眉間のシワを改善する方法 筋トレ・ツボ・マッサージ・化粧品・・・

■この記事を書いた人
よちまま
美容専門学校を卒業後、エステも行う化粧品メーカーの美容部員や痩身・フェイシャル・脱毛を行う大手エステサロンのエステティシャンとして勤務。知識と経験を活かした美容系記事を中心に執筆するママさんライター。

パソコンやスマートフォンを見ていると、気が付いたら眉間にシワ入っていた!なんてことありませんか。

眉間にシワがあると「機嫌悪いのかな」「怒ってる?」となんとなく印象を悪くしてしまいがちですよね。

そこで、眉間のシワを改善するセルフケア法などをご紹介したいと思います。

眉間のシワで悩んでいる方もそうでない方も、毎日のスキンケアに取り入れてみてくださいね。

眉間のシワを改善する方法とは

眉間のシワは他のシワにくらべて深く刻まれることがあり、また、顔の中心に近いため出来てしまうと気になる方も多いお悩みの一つです。

そんな眉間のシワのセルフケアについてご紹介したいと思います。

1、眉間のシワに効く顔筋トレ

2、眉間のシワに効くツボ押し

3、顔~肩のマッサージ

4、シワへの効果が期待できるスキンケア

すぐに始められるものもあり、毎日のお手入れに取り入れやすいですよね。

どうして眉間にシワができるの?

そもそも、どうして眉間のシワは出来てしまうのでしょう。

眉間に限らず、顔に出来るシワには大きく分けて4つの原因があります。

1、加齢
2、乾燥
3、紫外線
4、表情

加齢は誰にでも起こるので避けて通れませんが、それ以外の原因は早めに対処することでシワを防いだり改善することが期待できます。

眉間のシワの原因 加齢

年齢を重ねると「若い頃は出来ていたのに…」ということが出てくること、ありませんか。

私たちの体が衰えを感じるように、肌細胞も年齢を重ねることで衰えていきます。

例えば水分を保つ力。

肌細胞が衰えることで、水分を保つ量が減ってしまい水分が逃げやすくなります。

水分が保てない肌はバリア機能が低下し乾燥や紫外線などの外的刺激に敏感になります。

また、肌のハリや弾力を担う部分は格子状の網のような構造をしていて、適切なスキンケアを行えていないと加齢とともに網が緩んでしまい、結果、ハリや弾力が失われる原因となるのです。

眉間のシワの原因 乾燥

年齢を重ねるうちに「傷の治りが遅くなった」「肌がゴワつくようになった」と感じることはありませんか。

それは肌細胞の生まれ変わり=ターンオーバーの周期が加齢とともに長くなっていくためです。

ターンオーバーが長くなるということは新しい元気な肌細胞が生み出されにくく、古い肌細胞が長く肌表面に留まり続ける状態とも言えます。

古い肌細胞は肌表面を覆って化粧水や美容液などの保湿成分や美容成分が浸透するのを防いでしまうので、肌を慢性的な乾燥状態へ導いてしまいます。

しかし、乾燥は年齢に関係なく十分な保湿が出来ていなかったり元々の肌質によって引き起こされることもあります。

乾燥によるシワは、最初は小さな細かいシワで気にならない方もいますが、放っておくとどんどん深く刻まれるようになり、眉間のシワのような目立つシワになってしまうことも考えられます。

眉間のシワの原因 紫外線

筆者が美容部員として勤め始めた十数年前には、紫外線がシワの原因になるとお話しすると「何言ってるの!紫外線って言ったらシミでしょ!」とお客様に言われることが多かったですが、今は肌のハリや弾力を担うコラーゲンやエラスチンを紫外線が壊してしまうと広く知られるようになりました。

紫外線によるシワは乾燥によるシワとくらべ、深く大きなシワになりやすいことが特徴で眉間のシワの原因にもなりえると言えます。

眉間のシワの原因 表情

眉間のシワの最大の原因と言っても過言ではないのが表情ジワです。

総務省が発表している私たちがインターネットを使う時間は1日平均 平日99.8分、休日120.7分で年々増加していることがわかっています。

パソコンやスマートフォンを見ている時、つい夢中になりすぎて無表情になったり眉間にシワが寄っていませんか。

また、パソコンやスマートフォンを見る時間が長くなることで目を酷使することにも繋がります。

眼精疲労は目の周りの筋肉が疲れることから眉間のシワの原因にもなるため、お仕事でパソコンを使う方も眉間のシワが出来やすい状態と言えます。

画像引用、出典:資生堂公式サイト

出典:総務省「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表

眉間のシワを改善するセルフケアとは

眉間のシワの原因がわかったところで、自宅で出来るセルフケアについてご紹介します。

道具などなく、今すぐ始められるものもありますので気軽にトライしていただければと思います。

眉間のシワに効く顔筋トレ

眉間のシワは眉の間に縦に出来るシワですが、その原因は眉の間だけではありません。

眉間のシワの原因でもお話ししましたように、パソコンやスマートフォンを見る時間が長くなることで顔の筋肉を使わない時間も長くなってしまい、筋肉が衰えることで眉間のシワの原因に繋がります。

額にある「前頭筋」を鍛えることで眉間のシワを防いだり、今あるシワを浅くすることが期待できます。

1、眉毛の2cmくらい上に、両手の人差し指・中指・薬指を置き、額を固定する
2、目線を上に向ける(自分の額を見るようなイメージ)
3、人差し指・中指・薬指に力を入れ、眉をグッと下に押し込むと同時に、それに反発するように眉を上に動かす

~この動作を5回繰り返す~

4、5回目に持ち上げたら、そのまま30秒間キープしながら額・頭頂部・後頭部・首筋まで力を入れる

~ 1~4を2セット行う~

実際にやってみると、動かしづらかったり疲れを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

最初は少ない回数から行ってみることをおすすめします。

眉間のシワに効くツボ押し

ツボ押しと聞くと足裏のイメージを持つ方もいるかもしれませんが、美容においてツボは「反射区」という考え方でお手入れの一環として取り入れることがあります。

眉間のシワに効果が期待できるツボを3カ所ご紹介します。

この3カ所を刺激することで「皺眉筋」を緩め、眉間のシワをほぐします。

指先ではなく指の腹を使い、「押す」というより頭の重みを使って指の腹にツボを「乗せる」ようにすると、ちょうどいい刺激になりますよ。

また、ツボ押しとは別に「皺眉筋」を緩めるマッサージもあります。

1、両手の人差し指・中指・薬指を皺眉筋に置く
2、上下左右、小刻みに30秒間ほど動かす
3、両手の親指と人差し指で眉頭を軽くつまみ3秒キープし、そのまま眉尻に向かって5カ所やさしくつまむ

眉間のシワが出来ていたり凝っていると硬くなっていることがあります。

やさしくゆっくりほぐしていきましょう。

顔~肩のマッサージ

眉間のシワのみならず、顔のシワは頭皮や首、肩コリが原因になっていることがあります。

美容室やエステサロンで受けられるヘッドスパもおすすめですが、シャンプー後に湯船に浸かりながらのセルフマッサージも手軽に出来ます。

1、手を大きく開き頭を掴むようにして中指で頭頂部のツボ(少しへこんだところ)をやさしく押す
2、親指で耳の後ろにあるくぼみをやさしく押し、そのまま首の付け根まで親指でほぐす
3、5本の指を使って生え際から襟足まで指の腹でやさしくほぐす
4、手ぐしでとかすように生え際から襟足を通って首、鎖骨へリンパを流す

指先で行わず指の腹を使ってやさしく行いましょう。

ヘッドマッサージ用のオイルなどを使うとリラックス効果や髪、地肌への効果も期待できます。

シワへの効果が期待できるスキンケア

眉間のシワは目尻などに出来るシワにくらべ、深く刻まれるシワですからスキンケアだけで薄くするのはなかなかむずかしいです。

そこで、スキンケアで取り入れられる眉間のシワに効果が期待できる化粧品と美容アイテムを合わせてご紹介します。

併用して頑固な眉間のシワを撃退したいですね。

エリクシール エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム S

「シワを改善する」効果が認められた医薬部外品のリンクルクリームです。

ヒアルロン酸を生み出し、肌の水分量を上げることで肌をやわらかくふっくらさせる効果が期待できる薬用有効成分純粋レチノール配合。

ハリを与えるコラーゲンも配合されていて肌を内側から押し上げてくれます。

出典:資生堂公式サイト

コーセー プレディア サインズリセット

海洋深層水などスパの知恵を取り入れたプレディアは海の恵みを肌や髪、体に使うコスメブランドです。

サインズリセットは眉間のシワはもちろん、顔のシワに効果が期待できる美容液です。

肌にハリを与えてピンと弾むような肌へ導きます。

出典:プレディア公式サイト

美ハリおやすみ眉間シート 24枚入り シート フェイスパック

ヒアルロン酸やコラーゲンなどのハリや弾力アップが期待できる美容成分が配合されたシールタイプのシートを眉間のシワに直接貼るアイテムです。

寝る前に眉間に貼り、翌朝はがすだけで眉間のシワを手軽にケアできます。

出典:yahooショッピングサイト

眉間専用美溶液 クイックヤング 眉間フラット

メイク前に眉間のシワに塗って乾くと薄い膜ができ、物理的にシワを引っ張る眉間専用美容液です。

塗るボトックスとも言われるアルジルリンなどの美容成分を配合しているのでリンクルケアも出来ます。

根本ケアと即効性どちらも欲しい方におすすめです。

出典:yahooショッピングサイト

藍と紫根の眉間スティック

エイジングケア効果が期待できる藍エキスと紫根エキスを配合した美容液スティックです。

眉間のシワに直接スティックを塗るタイプでシワを押し広げながら美容成分を角質層まで届けます。

幅広スティックなので額のシワにも使えます。

出典:yahooショッピングサイト

眉間のシワを改善するプロの技とは

一度付いてしまうと、なかなか消すのがむずかしいシワの中でも眉間のシワは特に深く刻まれている分、厄介と言えます。

そこで、今や美容法の一つになった美容整形の中から眉間のシワに効果が期待できる施術方法をご紹介します。

湘南美容クリニック ボトックス

シワ取りと言えばボトックスというほど広く知られている施術方法です。

神経を麻痺させて動きにくくしシワを作らせないようにするボツリヌス菌を人工的に作った、安全性の高いボツリヌストキシン製剤は厚生労働省の認可が下りていますから安心して施術を受けられます。

大体1週間から10日ほどで効果を実感することができ、3,4カ月ほど持続します。

1回 8,800円(税込)

出典:湘南美容クリニック公式サイト

品川美容外科 ヒアルロン酸注入

ハリや弾力アップの強い味方、ヒアルロン酸を直接気になる箇所に注入する施術方法です。

注入してすぐにハリを実感することが出来る点や施術後すぐにメイクをして帰れる点などが手軽に出来る魅力です。

効果は2,3カ月ほど持続します。

初回 11,988円 ※2回目以降 17,593円(いずれも税込)

出典:品川美容外科公式サイト

大塚美容形成外科 内視鏡ブローリフト

内視鏡ブローリフトは頭皮に3㎝程の切れ込みを数カ所入れて、そこから内視鏡を挿入し眉毛の下にある「骨膜」を切開して眉間のシワや額のシワをなくす手術です。

手術は2時間ほど、全身麻酔で行われ痛みや腫れが落ち着くまでの時間ダウンタイムは3日から一週間程度掛かります。

手術費用も時間も掛かりますが、5~10年は効果が持続します。

今までいろいろやったけど効果が実感できず、なんとかしたい方に検討していただきたい美容整形です。

1回 756,000円(税込)

出典:大塚美容形成外科公式サイト

まとめ

眉間のシワを改善する方法、いかがでしたでしょうか。

顔のど真ん中で深く刻まれる眉間のシワは悩んでいる方が多いことから改善法や美容アイテムが多数あり、数千円のアイテムから700,000円以上の美容整形まで眉間のシワへのアプローチは多岐にわたり、調べていて大変興味深かったです。

眉間のシワと一言で言っても、いつから気になっていたのか、どう変わりたいのかは人それぞれ違いますから自分にとって満足できる方法を見つけて年齢を感じさせない美しい肌を手に入れていただければと思います。

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