇給が減ったりと。
家計のためのはずが、長い目で見たら家計にもマイナスと、笑えない状況が発生しかねませんよ?
妻が1円をケチる
・「遠くても1円でも安いスーパーで買い物をする。」
・「家計簿と持ち金に1円でも差が出ると、どこかに1円が落ちていないか家中探すよう指示される。」 |
お金の管理がしっかりしている妻は、夫からしても安心です。
しかし「1円のために」片道プラス10分かけて安いスーパーに行くとか、明らかに時間と節約できるお金のバランスがおかしいのでは、と夫は考えてしまうものです。
その20分を妻の趣味に使ってもらって、ストレスを発散してもらった方が、家庭のためにはプラスになる場合だってあるんじゃないかと思った次第です。
妻が電気代をケチる
・「テレビを見ていないときはコンセントを抜かれる。」
・「ドライヤー使用禁止。」 |
コンセントを抜くのは待機電力抑止の面で非常に効果があります。
しかし待機電力って家庭の場合、使用電力の約5%と言われています。
しかも待機電力5%の内、インターホンなど待機電力をゼロにする訳にいかないものが約50%ですので、努力で減らせる待機電力はおおよそ2~3%。オトコから見ると、それだけの苦労をしてそれだけの効果?と妻に言いたくなってしまいます。
リモコンでテレビつけたいですよ…。
ドライヤー使用禁止は、逆に風邪引いて薬代やら医療費やらかかるでしょ、なんて思ってしまいます。
レジ袋等を必要以上に貯める妻は間違いなくケチだよね
・「買い物のレジ袋を律儀にたたんで保管している。流しの下いっぱいに。」
・「デパートの紙袋を溜め込んでいる。」 |
レジ袋の有料化が進んだ現在となっては貴重なレジ袋。
捨てずに保管する気持ちは分かりますが、流しの下いっぱいに保管するのは、保管する量と消費する量のバランスが明らかに取れていないでしょう。
その空間があれば他にできることがあるのでは?とオトコは妻に思ってしまいます。
デパートの紙袋だってそんなに使う機会は無いはず。
ホコリを被っていたりして、本当に必要な時には使い物にならないんじゃないかな?
妻よ…
だったら必要な時に買えばいいじゃないですか。
試供品はとりあえず全部もらう。ちょっと恥ずかしい妻のケチ
・「ドラッグストアに置いてある化粧品とかの試供品を全種類もらってくる。でも大して使わないのでゴミが増えるだけ。」
・「無料のお試し品に応募しまっくっている。その影響でダイレクトメールや(購入案内の)電話がよく来て、いい迷惑。」 |
必要以上に試供品をガメたり(オトコ目線ではそう見えています)、タダだからという理由でお試しサンプルをもらったりという行為は、ケチ臭いのに加えて節操が無いように見えてしまいます。
また、確かにタダより安いものはありませんが、ゴミ捨てや案内電話の応対といった部分で余計な労力を使っていて、オトコ目線ではむしろ高くついている気がします。
試供品にしても無料のお試し品にしても、絶対にダメと言う訳ではありません。
妻には必要なものを厳選して欲しいと思っていますよ。
これはケチ臭い!ホテルのアメニティを持ち帰る妻
・「ホテルの使い捨て品を持ち帰る。」
・「宿泊先のアメニティを全部持ち帰る。普段シャンプーハットなんて使わないのに、持ち帰ってどうするんだと疑問に思う。」 |
1回限りの使い捨て品、使いきり品に関しては、持ち帰っても窃盗罪等に問われる可能性は無いと言って良いでしょう。
しかし法的には「シロ」でもオトコ目線ではケチ臭い、節操が無いように見えてしまいます(試供品や無料サンプルと同じですね)。
必要なものだけ持って帰るのであれば「節約家な妻」と、オトコ目線でもむしろ好印象に映ります。
大量に持っているポイントカード。これもケチ妻?
・「ポイントカードでパンパンに膨らんだ妻の財布を見たとき。」 |
全ての店のポイントカードを持っていると、必要な時にお店のポイントカードを見つけるのに時間がかかって、時間的なロスが多いんじゃないかな、と思ったりしてしまいます。
オトコの場合は、ポイントカードをそもそも持たない、持ってもよく行く1~2店舗分のポイントカードしか持たないという人も多いかと思います。
筆者の場合は、常に200円offになる床屋のポイントカード、近所のガソリンスタンドのポイントカード(5円/リットル+特典つき)の2つだけは財布に入れています。
度を越したケチ!家電量販店で執拗に値切る妻
・「何十分も店員と値切り交渉をしているのを見たとき。」 |
値切りも買い物の内とは言うものの、目標金額があるのであればともかく、度を超えた値切り交渉は時間対効果の面でも効率が悪いようにオトコ目線では感じてしまいます。
また節操も無く見えて、一緒にいるこちらが恥ずかしくなったりするものです。
これはヤメテ~妻が交際費をケチる
・「支出を抑えるために親戚との食事会に行かない。」
・「飲み物代がかかるからという理由で友人にも会わない。」 |
人間は一人で生きていけない生き物ですから、親戚や友人との交流は必要というのがオトコ目線です。
周囲が金持ちばかりで食事会が1回10万とかならともかく、身の丈に合った交際費であれば交流を深めるべきというのがオトコ目線です。
先行投資は言い過ぎかも知れませんが、まあそんな感じです。
一緒にいたくないレベルのドケチ妻。パンの耳や野菜くずをもらう
・「初めて行ったパン屋でパンの耳を分けてもらえないか聞く。」
・「キャベツ売り場の横に置いてある野菜くず入れの葉っぱを拾って袋に入れている姿を見たときはドン引きした。」 |
オトコ目線では単に「その場に一緒にいることが恥ずかしい」と感じるだけです。
逆に言うとそれだけですので、夫がいないときであれば問題ないかと思います。
さいごに
本記事ではオトコ目線で妻がケチ臭いと感じる場面を紹介しました。
夫が妻にケチ臭いと感じる場面を分類すると次の4つになるでしょう。
・時間対効果が悪いと感じる場面 – 一円をケチる、電気代をケチる、家電量販店での値切り、ポイントカード・節操が無いと感じる場面 – 試供品をもらう、アメニティをもらう、パンの耳をもらう・やり過ぎと感じる場面 – レジ袋を貯めこむ・長い目で見たら損と感じる場面 – 小遣いをケチる、交際費をケチる |
いずれにも共通して言えているのは、支出を抑えているつもりが、夫の視点からはむしろ損と感じる場合に「ケチ臭い」と思われているという点です。
夫が何も言ってこないから大丈夫?
夫が「妻に直して欲しいと言う事自体、時間対効果が悪い(言うだけムダ)」と悟っているだけかも…。
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