
kope
専門雑誌編集者を経て、2人めの出産を機にフリーエディターに。フラと校正が趣味。字を書くこと、人と話すこと、コーヒーが好き。
年々早くなるランドセルの購入時期。
「ラン活」という言葉も生まれて、早期購入は過熱する一方です。
Instagramにはすでに「ラン活終了」「もう届いた」となどいうホッとしたり、驚いたりするお母さんたちの投稿もちらほら出てきました。
2019年はどんなランドセルブランドに人気が集まっているのでしょうか?
親御さんはもちろん、お孫さんにプレゼントを考えている祖父母世代にも見てほしい、CMでは見られない人気ブランドの、まだ間に合う最新モデルを紹介します。
カタログなど資料請求に対応していないブランドもありますので、各ブランドサイトをチェックしてくださいね(執筆時に在庫があるのものをピックアップしています)。
最後に第一子一年生だと気づきにくい、ランドセル選びのちょっとした注意点を挙げておきます。
Contents
女の子向け2019年人気のブランドランドセル
【Velnica(ヴェルニカ)】
(ヴェルニカ公式サイト・伊勢丹オンラインショップより)
大人の女性が虜になるファッションブランドのヴェルニカ。
そのヴェルニカがデザインした、三越伊勢丹オリジナルランドセル。
ヴェルニカの世界観が詰まったクラシカルで美しいディテールです。
牛革使用のレザーランドセルは89,640円(税込み)。
クラリーノ素材のリトルクラシカルは71,280円(同)。どちらもつや消し金具、肩ベルトの反射チューブなど、細部のこだわりも。
【LIRICO(リリコ)】
(リリコオンラインショップより)
年々人気の高まっているLIRICOのランドセル。
今年は年長さんの女の子なら100%好きなレースとティアラがあしらわれた「ロマンティック・ランドセル」10周年限定モデルがあります。
クラリーノ製で66,960円(税込み)。
カギなどを付けられるコードホルダー、筆箱が入る小マチなど、機能性もデザイン性も高い点が支持されています。
カラーは女子に人気の高い水色(パールブルー)のほか、パールラベンダー、パールピンク。
このほか、根強い人気の半かぶせタイプ、横型タイプなどラインナップが豊富なのも特長です。
【メゾピアノ】
(ナルミヤ・インターナショナル公式通販サイトより)
メゾピアノは新生児から低学年女子と母たちに絶大な人気のあるブランド。
ため息の出るようなかわいさのメゾピアノのランドセルです。
「アンティーク・ル・リアン」(108,000円・税込み)はリバティプリントのようなメゾピアノオリジナルデザインの小花柄ベルトが引き立つ無地。
パール系の多い女の子ランドセルのなかでマットなパステルカラーが新鮮です。
化粧箱はバラ柄。
誕生日やクリスマスに届いたらと喜ぶこと間違いなしです。
【ケイト・スペードニューヨーク】
(ケイト・スペード公式サイトより)
ケイト・スペードニューヨークのアイコンであるボウがデザインされたランドセル。
デコラティブなものが多い女の子向けランドセルのなかでは一見シンプルですが、ナスカンも背宛てのステッチも鋲もスペード!
高学年になっても違和感なく、むしろ先々で選んでよかったと思えるデザインです。
クラリーノエフ使用の日本製。
写真のビビットピンクのほか、ピーチ、紺もあります(キャメルは在庫なし)。
99,144円(税込み)。
ランドセル購入特典に、ストロベリー柄のランチポーチが付く点もファン垂涎です。
【ドリームサマンサキッズ】
(ドリームサマンサキッズ公式サイトより)
サマンサタバサの姉妹ブランド、ドリームサマンサキッズのランドセル。
クラリーノ製で6年間の修理保証付き。
価格は99,360円(税込み)。
かぶせにはゴールドのリボン、サイドにフラワーモチーフの南京錠が付いています。
かぶせ裏のデザインはそれぞれレッドが花柄、ブラウンがギンガム、ピンクはドット。
小さなゴールドリボンはかわいらしさもありつつ、子どもっぽすぎないお姉さんデザインのランドセルです。
先着でオリジナルミニバッグの特典付き。
男の子向け2019年人気のブランドランドセル
【オロビアンコ】
(オロビアンコ公式サイト・三越オンラインストアより)
ビジネスバッグ、ビジネスシューズ、財布などの小物まで、お父さん世代に人気のオロビアンコ。イタリア・ミラノ近郊発祥のファクトリーブランドです。
「子どもっぽいデザインは嫌い」という男子も気に入りそうな、オロビアンコロゴが正面、サイド、かぶせ裏にあしらわれています。
ファスナーの多い前段ポケットも差し込み錠タイプ。
ネイビー、キャメル、ワイン、グリーンとも深い色合いで、高学年になってもしっくりきます。
89,640円(税込み)。
【ポーター】
(吉田カバン公式サイト・三越伊勢丹オンラインショップより。画像は2018モデル)
三越伊勢丹オリジナルのポーターランドセル。
かぶせは天然皮革、サイドは強度のあるナイロン製。
中身を入れると重くなるランドセルの負担が減らせるよう、デイパックのようにチェストストラップが付いているのが特長。
卒業後も使えそうなデザインです。
ブラック、ネイビー、ブラウンの3色で70,200円(税込み)。
オリジナルのレインカバーはブラックのみで3,240円(税込み)。
6月6日より販売開始。
【Lee×ストンプ・スタンプ】
(ストンプ・スタンプオンラインショップより)
子供服セレクトショップとして人気のストンプ・スタンプが、老舗デニムブランドLeeと組んだダブルネームランドセル。
数量限定発売です。
大人目線でも納得のシンプルなかぶせデザインで、本革のような高級感がありながら軽量な人工皮革ベルバイオを使用。
かぶせ裏はデニム調で子どもの好みが変化しても安心です。
ブラウン、ネイビー、レッド、ブラックの4色。
65,000円(税抜き)。
現在予約受付中、来年1月下旬ごろの発送予定。
【HERZ(ヘルツ)】
(ヘルツ公式オンラインショップより)
丈夫な鞄、道具としての鞄を仕上げるがモットーのヘルツ。
流行に流されない革鞄・革小物を製造しています。
使い込むほどに味が出る、植物タンニンなめしのオリジナルレザーで作られたランドセル。
卒業後もストラップを大人サイズに替えることでずっと使えるデザインです。
底鋲付きで開閉は差し込み錠タイプ。
子ども用Sサイズと大人用Lサイズがあります(本体サイズは同じ)。
Sサイズ59,400円(税込み)、Lサイズ61,560円(同)。
キャメル、チョコ、ブラック、グリーン、レッドの5色。
【こどもビームス】
(ビームスオンラインショップより)
ビームスと大峡製鞄のコラボランドセル。
大峡製鞄(せいほう)は革製品の老舗メーカー。
2019年モデルからキャメルが登場します。
大峡製鞄が開発したトラピーズⓇを採用。
底から見ると台形型になっており、正面からの見た目はすっきりしたまま、A4フラットファイルが入るデザインです。
本体が牛革(69,120円・税込み)タイプ8色と、クラリーノ製(58,320円・税込み)が4色。
店舗受付は6月7日から、オンラインショップでは6月12日より注文受付。
2019年人気のランドセル選び、2つの注意点
今回紹介したブランドランドセルのほかにも、今では本当にさまざまな種類・デザインのランドセルがあります。
6年間毎日使うもの。
子どもが気に入ったものが一番ですが、親としては軽さや丈夫さが気になります。
加えて小学校を卒業した親の経験から、ランドセル選びでちょっとだけ注意したい点を挙げておきます。
修理の間に代替ランドセルを貸し出してくれるか?
よほど修理に出すような事態にはならない最近のランドセル。
とても丈夫に作られています。
万が一修理に出す際、代わりにランドセルを貸してもらえるとありがたいです。
事情を話せば対応してくれるはずですが、学校によっては手さげ登校禁止というところもあります。
「修理の間だけリュックで登校」という子もいますが、どうしても「なんでリュックなの?」「遠足?」と言われてしまっている子を聞いたことがあります。
ほかの子と違うことを嫌うお子さんにはつらい体験になるかもしれません。
修理保証などと一緒に確認してみてください。
ただし、手持ちのリュックを使用すれば必要ないのですが、代替ランドセルを利用すると返却時の送料がかかる場合があります。
黄色の安全カバーを付けなければならない小学校か?
地域によっては、まさに一年生!
という黄色のランドセルカバーを付けるところがあります。
一年生の間だけ必須の学校や、6年間付けても付けなくても自由というところもあるようです。
ほとんどが一般的な縦型で、つるんとしたかぶせにのみ対応した安全カバーなので、横型ランドセル、半かぶせタイプなどのランドセルだと、どうにもうまくつけられません。
せっかくのカラーやデザインが見えなくなるのも子どもにとっては残念ですが、警察署から寄贈されたり、自治体の税金などで配れられたりする安全のためのカバーです。
付ける必要がある場合はその点も子どもに話しておきましょう。
最新情報をお届けします