婚活マニア
一緒にお昼やお茶をする女友達は10人程いるのに、恋愛に発展しない。結婚相手は婚活で見つける(2回)。
日本でバレンタインと言えば、女性から男性にチョコレートを贈るイベントと言って否定する人はいないでしょう。
チョコレートを用意して、きれいにラッピングして、バレンタイン当日、男性にプレゼント。
結構手間ひまかけてプレゼントしたのに、男性の反応は今ひとつ。
実はバレンタインと言えども、義理チョコならいらないと思っている男性が急増しています。
義理チョコならいらないと考える背景には、男性の草食化・省力化が大きく関係していることが分かりました。
本記事では、義理チョコに対する男性の考えを紐解いていきます。
Contents
何と、バレンタインの義理チョコがいらない男性は7割!
男性(20代~40代)100人にアンケートを取りました。
Q1. 職場の同僚が海外旅行。そのお土産にチョコレート1包みもらったら嬉しい?
Yes … 89%
No … 11%
圧倒的に嬉しいと思う男性が多いです。
後日、同じ母集団に対し質問をしました。
Q2. 職場の同僚からバレンタインで義理チョコをもらったら嬉しい?
Yes … 62%
No … 38%
Q1の結果と比較して、嬉しいと思う人が一気に減りました。
Q1はお返し等、全く気を遣う必要が無いプレゼントを想定しての質問です。
ここでNoと答えた方は、チョコレートが嫌いとか、ミニマリスト(最小限の物しか持たない生活スタイルをする人)か、親しい人がチョコレートに殺された等、バレンタインに関わらずチョコレートのプレゼントは嬉しくない人です。但し少数派です。
Q2の結果を見ると、義理チョコをもらったら嬉しいと思う男性が3分の2弱です。
義理チョコをばらまく(失礼^^;)場合、3分の2の殿方には嬉しいと思われ、3分の1の男には嬉しくないと思われます。
Q3. バレンタインで義理チョコならいらない?
Yes … 70%
No … 30%
本記事のタイトル、ズバリの質問です。
結果、義理チョコならいらないとの回答が7割となりました。
義理チョコいらない男性が『急増中』と言ってもおかしくない数字でしょう。
バレンタインで義理チョコはいらないと思うのは「めんどう」「草食化」
アンケートで義理チョコならいらないと回答した方の意見を紹介します。
プレゼントはいらない
・「本命チョコもいらないし、義理チョコもいらない。気持ちは言葉や行動であらわせばいいし、プレゼントなんて手間やお金のムダ。」
・「義理チョコはお互いに面倒だしお金がかかるだけの儀式。無駄だと思う。」 |
いらない男性急上昇の原因となる意見ではないでしょうか。
男性の立場からすると、プレゼントはとてもめんどくさいものです。
だったら女性も義理チョコでめんどくさい思いをしているでしょ、という「めんどう」の気持ちが全面に出ている意見です。
よく言えば冷静でで効率主義な意見ですが、悪く言えばどこか冷めた考えです。
良し悪しはともかくとして、
このような男性の意見が勢力を増やした結果、バレンタインに義理チョコはいらないと考える男性が急増しています。
お返しがめんどくさい
・「ホワイトデーのお返しのことを考えるとめんどくさいから、義理チョコをもらっても素直に喜べない。」
・「3倍返しが定説になっていて、同じプレゼントなのに男女不平等。」 |
3倍返しが今でも定説なのかはさておき、義理チョコ「だけ」で済むなら嬉しいけど、ホワイトデーまでセットで考えると『うーん』となる意見です。
お返しの準備がめんどくさいという、典型的な「めんどう」の気持ちです。
以前はチョコがもらえることが男のステータスにもなっていたのですが、今ではチョコレートの数を競う人も見かけなくなり、単にお返しのことを考えなければいけない「めんどくささ」だけが残るイベントになってしまったのが、バレンタインに義理チョコはいらないと考える男性が急増した要因です。
チョコレートが好きではない
・「甘いもの全般が苦手なので、チョコレートはいらない。甘いものじゃなければ嬉しいかも。」
・「いらない。チョコレートを食べると顔に吹き出物ができるから。」 |
簡単に言えば「嫌いな物をもらっても嬉しくない」。
結論として、このケースは仕方がないでしょう。
所詮(?)義理チョコですから、相手の好みをこと細かく把握した上で義理チョコを配布するなんて無いでしょう。
保険のお姉さまが2月にチョコレートを配っていますが、あれだって相手がチョコレート苦手かどうかなんて全く気にせずばら撒いているでしょう(でも貰えると嬉しいのが男の性…)。
でも個人的には消え物(食べ物)のプレゼントなんだし、ありがたくもらっておけば女性も嫌な気持ちにならないのに、と。
「草食化」かなのでしょうか?
義理チョコなのか本命チョコなのか判断に困る
・「本命チョコなら恋愛のきっかけになりそうだから嬉しい。でももらったチョコレートが本命なのか義理なのか分からないとどうしたらいいか困る。」 |
もらったチョコレートが義理チョコなのか本命チョコか、判断に困るからバレンタインにチョコレートはいらないとの意見ですね。
そんなもん、「本命チョコだと思って告白したら義理チョコだった」みたいな失敗を重ねて分かるようになるものだと思います。
この手間が「めんどう」なのでしょう。
それに、本命でも義理でもいいやん。
バレンタインなんてきっかけなんだから。
キニナル女性からチョコレートもらったのであれば、「チョコレートありがとう、お礼に今度食事でもどう?」ぐらいの展開に持っていけばいいと思うのは筆者だけでしょうか。
「草食化」の影響なのでしょうか。
嫁・彼女に色々言われてつらい
・「義理チョコ、自分では食べないので嫁に横流ししているのですが、嫁から『バレンタインのお返ししなくていいの?』とフォローされる。お返しとかめんどくさいから用意したくないんだけど、渋々用意している。」
・「義理チョコ貰えなかったらもらえなかったで彼女に『チョコもらえなかったの?』と言われ、もらえたらもらえたで嫉妬される。どちらにしても幸せになれない。」 |
男が義理チョコをくれた女性とパートナー(嫁・彼女)の板ばさみに遭遇する、可愛そうなパターンです。
これは男の「めんどう」という思考よりも、「めんどう」に巻き込まれてしまっています。
ただ、バレンタインにチョコレートを配ることは、日本では文化になっていると言っても過言ではありません。
この文化がある今の世の中、義理チョコを配る人は悪くないので、この意見はあまり気にしなくても良いでしょう。
義理チョコに代わるものは、ズバリ『手紙』!
義理チョコはいらない男性が急増している背景は先に紹介したとおりです。
しかし義理チョコとは言え、男を釣るためのエサと考えている女性もいるでしょう。
じゃあ、義理チョコに代わる物は何かないのでしょうか?
実はとっても効果的なのが文字数が少なめの手紙です。
かわいいキャラクターの付箋に「いつもお仕事お疲れさま 頼りになっています (名前)」ぐらいの文字数で手書きで書いてキーボードにでも貼り付けましょう。
義理チョコいらない派の意見で「気持ちは言葉や行動であらわせばいい」がありましたが、これであれば気持ちは伝わります。
どうしてもバレンタイン=チョコレートであれば、20円ぐらいのチョコレートを添えても良いでしょう。
さいごに
本記事では、アンケートと通じ、バレンタインに義理チョコがいらない男性の意見を紹介しました。そして義理チョコがいらない男性が急増している要因として
・めんどうなことはしたくない効率主義 ・女性に対し積極的にアプローチしない草食化 ・チョコレートをもらうことのステータスの低下 |
があることを紹介しました。
続いて、義理チョコいらない男性の急増に伴い、チョコレートに代わるプレゼントとして「手紙」を紹介しました。
そもそも諸外国のバレンタインは日本と違って、男性から女性にプレゼント(手紙・バラの花・下着等)をします。
だったら日本も男性からと言いたい所ですが、草食男子が増殖した日本での定着は厳しいでしょうね。
女性の方には義理チョコいらない男性の意見など無視して、チョコレートを配って欲しいものです。
できれば筆者にも1個クダサイ…
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