今、静かなブームとなっている「涙活」をご存知ですか?泣くことでストレス解消になり、ココロだけでなくカラダもデトックスできるという新しい健康法です。
涙を流すことで得られるオドロキの美容・ダイエット効果や簡単に泣く方法、おすすめ映画や本、泣ける話もご紹介します!
Contents
涙活とは
涙活とは、離婚式プランナーの寺井広樹さんが新しく提唱した、意識的に涙を流してココロのデトックスを図る健康法です。
涙を流すことで、自律神経が緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態からリラックス感を高める副交感神経に切り替わり、これがストレス解消につながるとされています。
この涙活が今、キレイになれると密かなブームに!
泣ける話や動画などを共有するイベントが各地で行われているほか、涙活をテーマにした本や、泣ける歌を収録したCDも人気のようです。
でも、具体的にどんな効果があるのでしょうか?涙活のヒミツに迫ってみました。
泣くことで得られるうれしい効果
- リラックス効果でストレスを解消
- 自律神経が整い、カラダも健康に
- 気分が落ち着きドカ食いを防止
- 睡眠の質を高めてアンチエイジング
- 血行をよくして冷えを軽減
- デトックスして免疫力アップ
- うつ病や生理不順の改善
キレイを目指す女性にとって、うれしい効果ばかりですね!
でも、どうして涙にそのようなパワーがあるのでしょうか?
涙活でダイエット&美肌が叶う理由
自律神経が整いリラックス&痩せ体質に
涙を流すと副交感神経が優位になるので、最高に脳がリラックスした状態に。
交感神経と副交感神経のバランスがとれて自律神経が整うと、血行がよくなり、消化活動も活発化して痩せ体質が手に入ります。
質の高い睡眠が得られる
泣いたあとは心地良い疲労感があり、グッスリと眠ることができます。
質の高い睡眠によってホルモンバランスの乱れも改善され、新陳代謝がよくなり、美肌やアンチエイジング効果も期待できます。
デトックス効果で免疫力アップ
涙には、コルチゾールという物質が含まれます。コルチゾールが増えると免疫力の低下や血圧上昇、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな問題が発生。これを涙とともに流すことで、体内が浄化されて免疫システムが活性化するのです。
むくみが取れて小顔に!
泣くと体内のいらない水分が排出されるので、むくみが取れて小顔になれます。
涙腺の詰まりも掃除されてスッキリ。クマの解消も期待できます。
癒やし効果で気持ちが落ち着き、ドカ食いも防止
泣くことで脳内に癒やしホルモンであるセロトニンが分泌されると、気持ちが落ち着きます。
脳の活動をポジティブにする快感物質エンドルフィンも発生し、リフレッシュできるので、ストレスでつい食べすぎてしまう人にもぴったりですね。
瞑想効果でココロとカラダを客観視できる
泣いたあとは呼吸が深くおだやかになるため、瞑想効果があります。
情緒が安定して自分を客観視できるので、継続中のダイエットにも挫折しにくくなるようです。
涙には種類がある
涙には三つの種類がある
涙活を実践する前に、まず、涙には種類があることをご存知でしたか?東邦大学教授の有田秀穂先生によると、ヒトが流す涙は3つの種類に分けられるそうです。
一つ目は、ドライアイの防止や角膜保護のために常に分泌されている基礎分泌の涙。
二つ目は、目にゴミが入ったときや玉ねぎを切ったときなどに、防御の為に出る涙。
三つ目は、悲しみや感動によって流れる情動の涙ですが、キレイのための涙活に効果を発揮してくれるのは、この「情動の涙」です。
美容効果の高い「情動の涙」
悲しみや感動など、なんらかのストレスを脳が感じたときに、過剰に発生したストレス物質を排出するために流すといわれる「情動の涙」。
この涙を流すためには、脳がいったんストレスを感じる必要がありますが、自分の身に起きたつらいことを思い出すのはあまりおすすめできません。
他人の経験に共感して泣く感動の涙が、涙活には一番いいようです。
では感動の涙を流すためには、具体的にどうすればいいのでしょうか。
コツをつかめば簡単!泣く方法を伝授
自分の「泣きのツボ」を知る
何に涙を流すのかは人それぞれ。どんなことに涙腺がゆるむのか、思わず涙がこみあげてくるポイントを、普段からなんとなく意識しておきましょう。
泣ける話、泣ける歌、泣ける映画や動画、アニメ・・・。涙活のための自分なりのコンテンツを、いくつか用意しておくといいですね。
泣きやすい環境をととのえる
スマホの電源を切る、一人になれる空間をつくる、事前に飲み物を用意するなどして、気が散ることなく泣ける環境をととのえましょう。
タイミングは休日前の夜など、ゆっくり泣ける余裕のあるときがベストです。
少しでも泣けたらOK!
期待が大きすぎると泣けなくなるので、気負わずに。
号泣する必要はなく、少しでも涙が流れたら、副交感神経にスイッチが切り替わった証拠です。
急な涙は個室に駆け込む
泣いてはいけないときに、思わず涙がこみ上げてくることもあると思います。そんなとき、泣くのを我慢するとストレスになってしまいます。誰もいないところへ行って、思いっ切り泣きましょう。
まぶたの腫れを防ぐには
まぶたにはたくさんの毛細血管が集まっているので、こするとむくみの原因に。頬に流れた涙を、柔らかいハンカチなどでやさしく押さえる程度にしましょう。
まぶたが腫れてしまった場合は、温冷パックが効果的。蒸しタオルと、保冷剤や冷たいコットンパックなどを2~3分ごとに交互に当てて、まぶたの血行をよくすることで改善されます。
涙活におすすめの動画や本・映画。泣ける話まとめ
▼おすすめの泣けるサイトはこちら
・感動まとめサイト「kokoro堂」
http://kokorodo.net/
・辛いときに聴きたくなる泣ける曲ランキングTOP10
http://harmonic.jp.net/762
・絶対に泣ける映画ベスト60
笑いがもたらす健康効果はよく知られていますが、研究によると、笑うことよりも泣くことのほうがストレス解消の度合いがはるかに大きく、効果の持続力も高いそう。
まずは月に一度、数分でも「涙活」にチャレンジして、ココロとカラダの健康を手に入れてみませんか?
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