黒は冬の定番カラーですよね。秋に使っていた色も、
黒と合わせることで冬らしい雰囲気になり、コーディネートの幅が広がります。
みんなが持っている色だから、合わせ方が平凡になったり、
地味になってしまったりと難しい色でもあるので、
今年の冬らしいおしゃれな黒のコーデをご紹介します。
1・基本のモノトーン
まずは、黒コーデの王道であるモノトーンです。
白と黒だけを使うのですが、このときに黒の分量に注意すると印象が変わってきます。
・黒9:白1
黒のゆるニットに黒いパンツ。そこにスニーカーだけ白に。
または全身黒コーデで、ストールだけ白にするなど
、黒を9、白を1の割合にするとかなり引き締まったコーデに、
白で抜け感を出すことで重くなりすぎない印象にできます。
・黒6:白4
上記の黒のゆるニットに今度はパンツとスニーカーを白に。
こうすると黒のはっきりとした印象は残しつつ、全体としては明るい印象にできます。
夏の場合は黒と白の割合を逆にするのもアリですが、冬の時期にそれをするとウォーム感
が無くなりますので、冬のモノトーンは黒6:白4までに留めてください。
2・おしゃれ感が増す黒×キャメル
基本のモノトーンをおさえたら、つぎにおすすめなのは黒×キャメルのコーディネートです。
キャメルは差し色として使うことで、黒のスマート感が引き立ち、
キャメルのぬくもりあるカラーが暗くなりがちな冬の顔色を明るくします。
地味だったり、暗いコーディネートは好きでないけれど、
明るい色もあまり好まない人におすすめです。
今年も引き続き人気のチェスターコートを黒に、
人気のリブハイネックをキャメルにすると
ハイネックであご周りを隠して小顔効果があり、
抜け感も出るのでさりげなくおしゃれっぽい着こなしになります。
3・黒×ヴィヴィッドカラー
こちらは鮮やかな色を着てみたいけれど、
なかなか着こなしが難しい、という人におすすめです。
ロイヤルブルーや赤、黄色など、着るとおしゃれっぽくなるけれど
派手になりやすい色は、黒と合わせることでお互いの良さが引き立ちます。
黒が色の華やかさをさらに増しつつ、
派手さをおさえてくれるので冬こそヴィヴィッドカラーに挑戦してみてください。
いきなり顔の近くに明るい色を持ってくるのが不安な方は、
スカートなどのボトムにヴィヴィッドカラーを持ってくるとコーディネートがしやすいです。
全身黒に足元だけネオンカラーや真っ赤な靴を履くのもおしゃれですよね。
4・全身黒コーデ
全身を黒でまとめると、お葬式みたいだと思われかもしれませんが、
素材で遊ぶとかなりおしゃれ上級者のコーディネートになります。
人気の黒のレザーのライダースジャケットに黒のニット、
ボトムを黒のシフォンやレースのスカートにすると、
全身黒ですが、素材の違いで黒の見え方が変わってきて面白いです。
指し色で明るいネックレスやバッグを持つとさらにあか抜けた印象になります。
また、素材は同じウール系でも、黒×黒ラメで遊ぶのもおしゃれです。
例えば、黒のニットワンピースにかなりラメ感のある黒のストッキングをはくとか、
シンプルなシャツの上に、ビジュー感のある黒カーディガンを羽織るなど、遊んでみてください。
5・黒コーデのときのポイント
おしゃれで便利な黒コーデですが、気を付けないといけない点もあります。
まずメイクです。
黒は色の中で一番強い色なので、
メイクがナチュラルすぎると顔が色に負けて顔色が悪くなってしまいます。
黒が顔の近くに来るコーディネートをするときは、
普段よりも少しだけはっきり目のメイクにすることをおすすめします。
全身黒で、リップと靴だけ深紅だとか、おしゃれにメイクと服を合わせてみてください。
次に、全身黒にするときはできるだけで結構ですが、一点は上質のものを選ぶようにしてください。
黒は値段が出る色と言われています。
これは、染めのときの染色液と素材のマッチングが関係するので、
見る人が見ればいいものかどうかすぐわかるのが黒なのです。
ですので、ジャケットだけは良いものにするとか、
インナーのニットだけはカシミヤにするなど一点だけこだわってみると、
同じ全身黒コーデでも仕上がりが違ってきます。
いかがでしたか?
黒コーデの基本からご紹介してみました。
冬のオシャレをぐっと引き締めてくれる色ですので、お気に入りのコーデを見つけてください。
最新情報をお届けします