とっても楽しみな子供の運動会。
気付けば必死で我が子を応援していた!という経験のあるパパも多いのではないでしょうか。
でも子供も年頃になってくると、「友達に見られるのが恥ずかしいから…」なんて、来てほしくなさそうな顔をされてしまうこともあります。
「えっ、恥ずかしいお父さんって…!?」
そう思ったあなたは必見。
自分では普通だと思っていた服装やイケてるつもりの格好が、子どもやママから見たら相当恥ずかしいコーデだった…なんて可能性も十分にあるのです。
じゃあどうすれば「パパかっこいい!」って思ってもらえるの?
40代パパにふさわしい運動会での装いって?
そんなあなたに、ユニクロや手持ちの服でもすぐに取り入れられる、運動会にぴったりのコーデを厳選して紹介しています。
ぜひ読んでみてくださいね。
Contents
服装の前に…体型はとても大事です
運動会コーデを紹介する前に、まずは残酷な事実からお伝えしなくてはなりません。
それは、「お腹が出てる」「太ってる」という時点で、「パパかっこいい!」「あそこのご主人、おしゃれで素敵ね~」とはなりにくいということです。
ただ、あなたがもしぽっちゃり体型だったとしても、太ってお腹が出ているうえに服までダサいという3連コンボは避けたいところですよね?
そこでこの記事では、
●絶対にやってはいけないコーデ
●これで安心!誰からもダサいと言われない、運動会での理想のコーデ
を順を追ってレクチャーしていきます。
え?オレはスマートだから大丈夫って…?
そんなあなたには、自称おしゃれさんが陥りがちなNGコーデも紹介。
さらに、「男は中身で勝負だッ!」というあなたのために、心がイケメンなパパに求められる運動会での行動についても触れています。
では早速、まずは絶対に避けるべき、でもついうっかりやってしまいがちな残念コーデから見ていきましょう!
まずはやってはいけないコーデをおさらい
運動会って実は、普段は見られないよそのおうちのパパにみんな興味津々。
あなたのこともしっかりチェックされています。
それにママ達と違ってパパとは深く関わる機会もほとんどないため、とりあえず外見で判断するしかありませんし、その印象をずっと持ち続けられることになります。
そこで、とりあえず初見で「コレはないだろ」と思われてしまわないよう、やってはいけない運動会ファッションを説明していきます。
動きにくいファッション
競技に参加しないとしても、運動会での装いにはそれなりにアクティブな雰囲気が求められます。
身動きしづらいピチピチの服や、ダボダボすぎる服は避け、サイズ感が合っていて動きやすいことは最低限、意識しておきましょう。
後述しますが、足元は絶対にスニーカーで。
クロックスのようなサンダルやトイレ履きのようなつっかけ、革靴などは運動会にはそぐいません。
TPOをわきまえていない
KYな服装をしていると、ママ友たちから冷たい目で見られるばかりか末代までのネタにされてしまいます。
サングラスにハードな革ジャン、アクセサリーのジャラ付けなどの「頑張りすぎた」装いや、年齢に合っていない「若すぎる」装いなどは、痛いファッションのパパとして人々の胸に深く刻まれるでしょう。
また、作業着やスーツなど、TPOをわきまえない場違いな服装も目立ってしまいます(職場から駆け付ける場合は仕方ありませんが、少なからず浮くことは覚悟しておいてください)。
また、先生や他の保護者も参加している公的な場なので、部屋着のようなリラックスウェアも避けましょう。
清潔感がない
いうまでもありませんが、清潔感のない服装が人に良い印象を与えることはありません。
グラウンドの上で燦燦(さんさん)と輝く太陽は、食べこぼしのシミや毛玉、ヨレヨレの襟はもちろん、今まで気づかなかったような薄汚れまで残酷に全てを晒してしまいます。しかもそれを間近で見られてしまうのです。
当日になって「どの服も傷んでいて着られない!」なんてことがないように、事前によくチェックしておくことが肝心です。
また、目立つほど毛深い人がハーフパンツをはく場合は、すね毛処理が必須です。前日までに除毛クリームやカミソリなどで綺麗にしておくと安心できます。
ダサすぎる
「ダサいファッション」はあまりに多岐にわたるためここでは語りつくせませんが、40代パパにとっての「ダサすぎるファッションアイテム」と着こなしの例をいくつか挙げておきます。
★膝上ショートパンツ
★キャラクターTシャツ
★英字プリントTシャツ
★ダボダボのパンツ
★成金風のわかりやすいブランド物
★ヴィジュアル系のプリントもの
★ハーフパンツに長い靴下を合わせる
★胸元を激しく露出する
★筋肉を強調しすぎる
★トップスの裾をボトムスにしっかりイン
これらにお心当たりのある方は、普段はともかく、さしあたって運動会では封印しておかれることを強くおすすめします。
ジャージ上下はアリなの?
出典:楽天市場
https://item.rakuten.co.jp/marukawa7/0160470019/
「ジャージは運動するための服なんだから、運動会にぴったりなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、メインで運動するのは子供たちです。
そもそもジャージは街中で大人が着るアイテムではありませんし、たとえ「ポロシャツ+ジャージ下」のように単品で取り入れたとしても、運動会では先生と間違われてしまう危険性があります。
特にサイドにラインが入っているものや派手なカラーは、スポーティな印象が強いので避けたほうが無難。
ただ、ラインの入っていないシンプルな上着を単品で取り入れるのはアリです。
運動会は春や秋の天候が安定しないタイミングで行われることが多いので、寒さ対策にこうした羽織りがあると便利でしょう。
40代パパの運動会での理想の服装は「シンプル・上品・カジュアル」
出典:wear.jp
https://wear.jp/goldmountain/13190551/
「どーせキメキメのおしゃれなファッションで、足が速いお父さんがモテモテなんだろ?」と思っているパパもいるかもしれませんが、世間の子供やママたちは実はそんなことを求めていません。
そもそもあなたが、お子さんの運動会を見に行く目的は何でしょうか。
多くのパパの目的はきっと、
●頑張っている子供の姿を見て応援したい
●子供に「来てくれてうれしい!」、ママに「来てもらって助かったわ!」と思ってほしい
といったことではないでしょうか。
こうした目的をふまえつつ、運動会で40代パパに求められているのは、
機能性 動きやすく、汚れても大丈夫 見た目 爽やかさと上品さがあり、年齢相応の落ち着きがある |
このように機能性と見た目を満たした服装だといえるでしょう。
それはつまり、「シンプル・上品・カジュアル」な大人の装い。
あれもこれもと頑張らずに、「目立ちすぎず、誰が見てもダサくはない」ファッションを目指しましょう。
そして、30代ならTシャツにショートパンツといったラフな格好でも参加できた運動会ですが、40代ともなれば落ち着いた大人の魅力を醸し出したいところです。
それでは大人の運動会コーデにはどんなアイテムがふさわしいのか、トップスから順番に見ていきましょう!
まずはトップスを選ぼう
出典:楽天市場
https://item.rakuten.co.jp/brandshopnapple/121-0418-200navy/
運動会での40代パパにおすすめのトップスは、ポロシャツやTシャツ、シャツなどです。
ここで気をつけたいのは、ライトグレーや薄いピンク、ライトブルーなど汗染みが目立ちやすいカラーを選ばないこと。
色の薄いものは、汗で濡れたときにくっきり濃い色になって目立つので避けたほうがベターです。
ネイビーやカーキ、ブラウンなどの濃いめの色を選ぶか、より爽やかに見せたいときは白でもよいでしょう(白は薄い色ですが、濡れても色が変わりにくいです)。
また、Tシャツよりはポロシャツやシャツなど襟がついているトップスのほうが大人っぽく上品な印象になります。
Tシャツできちんと感を演出したい場合は、上の画像のように襟元にボタンのあるヘンリーネックのデザインがおすすめ。
さらに、Tシャツの上から長袖シャツを羽織る場合は、袖を少しまくるとこなれた印象を演出できます。
トップスは柄物よりも無地がおすすめですが、派手すぎないカラーのボーダーやチェック柄でもよいでしょう。
ボトムスはこれがおすすめ
出典:無印良品
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738529330?searchno=4§ionCode=S100021902
上記のトップスに合わせるならチノパンがイチオシですが、デニムやハーフパンツもおすすめです。
デニムの場合、運動会ではシートに座ったりすることもあるので、ストレッチの効いた柔らかいものが良いでしょう。
ダメージ加工やスタッズ、ワッペン付きなどデザイン性の高いものよりも、極力シンプルなものを選んでください。
また、裾が広がったブーツカットは古い印象に、ピタピタのスキニーは若すぎる印象になってしまうので、つかず離れずのストレートシルエットがおすすめです。
ハーフパンツをはきたい場合は、ヒザ丈かヒザが隠れる丈を選びます。大人の男性がヒザ上でスネがむき出しのハーフパンツをはくと、どうしても無理感が出て痛々しい印象になってしまうので気をつけてください。
靴は絶対スニーカーで
出典:無印良品
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738217732?searchno=7§ionCode=S1000406
はじめにもお伝えしたように、運動会にサンダルや革靴はミスマッチ。
足元はスニーカーでまとめましょう。
画像のような紐タイプだけでなく、脱ぎ履きしやすいスリッポンタイプもおすすめです。
スニーカーを選ぶ際には、ゴテゴテとしたハイテクスニーカーや蛍光色のカラフルなものより、ベーシックなカラーで細身のシンプルなものがおすすめ。
ユニクロや無印良品でもこうしたシンプルなスニーカーは2000円台から売られていますが、1足も持っていない場合はこれを機にきちんとしたものを購入してみてはいかがでしょうか。
アディダスのスタンスミスやVANS、スペルガ、ラコステなどブランドのものを買っても1万円前後ですし、普段のカジュアルシーンでも使い回せるので便利です。
帽子やサングラスなど、オプションもプラス
出典:楽天市場
https://item.rakuten.co.jp/auc-arcade/acht16628/
基本のコーディネートが決まったら、帽子やサングラスもプラスしましょう。
運動会は日差しの強い春や秋に開催されることが多いので、男性でも紫外線対策は必須です。
また、帽子は気になる薄毛をカバーしてくれる優れもの。髪の毛が気になる人もぜひ取り入れたいアイテムです。
中折れハットやキャップ、ハンチング、ワークキャップなど、普段被り慣れているものがあればそれで構いませんが、帽子はあまり頻繁に洗濯するアイテムではないので、手垢や脂汚れで不潔になっていないかもう一度チェックしておきましょう。
ベースボールキャップでも良いのですが、12球団の帽子は避けたほうが無難です。
また、ニューエラなどストリートブランドのキャップも、40代パパには若すぎる印象です。
落ち着いた上品なデザインのものを選びましょう。
バッグは両手が空くものを
運動会ではママのお手伝いをしたりカメラで撮影したりする場面もあるため、バッグを持つなら両手が空くものが便利です。
ウエストポーチは最近リバイバルして若い女性の間で流行っていますが、40代パパがするとオジサンそのものになってしまうため、サコッシュやボディバッグなどがおすすめです。
出典:楽天市場
https://item.rakuten.co.jp/belldine/c340/
サコッシュとは、もともとは自転車レースの際にドリンクや補給食を入れていたバッグ。
ボディバッグと同じく肩から斜めにもかけられてかさばらず、防水素材など高機能なものも多いので、運動会以外のシーンでもなにかと便利なアイテムです。
カラーコーディネートのコツ
爽やかさを演出したい運動会では、全身黒やダークグレーなど重たいカラーより、白やブルー、ネイビー、ライトベージュなども使って軽い感じに仕上げると好感度の高いスタイリングになります。
運動会に限らずですが、ファッションコーディネートで全身に使っていい色は3色までです。
4色以上になるとバランスが悪く、落ち着きのない印象を与えてしまうため、使うカラーに統一感をもたせるようにしてください。
参考にしたい!芸能人おしゃれパパの運動会コーデ
参考にしたい男性芸能人の運動会コーデ画像を集めました。
松嶋菜々子&反町隆史夫妻
出典:Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180530-00012474-jprime-ent.view-000
白いシャツが爽やかな反町隆史さんのコーデ。
全身のスタイリングはわかりませんが、サングラスもシャツもシンプルなデザインなので大人っぽく上品な雰囲気です。
さらに、たまたまかもしれませんが、ママとコーディネートをリンクさせているのも素敵です。
こちらは反町さんの41歳のときのコーディネート。
彼をもってしても、ヒザ上ショートパンツは「頑張っちゃった」もしくは「普段のラフな感じできちゃった」という感じが出てしまうのが残念です。
隣りの松嶋菜々子さんの服装の雰囲気とも微妙に合っておらず、本人だけが浮いていて少し場違いな印象も。
単体で見れば、街中で犬をつれて散歩でもしていたらとっても素敵なんですけど…
TPOって大事なんですね。
最後に加藤雅也さんです。
出典:Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180530-00012474-jprime-ent.view-000
加藤雅也さんは50代ですが、肩に巻いたグレーのニット(?)やキャップのスポーティさと白の襟つきシャツの品の良さがマッチして、若い人にはない大人のカッコよさがとても素敵なコーディネートです。
こちらも全身の画像がないのが残念ですが、下がヒザ上ショートパンツではないことを願うばかりです…。
おしゃれマスターのあなたへ。こだわりは捨てましょう
出典:楽天市場
https://item.rakuten.co.jp/auc-shop-partisan/f-8/
最新のトレンドファッションを華麗に着こなすあなた。
さぞ鏡の前で惚れ惚れしていることでしょうが、女性の「カワイイ!」を男性が理解しづらいように、男性の「カッコいい!」を女性は理解しづらい傾向にあります。
ジャラジャラとしたシルバーアクセやドクロ柄のストール、先がキュッと尖がったワニ革の靴は、この日だけは封印しましょう。
和柄や原色や蛍光色、ピチピチorダボダボのシルエットに個性的なプリント、ムキムキに鍛えた胸元の露出、ムンムンに香る高級メゾンの香水なども、子供の運動会では周囲からの悪い憶測を生むだけです。
運動会ではママと子供が優先です。
いつもは主役のあなたも、この日は手持ちの中で一番ベーシックなカラーのシンプルな服を、サラリとノーアクセで着こなしてみましょう。
さり気ないのにセンスが光るファッションのあなたに、ママ友の視線もくぎ付けとなること間違いなしです。
なお、運動会では、服飾業界の男性によるファッション指南を真に受けるとドツボにはまる可能性があります。
できることなら女性目線のアドバイスをぜひ参考にしてください。
運動会でママがパパに望んでいること
運動会において、ママはパパに何を望んでいるのでしょうか?
ここまで読んでくださったあなたは、ファッションに関してはもう完璧なはず。
そこでここでは、運動会におけるイケメンパパの行動について触れていきます。
ママのサポート役に徹する
運動会では、いつも子供たちをしっかりフォローしてくれているママのサポート役に徹しましょう。
普段からママの話をしっかり聞いておくことが大事ですが、当日になってお手伝いしたつもりが「やり方が違う!」なんて怒られてしまわないように、「何をどう手伝えばいい?」と聞いておくとトラブルを防げます。
ただ、基本的に多くのママがパパにお願いしたいのは、「場所とり」と「ビデオ撮影」です。
この2つをママに託された場合は、なるべくベストポジションをとって、お子さんの雄姿をカッコよく撮影してあげてくださいね。
とはいえもちろん、本来の目的である子供の応援が一番大切です。
自分と一緒になって、熱いまなざしで我が子を応援しているパパの姿に、ママはジーンときているようですよ。
マナー違反やトラブルは絶対NG
忙しいママをお手伝いしないのはダメですが、もっとひどいのはマナー違反やトラブルです。
運動会で自分だけ酒盛りをはじめたり、周囲の迷惑となる喫煙をしたりしてはいけません。
もし煙草を吸いたい場合は、校外に喫煙場所を設けている学校もあるので確認してみましょう。
そして、さすがにいないとは思いますが、人脈を広げるビジネスチャンス!とばかりに主賓席に名刺を配りにいったりするのも絶対にNG。
また、場所取りや撮影に熱くなりすぎてなりふり構わずポジション取りをしたり、応援が行き過ぎて運営にヤジを飛ばしたり、審判の胸ぐらをつかんで抗議するのもやめましょう。
さらに、運動音痴なのにいいところを見せようと競技に参加して怪我をすれば、学校に迷惑がかかります。
ほかにも、社会のルールやモラルを守るのはもちろんですが、それぞれの学校の暗黙のルールのようなものもあるため、やはり事前に学校の様子などママの話をしっかり聞いておくと安心です。
運動会でキラリ☆モテモテ間違いなしのイケメンな行動
周りの人をちょっと幸せにするための行動が自然にとれる人は、どんな場所でもキラリと光りますよね。
たとえば運動会では、我が子のベストショットを撮るのに必死なパパはいても、他の子のベストショットも撮ってあげるというパパは案外少ないもの。
そこで、いい場所が取れたら自分の子だけでなくママ友のお子さんの素敵な表情も撮っておいて、ママを介してさり気なく差し上げたりするのも、イケメンな行動のひとつといえるでしょう。
ただしそのためには、普段からママとコミュニケーションをとって、他の子のことやママ友との関係なども把握しておくことが必要になります。
つまり、キラリと光るイケメンな行動をとるためには、「普段の生活でママの話をちゃんと聞いて、理解しておく」ことが一番大切。
運動会の服装もママに「これでいいかな?」と一言確認しておけば、普段学校の行事などを頑張ってくれているママがそこで恥をかくこともなくなります。
なにはともあれ、運動会は家族がさらに仲良くなれる絶好の機会です。きっと見た目も中身も十分にイケメンのあなた。
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