優れた栄養をもつと言われている、人気の発芽玄米。
気にはなるけど、玄米は炊くのに時間がかかりそう。
やっぱり白米のほうがおいしいのでは?
なんて声も聞こえてきます。
実は発芽玄米は、圧力鍋を使わなくても、玄米よりも手軽に
炊飯器でも土鍋でも炊けちゃいます。
そんな発芽玄米の魅力、そしておいしい炊き方をお届けします。
Contents
発芽玄米ってなに?
白米は収穫したお米を精製したものですよね。
玄米は収穫したお米の、もみ殻を取り除いたもので
加工をせず、糠に包まれた状態。
発芽玄米はその名のとおり、玄米を水に浸してちょっぴり発芽させたもの。
玄米を水につけることで、お米の先の胚芽の部分が発芽して芽が出た状態になります。
これが発芽玄米です!
発芽させることで硬い糠がやわらかくなって
炊きやすく、食べやすくなります。
最近はヘルシーフードとして人気で、雑穀などといっしょに
スーパーの棚に並ぶ発芽玄米。
お米やさんはもちろん、通販サイトなどでも取り扱いが多く、簡単に入手できます。
もとは玄米なので、玄米を購入して自分で発芽させる派の人も。
価格が1kg1000円ほどするものも多く割高なことと、自分で発芽させたものを
使う方が栄養価がさらに高く、おいしいという理由から。
ただ、家庭で上手に発芽させるには、天日干しなどの自然乾燥した玄米を使ったり、
<自然乾燥のものでも発芽しない玄米もあるため、信頼できるお米屋さんなどで
買うのがおすすめ>
炊きたての発芽玄米ごはんを楽しむにはその都度食べる量を発芽させたり。
水に浸して発芽させるのに平均2日ほどかかることや
発芽しやすくするために水の温度をその時々の季節で対応させることなど、
やはり時間も手間もかかるという声が多いようです。
発芽玄米のメリットって?
発芽玄米は、発芽による酵素の活性化で栄養を蓄えます。
玄米も栄養価の高い成分として知られていますが
発芽させることで玄米の栄養価がさらにアップすると言われています。
最近は酵素シロップなども注目ですが、発芽玄米も酵素の働きによって、
糖質やたんぱく質が分解され、甘みや、旨み成分として知られているアミノ酸が
増えてぐっとおいしくなります。
外皮がやわらかくなるので、何時間も浸水させなくても、もちっと、
やわらかいお米が楽しめるのも魅力。
発芽玄米には、人間にとって大事な栄養素のミネラルやビタミンが
バランスよく含まれているのが特徴のひとつ。
汗をかくと排出されやすい暑い夏は、とくに積極的にとりたいミネラルが
摂りやすいのはうれしいですよね。
ビタミンB1やビタミンEがしっかり摂れるのも、疲れの予防や
美肌のためにも魅力的。
食物繊維が豊富なので便秘解消にもつながるという声も多く、
便秘による、ぽっこりお腹に悩む人にもおすすめだそうですよ。
さらに、最近はチョコレートなどにも含まれていて話題の
不眠やイライラ、ストレスにもいいとされている有名な成分、
ギャバ<GABA>も。
これは白米ではほとんど摂れない栄養素。
玄米と比べても発芽玄米は3倍ものギャバが含まれているとか。
最近、「あれ、なんだっけ?」なとど、「あれ」や「これ」などが
増えていませんか?
発芽玄米には、うっかり忘れに関わると言われている
オリザノール成分も摂取しやすいんだそうですよ。
また、GI値が低いことから血糖値上昇を防ぐ働きも期待できます。
家族の生活習慣病の予防にも活躍させたいですね。
「ファンケル」によると、発芽玄米に含まれる健康成分、
PSG<ファンケル登録商標>は、白米のおよそ7倍以上も含まれ、
エネルギー代謝を高めたり、内臓脂肪の減少にも関わると記されています。
<ファンケル公式ホームページ https://www.fancl.co.jp/index.html>
発芽玄米のおいしい炊き方。
江戸時代頃までは人々の主食は玄米でした。
玄米を上手に炊くのって難しくないでですか?
玄米は水分を吸収しにくいため浸水時間をしっかり取らないと、
お米の芯まで水分が行き届かず、炊き上がりはべしゃっとしているのに
中はぼそぼそになってしまっておいしくありませんよね。
発芽玄米は、玄米のように何時間も水に浸さなくても、圧力鍋がなくても、
短時間調理でやわらかく、おいしく食べれるのも人気の理由です。
発芽玄米の炊き方は炊飯器でも、土鍋でも、圧力釜でも好みの調理道具で炊けます。
初めての人は、まずは白米と混ぜておいしさを味わってみるのがおすすめ。
プチプチした雑穀米や豆ごはんなど、混ぜごはんを味わうつもりではじめてみては?!
実際、発芽玄米を食べている人の多くは、最初は白米と混ぜて炊くことから
食べ始める人がほとんどで、慣れてきても90%以上の人が白米といっしょに
炊いて楽しんでいるそうです。
発芽玄米と白米を混ぜる炊き方。さあ、炊飯器や土鍋で炊いてみましょう。
今回は、発芽玄米と白米を混ぜる炊き方をご紹介します。
おいしい割合、水加減、浸水時間のポイントに気をつければ、
あとは炊飯器のスイッチを押すだけ、いつもの白米のように土鍋で炊くだけで
ふっくら、もっちりのおいしい発芽玄米ごはんに!
発芽玄米の炊き方<おいしい比率>
発芽玄米を白米と混ぜて炊く場合は、白米2に対して、発芽玄米1という
比率がとてもおいしいと、発芽玄米派の間では定説になっています。
この比率が、白米そのもののおいしさに加えて、発芽玄米の栄養はもちろん、
かみしめるほどに甘みと、もちっとした粘りが楽しめる比率なのだそうです。
発芽玄米の炊き方<浸水時間>
発芽玄米を炊く時に大切なポイントのひとつが浸水時間。
発芽玄米は洗って発芽させているので洗う必要はありません。
土鍋で炊いたり、浸水工程のない炊飯器で炊く場合、
あらかじめの浸水時間は白米と同じように30分と言われています。
浸水時間が含まれている炊飯器の場合はあらかじめのつけおきは必要なし。
玄米.comの公式ホームページによると、発芽玄米をあらかじめ浸水させてから
炊く場合は「早炊きモード」で炊くのがおいしくておすすめだそうです。
浸水時間が短いとぼそぼそした炊きあがりになり、
浸水時間が長すぎるとでんぷん質が失われてまずくなります。気をつけてくださいね。
発芽玄米の炊き方<水加減>
もうひとつの大切ポイントは水加減。
発芽玄米を炊く時の水加減は発芽玄米1合に対して40〜45ccの水を増やして
炊くケースが一般的。
でも発芽玄米は商品によって特徴が少しずつ違っていたり
家庭によって好みのやわらかさ、かたさがあるので
まずはパッケージ表示を参考にして炊いてみるのがおすすめです。
今回のように白米と発芽玄米を合わせて炊く場合は、
一般的には白米目盛りにあわせ、商品パッケージ表示の水加減に調整をして
炊くケースが多いようです。
最近は、炊飯器の目盛りも玄米だけでなく発芽玄米表示があったり、
炊き分けコースも、極上がおいしい場合、ややもちもちに設定するのがおいしいなど、
各メーカーによってさまざまです。
玄米ごはん.com 公式ホームページ https://玄米ごはん.comでは、
有名メーカー5社の炊飯器を使った場合の、おすすめ水位と炊き分けコースを
紹介しています。迷う時はご参考に。
このサイト、貼り付けてもクリックができないので、
今井さんのほうで可能だったらお願いします。
ミネラルウォーターで炊く時は白米を炊くのと同じで軟水を使うのがおすすめ。
お米はその土地の水で育つので、お米の産地の水と合わせると
相性がよく、おいしく炊けるとも言われています。
最後に大切なことをもうひとつ。
蒸らし時間も必要以上に蒸らしてしまうとおいしくありません。
蒸らし時間が設定されている炊飯器は炊けたらすぐに飯切りをするのもポイントです。
おすすめ! 人気の発芽玄米。
「発芽玄米玄氣(げんき)」
玄米特有のクセがないと、楽天でもNo. 1人気の発芽玄米。
農薬、化学肥料を使わず育てたお米を使用し、
漬け置き時間ゼロで炊けるので、忙しい時にも活躍。
楽天公式ホームページ
https://item.rakuten.co.jp/genki-genmai/10000006/
「ファンケル 発芽米」
健康食品で人気のファンケルの発芽米<ファンケルの登録商標>。
注目のギャバ、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり。
玄米をわずかに発芽させ、栄養価を最大限に引き出しています。
ファンケル公式ホームページ
「ぱくぱく発芽玄米」
水と温度で、注目のギャバ成分を増やした潤いスチーム製法<特許申請技術>
による発芽玄米。100gあたり20gのギャバを含んでいます。
プチプチした食感がおいしいと評判。
もっちりとした、あっさりとした
味わいのお米から作られています。
楽天公式ホームページ
https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/e001467h/?scid=af_pc_link_urltxt&sc2id=af_117_1_10001654
「サトウのごはん発芽玄米ごはん」
レトルトごはんや、切り餅でおなじみのサトウ食品にも
レトルトタイプの発芽玄米ごはんが!
国内産の発芽玄米を3割配合したごはんです。
白米のレトルトと比べれば高めですが、こういうものから
手軽に試してみるのもいいですね。
サトウ食品公式ホームページ
「和製スーパーフード3日間寝かせ発芽酵素玄米ごはん」
<レトルトパック>
発芽玄米に、小豆、塩を加えて圧力釜で炊き、
3日間手をかけながら一定温度で寝かせ、熟成させたレトルトタイプの
発芽発酵玄米ごはん。もちもち、ぷちぷちの食感がおいしい。
楽天公式ホームページ
https://item.rakuten.co.jp/balloome/brice00003/
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