離婚することを子どもに伝えるベストなタイミングは?

■この記事を書いた人
婚活マニア
一緒にお昼やお茶をする女友達は10人程いるのに、恋愛に発展しない。結婚相手は婚活で見つける(2回)。

妻であるあなたの浮気が原因で離婚、そして子供の親権はあなたに。

浮気した事実を変えることや、離婚することを決めた以上、残る課題は子供のケアです。

子供に離婚することを変なタイミングで伝えてしまい、子供に大きな精神的なショックを与えないためにも重要です。

離婚することを子供に伝えるベストなタイミングは、結論から言ってしまえば

「子供が親の離婚を受け入れられる時」

「子供が親の離婚を受け入れざるを得ない時」です。

そんなベストなタイミング

「子供が親の離婚を受け入れられる時」

「子供が親の離婚を受け入れざるを得ない時」

とはどんな時かを紹介します。

子供が家庭の雰囲気に違和感を感じている時は離婚を伝えるタイミング

子供だから何も分からない、なんてことはありません。

離婚することが決まれば、パパやママの行動だって何かしら変化が出ます。

そんな変化に子供が気付いてしまい「何かお家の雰囲気がいつもと違う」と感じていたとしたらどうでしょうか。

子供にとっては居心地が非常に悪いでしょう。

そんな時こそ子供に離婚を伝えるタイミングです。

冒頭で紹介しました。

「子供が親の離婚を受け入れられる時」になります。

子供は子供で「パパとママが離婚するから、お家の雰囲気がいつもと違うんだぁ」と、家に起きていた違和感の原因が分かることで安心しますし、

あなたも「子供に離婚のことを伝えなきゃ」という重荷が無くなります。

このタイミングに気付くには、普段から子供の様子を気にかけている必要があります。

浮気はしたものの、子供のことは可愛がっている人には、このタイミングがしっくり来るでしょう。

子供に離婚することを伝える前に、どのように伝えるのが子供にとってベストなのか、じっくり考えた上で伝えるのが良いでしょう。

子供が他の家庭と比較をし始める時は離婚を伝えるタイミング

子供が幼稚園や保育園、あるいは小学校に通うようになると、子供は他の園児の家庭と自分の家庭と比較することができるようになります。

自分の家庭と友達の家庭を比較することにより、自分の家が特殊だと気付いた時は「子供が親の離婚を受け入れざるを得ない時」となります。

このようなパターンは、父親と同居しているか、別居しているかにより子供の質問のしかたが変わってきます。

具体的には次に紹介します2パターンが考えられます。

離婚はしていないが子供と共に別居している場合

離婚はしていないけれども父親とは別居。

特に子供が物心着く前に父親と別居した場合は、子供も父親が同居していないことに疑問は持たないでしょう。

しかし、あなたの子供が他の子供と接する機会が増えることにより

「ウチの家庭は他の家庭と違って、パパとママが一緒に住んでいないよ。何で?」

と考えるようになります。

そして質問してくるでしょう。

子供が疑問に思って質問、離婚することを伝えるにはこの上ないベストなタイミングです。

離婚はしていないが父親と同居している場合

先に紹介しました

「子供が家庭の雰囲気に違和感を感じている」

時をあなたが見落とした、あるいは子供が家庭の雰囲気に対し

特に違和感を感じなかった場合、このパターンになるでしょう。

一番よくあるパターンとしては「ママゴト」で遊んでいる時です。

パパ、ママが家にいる点では他の家庭と同じでも、離婚する家庭の会話の内容は、離婚しない家庭の会話と明らかに異なるでしょう。

「ママー、今日ママゴトしていて気付いたんだけど、他の家では『離婚』とか『浮気』とか言わないんだって。何でうちだけ『離婚』とか『浮気』とか言ってるの?」

—-

2つのパターンを紹介しました。

子供が質問してきたタイミングで離婚することを伝える利点としては、子供の疑問に答える、普段からよくある会話の流れで離婚することを伝えることができる点です。

日常の会話の中でしれっと伝えることができれば、あなたとしても気が楽でしょう。

欠点としては、離婚することを伝えるタイミングの主導権が子供にある点です。

いつ聞かれても良いように、どのように答えるかだけは事前に考えておくと良いでしょう。

また、非常に答えにくい子供の疑問ですが、あなたが親権を持っている子供がしてきた質問ですので、ビシッと答えるようにしましょう。

親が離婚してもいいと子供が思っているときが子どもに伝えるタイミング

この記事を読んでいるぐらいですから、これに該当する方は少ないかと思いますが紹介します。

何故レアケースであるにも関わらず紹介するかと言いますと、このような状況に持ち込んだ上で子供に離婚することを伝えるベストなタイミングを「創(つく)り出す」参考になるからです。

親が離婚することを考えている以上に、子供が「離婚しちゃえば良いのに」とか「離婚?どっちでもいいよ」と考えているようであれば、離婚することを伝えるベストなタイミングになります。

どのような状況であれば子供が「親が離婚してもいい」と考えるのでしょうか。

子供が今まで母親が散々苦労していて離婚するのもやむなしと考えてくれる場合

→ むしろ「離婚してもいいかな?」と、あなたから相談するともっと良い状況。

浮気もやむなしと考えてくれる状況なら尚更良し。

子供を育てる主体が両親に無い場合(ずっと祖父母に預けていてパパ、ママとはほとんど会っていない等)

→ むしろ「何故に親権取った?」という状況。

ただ「離婚しちゃえば良いのに」とか「離婚?どっちでもいいよ」と考えていても、実際に親から離婚することを伝えられると多少はショックを受けるのが子供です。

自然にこのような状況になったにせよ、創り出したにせよ、どのように話すかは事前に考えた上で、子供に離婚することを伝えるのが良いでしょう。

さいごに

本記事では離婚することを子供に伝えるベストなタイミングを紹介しました。

大人の都合で離婚騒動に子供を巻き込んでしまったのですから、子供にはできるだけ悪影響を与えないようにしたいものです。

また、本記事では女性であるあなたが浮気した場合をモデルケースとして、子供に離婚することを伝えるタイミングを紹介してきました。

しかし、本記事を読んで頂きますと判るように、「あなたが浮気したからこのタイミング」というのはありません。

あなたが浮気したことによって変わるのは、子供に離婚することを伝えるタイミングよりも、子供に離婚することを「どのように伝えるか」になります。

本記事ではどのように伝えるかは「じっくり考えて伝えてね」と記載していますが、子供のためを思い、どのように伝えるか考えていただければ幸いです。

離婚を伝えるタイミングよりも、どのように離婚を子供に伝えるかをを考える方がずっと大変だと思います。

結婚、離婚、親権について定めている民法だって「子供のことをまず考えるべし」という思想ですから、子供のことをないがしろにした行為は、調停や裁判でも不利に働くと考えられます(専門家ではありませんので大したことは言えませんが…)。

自分の身を守るためにも、子供のためにも、ひいては将来の日本のため(?)にも子供ファーストで考えて頂ければ、と切に願う次第でした。



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