合格祈願! 関東の「学問上達・試験合格」にご利益のある神社

今年も受験シーズンがやってきました。

同じくしてインフルエンザも流行し始め、受験生のいるご家庭では常に気を張っていらっしゃることと思います。

中学受験、高校受験、大学受験、どこの塾もラストスパート。

ハチマキでお正月返上の冬期講習、日々遅くまでの授業と、子どもたちも本当にがんばっています。

「主婦へえ」では昨年、関西で有名な学問上達、学業成就、受験などにご利益のある神社を紹介しました。

今年は関東の主な神社や天満宮を紹介したいと思います。

■この記事を書いた人
kope
専門雑誌編集者を経て、2人めの出産を機にフリーエディターに。フラと校正が趣味。字を書くこと、人と話すこと、コーヒーが好き。

大生郷天満宮

(大生郷天満宮ホームページより)

大生郷天満宮は菅原道真公の遺骨を御神体とした天満宮。

公式サイトによると「関東から東北にかけては最古の天満宮」と言われているそうです。

道真公のご遺族によって祀られていることから、日本三大天神の一つとされています。

御廟天神ともいわれるのも、遺骨が祀られているからなのですね。

(常総市観光物産協会ホームページより)

茨城県常総市大生郷町1234番地
電話番号 0297-24-1739
関東鉄道常総線水海道駅より車で20分

亀戸天神社

(亀戸天神社ホームページより)

菅原道真公をお祀りする亀戸天神社。

九州大宰府天満宮に対して、東宰府天満宮と呼ばれています。

太宰府天満宮にならって造られており、大鳥居をくぐると橋が架けられ、その先にはスカイツリーも。

三が日や受験シーズンも混みあいますが、梅と並び、春には藤が美しく、一年中参拝客でにぎわっている天神様です。


(亀戸天神社ホームページより)

東京都江東区亀戸3-6-1
電話番号 03-3681-0010
JR総武線亀戸駅下車 北口より徒歩15分
JR総武線・地下鉄半蔵門線錦糸町駅下車 北口より徒歩15分
都バス「亀戸天神前」下車すぐ

湯島天神

関東で合格祈願といえば湯島天神、と答える人が多いのではないでしょうか。

とにかく有名な湯島天神。菅原道真公が御祭神です。

明治からは湯島神社と呼ばれ、平成12年から正式名称が湯島天満宮になりました。

湯島天神は通称です。

学業お守りやお神札の郵送もしてくださいますが、年末年始の時期は発送業務が停止されたり、時間がかかったりすることがあるので注意が必要です。

東京都文京区湯島3-30-1
電話番号 03-3836-0753
東京メトロ千代田線湯島駅 徒歩2分
東京メトロ銀座線上野広小路駅 徒歩5分
都営地下鉄上野御徒町駅 徒歩5分

谷保天満宮

(谷保天満宮ホームページより)

関東三大天神の一つ、谷保天満宮(やぼてんまんぐう)。

菅原道真公の子息、道武公が「思慕の情から父君の尊容を刻み鎮座したのが起こり」(公式ホームページより抜粋)とされています。

東日本における天満宮としては最も古く、由緒ある谷保天満宮は、「交通安全発祥の地」でもあるようです。

冬の時期、遠方への受験は前泊する場合もありますが、近くでも積雪や交通機関の運行状況、行く道中も心配ですよね。

当日の交通安全も一緒にお願いしたくなります。

(谷保天満宮ホームページより)

東京都国立市谷保5209
電話番号 042-576-5123
JR南武線谷保駅下車 徒歩3分
JR中央線国立駅下車、バス・谷保経由府中行き「谷保天神」下車すぐ
京王線府中駅・聖蹟桜ヶ丘駅下車、バス・谷保経由国立駅行き「谷保天神」下車すぐ

荏柄天神社

菅原道真公を御祭神とし、九州の太宰府天満宮、京都の北野天満宮とともに、三天神社と呼ばれる荏柄天神社。

源頼朝が守護神とし、鎌倉幕府の尊社として崇敬されたと言われています。

受験当日早朝祈祷も行われており、当日の成功を祈願してくださいます(前日までに要申込み)。

神奈川県鎌倉市二階堂74
電話番号 0467-25-1772
JR鎌倉駅東口4番京急バス乗場 大塔宮行きバス「天神前」下車徒歩1分

菅原道真公以外にも学問や試験合格にご利益のある神様

(神社本庁ホームページより)

学問の神様といえば菅原道真公。

若くして学問に秀で、学者としても政治家としても活躍しましたが、藤原氏の反発を買って北九州へ流され、無念の死を遂げたことは多くの人が知っていることでしょう。

その後、都で落雷があったり、藤原氏が次々に亡くなったりなどしたため、道真の祟りと恐れられ、以降、道真公は天満大自在天神(天神さま)として祀られました。

ここで紹介した以外にも、天神や天満宮とついた神社には道真公(天神さま)が祀られ、学問の神様として信仰を集めています。

日本には多くの神様が存在し、古くから農業や漁業の守護、国土の安泰など、さまざまなことを神様にお願いしてきました。

道真公以外にも、

応神天皇(おうじんてんのう。別称:誉田分命、品陀和気命、八幡大菩薩)
大山祇神(おおやまづみのかみ。別称:大山津見神、大山積神)
経津主命(ふつぬしのみこと。別称:経津主神、香取神)
八意思兼神(やごころおもいかねのかみ。別称:思金神、八意思兼命)

道真公以外にも、

といった神様も、学問上達や試験合格などにご利益があるとされています。

関東では、

経津主大神を祀る香取神社(千葉県香取市)
八意思兼神を祀る秩父神社(埼玉県秩父市)

などが有名です。

このように学問にご利益のある神様を祀る神社はまだまだたくさんあります。

ちなみに、神奈川県神社庁のホームページでは、御祭神の神名から、祀られている神社を検索することができます(各都道府県に神社庁ホームページがありますが、検索できるところとできないところがあります)。

勉強の合間の息抜きに、お子さんと一緒に調べてみてください。

【神奈川県神社庁ホームページ】http://www.kanagawa-jinja.or.jp/

参拝に関して気になっていたことを聞いてみました

今回神社へ参拝した際、神職の方に日ごろ気になっていたことをおうかがいしてみました。

Q:複数のお守りをもっていると神様がけんかするというのは本当ですか?
A:そんなことはありませんよ(苦笑)。

Q :失礼な質問ですみません。生理中は鳥居をくぐってはいけないというのは本当ですか?
A:特にそのようなことはありませんが…。
ちょっとお待ちください。(奥の方とちょっと話されて戻ってこられて)
屋外(本殿の外)から参拝していただくぶんには問題ありません。
ご祈祷など、社殿に入ることは、その期間(生理中)は避けていただいた方がよいですね。

Q:義母が「今年は喪中だから鳥居はくぐらない」と言っていましたが、くぐったらダメですか?
A:鳥居をくぐっても問題ありません。50日を過ぎれば参拝してください。

帰り道、「50日ってなんだろう? 喪中って一年間じゃないのかな?」と思って調べてみたら、喪中(忌中)の参拝に関しては、湯島天神のホームページ内Q&Aにも記載がありました。

「神道では50日祭(仏式では49日)までが忌の期間で、一年祭(一周忌)までが服の期間と考えられ」(湯島天神Q&Aより抜粋)ているため、忌の期間を過ぎれば、普通に参拝していいそうです。

また、合格祈願となると「粗相のないように参拝せねば…」と気負ってしまいますが、手水や拝礼の仕方など、気になる正しい参拝の作法については、神社本庁ホームページに動画で掲載されています。

【神社本庁ホームページ】http://www.jinjahoncho.or.jp/

頑張れ! 受験生とお母さん!

(京急油壺マリンパークホームページより)

風邪をひかせないように気をつかい、模試の結果で落ち込んだり、疲れてイライラしたりする子どもを前に、お母さん方のお疲れもピークを迎えるころですが、無事試験が終わるまであと少しですね。

ここまでくると、やっぱり最後は神頼みしたくなることと思います。

京急油壺マリンパーク(神奈川県三浦市)には、ほかのアシカのようにスイ~っとお腹で滑ることをしないアシカミ様(アシカのマリンちゃん)がいるそうです。

今年の握手会は終わってしまいましたが、ちゃんと学問の神様を祀る神社で祈願されたという合格祈願のお守りもありますよ。

最後に
「サポートするお母さん方が体調くずされませんように」
「受験生のみなさんが体調万全で当日が迎えられますように」
「悔いのないよう、実力を発揮できますように」

がんばれ、受験生!

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