家でも外出先でも、夏休みにも取り組める無料学習アプリ、今回は[低学年]向けの[さんすう]です。
1年生のさんすうでは、まず「じゅんばん」を習います。
前から何番目、後ろに何人といった数え方なのですが、「並んでいる本人は数に入れるのか?入れないのか?」と、大人でも一瞬迷ってしまうことがあります(未満と以上のような、ちょっと迷ってしまう感覚です)。
このように1年生にとって算数は、文章理解と数学を同時に理解することを求められている分野。
さらに2年生では九九や容積の単位、3年生では割り算も入ってきて、ゆとりどころか「こんなに難しいこと、もう習ってるの?」と思うほどです。
1学期中に若干つまずいてしまった子も、2年生、3年生の復習にも役立つ学習アプリを紹介します。
夏休み中、楽しい学習アプリで「さんすう」に親しみましょう!
(アプリ画面はGooglePlay、AppStoreより引用し紹介しています)
Contents
ボス忍者を目指してゲーム感覚で学べる算数学習アプリ
「算数忍者~たし算ひき算」
Android/iPhone iPad、iPod touchに対応
無料(アプリ内課金あり)
お母さん方には懐かしい初期DSの「脳トレ」のようなテンポのよい計算学習アプリ。
ステージクリアでもらえるカードを集める楽しみも。 取り組んだ問題数、正答数、間違った問題数が分かる成績表つきです。 受験勉強をボールペンでやると、減ったインクの分だけどれだけやったか目に見え、自信につながると言います。 学習アプリとはいえやらせっぱなしは気になりますが、成績表があることで「こんなに問題解いたんだね」とほめてあげるめやすになりそうです。 |
小学校1年生の算数に特化した学習アプリ
「ねこさんすう 小学1年生」
Androidに対応
無料(広告を含む。アプリ内課金あり)
小学校1年生対象の学習アプリ。
かわいいねこやリンゴなど、イラストを多用しドリルをやっているというより、数字で遊んでいる感覚で取り組めます。 問題はすべてひらがな。 かず、たし算、ひき算、時計の読み方、かたちの認識を網羅。 数、たし算ひき算までが無料。 有料バージョン(299円)一度の購入で、すべての問題に取り組めます。 |
問題の種類が豊富で各国の子どもたちに利用されている算数学習アプリ
「トドさんすう」
Android/iPhone iPad、iPod touchに対応
無料(アプリ内課金あり)
未就学児から小学校2年生までを対象とした「トドさんすう」は、アメリカ、韓国、イギリス、中国など多くの言語に対応し、各国の子どもたちに使われている学習アプリです。
かずの認識から、数字の書き方、たし算、ひき算、時計、かたちの認識まで網羅。 算数というテーマパークに、さまざまなアトラクションがあるような感覚で、飽きずに続けることができそうです。 広告が入らないほか、最終アップデートは6月末であったり(執筆時)、夏モードに仕様変更されていたり、常にバグなどの修正が行われている点もうれしい点です。 |
ポケモン風イラストでやる気の出る学習アプリは算数にも対応!
「かずのトライ はじめてのたし算ひき算」
iPhone iPad、iPod touchに対応
無料
「かんじ」編でも紹介したトライシリーズの算数版。
未就学児から小学校1年生向けの内容で、文字も大きく、問題文も平易なので子ども一人でも取り組みやすい学習アプリ。 学年で分けられている学習アプリも多くありますが、このトライシリーズは単元で分類されています。 はじめてのたし算ひき算のほか、3つの数のたし算とひき算、くりあがり、かけ算、わり算といった具合です。 学習しながらも、子どもにとってはレベルアップして新しいアプリを入れてもらえる感覚で、意欲の持続も期待できそうです。 |
時計をよむことが苦手な子のための、時計に特化した無料学習アプリ
「小1算数 時計のよみかた かんたん!反復問題集」
Androidに対応
無料(広告を含む)
小学生になると時計が読めないと困ることに親子で気づきます。あと何分で登校班の集合時間になるか、休み時間は何時何分までか。
最近では給食の時間も「何時何分までが配膳、何時何分からは黙って食べる時間」と決まっているところもあります。 自分で時計を読めると、慌てずにすみます。 時計は読める子が多いのですが、何分前、何分後となると難しくなり、「バス停まで歩いて7分かかります。 バスの時刻は10時15分です、何時何分に家を出ればいいですか?」という文章題になるとチンプンカンプンです。 アプリを使って時計に慣れ、アナログ時計を頭に思い描けるようになり、時間の文章問題が得意になるといいですね。 |
夏休みは宿題が出る小学校も多いですが、算数に関してはドリル1冊やプリントさえ終わってしまえば終了になり、それ以上、算数に取り組もうという子は多くありません。
苦手意識のある子ならなおさらです。
かといって、別途ドリルを買ってきてもやらない、続かないでイライラの元を増やしただけという経験がある方も多いと思います。
低学年の算数は正答がはっきりしているのでアプリ向けのジャンルといえます。
ためしにひとつ、ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
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