2018年の気になるカラーのひとつと言えば、ピンク。
ピンクのなかでも、気になるのがピンコッタと呼ばれる色。
ハイブランドの小物などから、通販サイトのプチプラニットやワンピースまで、
ピンコッタカラーが目立っています。
もちろんメイクのアイテムにも!
大人女子もピンクは好きなカラーですよね。
大人の女性がきれいに見える、新鮮なピンクのメイク術、プロに聞きました!
今回お話をうかがったプロ
エリ<ERI>さん。
「shiomi H」「UNHAIR」ディレクター・スタイリスト&ファッションコーディネーター
🔻こちらもチェック!
サロンでのヘアスタイリングはもとより、
雑誌などのヘアメイク取材、撮影のほか、
子育て中ママに人気の「OURHOME」などでメイクレッスンも開催。
自身も2児の男の子を持つ、子育て中ママ。
仕事に子育てに、家事にと忙しい女性にも
シンプルな方法できれいをつくるアイデア、
アドバイスが人気。
サロン「UNHAIR(アンヘア)」では”ヘアだけではないおしゃれなこと”を
コンセプトに、メイクアドバイスやパーソナルカラー診断、
骨格から似合う髪型とファッションがわかる骨格診断なども手がけている。
『UNHAIR』
カットやカラーリングメニューはもちろん、
専属スパリストによるヘッドスパメニューも充実。
メイクアドバイス30分3000円(ワンポイント)、
1時間6000円(フルアドバイス)、
パーソナルカラー診断、骨格診断各30分3000円。
「shiomiH」は、今、話題のノンダメージヘアカラー、
”ホリスティックカラー”がおこなえる、神戸唯一の認定ヘアサロン
(2018年6月現在)としても評判。
Contents
ピンコッタメイク、ピンコッタカラーって?
アディクション ザ ブラッシュ
アディクション公式ホームページより。
アディクション ザ アイシャドウ
アディクション公式ホームページより。
M・A・C パウダーブラッシュ
M・A・C公式ホームページより。
THREE リリカルリップブルーム
THREE公式ホームページより。
ピンコッタカラーは、昨シーズン登場したレンガ色のような
テラコッタカラーに、少しピンクを加えたカラーです。
ピンコッタカラーとひと言でいっても、テラコッタに近い濃いめの色だったり、
ピンクが多めの色だったりと幅広い色のピンクがピンコッタカラーとして
捉えられています。
きれいなパステルピンクと違って、落ち着いたトーンなので、
とくに肌にのせるメイクの場合は、甘く、かわいくなりすぎないので、
大人女子にとっても魅力です。
手持ちピンク+淡いブラウンづかいでピンコッタ風メイク。
ピンコッタカラーが流行色のひとつとは言え、
アラフォー、アラフィフ世代にとっては、
流行色をメイクにすぐ取り入れるのはちょっとためらいが……
という人も多いかもしれませんよね。
でも、トレンドのニュアンスをさり気なく取り入れながら、
大人の女性ならではの洗練された印象のメイクにはしたいところです。
40代以降は、年々、肌がくすみがちになったり、
シミが目立ってきたり、顔の輪郭がなんとなくぼやけてきたりするのが悩み。
流行を楽しみつつも、肌なじみがよく、顔が立体的に見える、
そんなメークができたらうれしいですよね。
ピンコッタカラーのニュアンスを簡単に取り入れながら、
肌になじむメイクをつくる、ERIさんのおすすめの方法は、
ピンクに淡いブラウンを重ねるメイクです。
手持ちにピンクのチークやリップがあれば、
むしろ、手に入れて欲しいのは、淡いブラウンのチークか
コントロールカラー、そしてリップだそうです。
「ピンクに淡いブラウンをプラスするポイントメイクは、
肌なじみがよくてやわらかいニュアンスが出て、大人の肌をきれいに見せてくれます。
小顔に見えて、シミも目立ちにくくなりますよ」
えっ、シミが目立たない? 顔が小さく見えるの?
ERIさんのこのアドバイスをきくと、使わずにはいられませんよね。
ピンコッタ風メイクは、チークとリップをポイントに。
ピンクにブラウンカラーを合わせるのは、メイクだけではなく、
おしゃれのコーディネートでもセンスよく見える、相性がいい組み合わせ。
メイクでは、ピンク+淡いブラウンづかいは、チークとリップを
ポイントにするときれい。
「メイクのなかでも、チークは顔全体の面積を大きく占めるポイントメイクです。
コンシーラーをぬって厚塗りにカバーしなくても
薄いブラウンを重ねたチークを入れることで、おなじトーンのシミが
目立ちにくくなります。そして、リップも同じトーンにすることで、
より、シミが目立ちにくくなります。
引き締まって見えるので、小顔見せにも効果的なんですよ」
日本人の肌は黄身がかっている場合が多いので、
ピンクは、色によっては浮きやすい色、
でも淡いブラウンを加えることで、ピンクがぐっと使いやすくなります。
ピンクは肌色にあわないからと、オレンジやコーラル系を使ってきた人も
この方法ならピンク系も使いやすくなりますよ。
また、淡いブラウンは、コーラルやオレンジ系に重ねづかいするのも
相性がよく、おすすめだそう。
ピンコッタ風メイク!ピンク&ブラウン系のチークとリップのつけかた。
では、具体的なつけ方は?
「チークは、ピンクをぬった上に、薄いブラウンを重ねます。
リップは、薄いブラウン系のリップの上に、ピンクのリップを重ねます」
ピンクのチークをブラシでぬったうえに、
薄いブラウンのチークやコントロールカラーなどをブラシで軽く重ねましょう。
リップの場合は、先に淡いブラウン系を唇の輪郭に沿ってぬり、
ピンクは指でトントンと、軽く重ねるようにぬってなじませるときれいです。
チークに重ねるのはこんなブラウン系を。
セザンヌフェースコントロールカラー4(マットブラウン)
シェーディングなどに使うフェイスコントロールカラー。
濃くなりすぎずに発色するので使いやすい。
ひとつ持っておくと、ピンク以外のメイクでも活躍します。
amazon公式ホームページより。
セザンヌ公式ホームページ
おすすめピンコッタメイク!ピンクのリップのベースにはこんなベージュブラウンを。
資生堂 インテグレートボリュームバームリップ
⬇︎この色がおすすめ!
するするとなめらかな使い心地で描きやすいリップ。
ぽってりした唇がナチュラルにつくれる保湿バームリップです。
資生堂公式ホームページ
SUQQU モイスチャーリップスティック
01 フレッシュベージュ
大人世代にも人気のSUQQUのリップ。
濃密バームで仕上がりはとてもつややか。
大人の女性の唇を艶っぽく彩りながら、
肌浮きせずに品よくなじみます。
SUQQUオンライン公式
ちふれ 口紅
⬇︎おすすめの色はこの色!
保湿ヒアルロン酸配合のリップは、なめらかにのびて
唇にきれいにフィット。
300円というプチプラなのに、しっとり、ふっくら。
コスパに優れた人気の一本です。
ベージュ系、ブラウン系に抵抗のある人は、
まずはこんなプチプライスから試してみては?
ピンク+ブラウンのピンコッタ風メイク、きれいな大人チークの入れ方。
血色をよく、立体感を出すためにもチークは大人肌にはマスト。
でもかわいさを意識して若い頃のように丸く入れるとちょっと不自然。
頬骨に沿ってシャープに入れるとなんだかきつい印象に。
「基本はニコッと笑ったときに頬骨が高くなる位置ですが、
年齢とともに、たるみなどで肌は縦に長く見えるようになるので
チークをぬる幅は少し広めにするのがポイントです」
丸顔、面長など、顔の輪郭などによって若干の違いはあるものの、
基本形はこれ!
⒈ 黒目の中央あたりからまっすぐ下におろした位置と、
小鼻の横を外にまっすぐ伸ばしたラインがつながる位置がスタートポイント。 2.スタート地点から、大きめのチークブラシで横に、もみあげ方向にふんわり入れる。 もみあげあたりから、スタート地点にまた戻すを2〜3回繰り返します。 |
できれば、専用のチークブラシを使いましょう。
チークに付属されている小さなブラシは濃い薄いの色ムラが
どうしても出てしまいます。
チークブラシなら、いちどにぬれる範囲が広いので
色ムラもできず、2〜3回繰り返すだけできれいにぬれますよ。
いかがでしたか?
ERIさんおすすめのこの方法なら、新しくピンコッタカラーを買わなくても、
手持ちのピンクを生かして、ピンコッタ風の今のニュアンスを
取り入れることができそうですよね。
あとは眉をブロウパウダーとリキッドペンシルできちんと描けば、
立体的な顔の、きれいメイクの完成です!
ぜひ試してみてくださいね。
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