おしゃれに決めたつもりなのに、いまひとつしっくりこない、
なんだか垢抜けない、なんてことはありませんか?
もしかしたらデザインや素材選びが、生まれ持った体型に
あっていないのかもしれません。
好みや、体型カバーで選んでいた洋服を、
生まれ持った骨格タイプで選ぶと、似合う服が見つけやすくなります。
こなれ感が出て、ぐっとおしゃれな印象になったり、着やせ効果まで!
骨格診断で似合う服が見つけやすくなると、買い物の失敗が減ったり、
コーディネートの幅が広がったり、
新しいおしゃれアイテムに挑戦する楽しみも増えますよね。
骨格診断で新しいおしゃれスタイルを見つけてみませんか。
Contents
骨格診断とは?
太っている、やせているではなく、
人には持って生まれた体の質感やラインの特徴があります。
それは太っても、やせても、一生変わらないもの。
骨格診断は、骨や肉のつき方、体の質感の特徴から、
ストレート、ウェーブ、ナチュラルの3つのタイプに分けて、
よりおしゃれに見える着こなしを導きだすものです。
骨格のタイプを知っておくと、着太りして見えていた原因や、
素材にもそれぞれに似合う、似合わないがあることを知ることができます。
骨格診断で骨格タイプ<ストレート、ウェーブ、ナチュラル>を知ろう。
(画像:骨格協会よりhttp://www.kokkaku.jp/kokkaku.html)
骨格診断で似合う服を見つけるには、まず、骨格タイプを知ることから。
セルフチェックする時は筋肉や骨の大きさや筋肉のつき方で
チェックをしましょう。
太っている、やせている、身長が高い、低い、年齢は関係ないので、
ぽっちゃり気味の人は、標準体重だったらと考えて診断を。
できれば体のラインがわかる服を着て、全身を鏡に映してチェック
するのがおすすめです。
セルフチェックの場合、ひとりでは判断しにくいチェック点があるので、
家族や友人たち何人かで、比較しながらチェックするのもおすすめです。
診断の結果、チェック数がおなじになった場合は鎖骨の特徴、手首の特徴、
体全体の印象、似合わないと感じる素材のチェックを優先するのがいいそうですよ。
セルフチェックで骨格診断の結果がわからないときは?
骨格診断タイプはストレート、ウェーブ、ナチュラルの3つに分けて考えるのが主。
でも人の骨格は、はっきりと3種類には分けにくいものですよね。
同じタイプの人でも、その人の醸し出す雰囲気や、顔立ちによって
似合う服に差がでてきます。
でも、ただ好みの服のなかから漠然と選ぶのとは違い、
選択肢は狭まるので、選びやすくなるメリットがありますよね。
わからなかったり、迷った時は、実際にそのタイプに似合う服を着てみて、
着太りせず、すっきりきれいに見える方を選びましょう。
骨格診断のタイプチェックポイント
チェック数が多いものがあなたのタイプ。
ストレートタイプ | ウェーブタイプ | ナチュラルタイプ |
□体に厚みがあり、肉感的 | □体に厚みがなく、メリハリがあまりない | □骨がしっかりしていて肉感的 |
□首はどちらかといえば短い | □首はどちらかといえば長め | □首は太く、筋が目立つ |
□鎖骨はあまり目立たない | □鎖骨は細く、目立つ | □鎖骨が大きめでしっかり出ている |
□手のひらに厚みがある | □手のひらは薄い | □手の甲の筋が目立つ |
□手首が細く、断面にすると丸い | □手首の幅が広く、形は平べったい。 | □手首の骨がしっかりしている |
□指の関節が小さい | □指の関節はふつう | □指の関節が大きい |
□ひざの皿が小さい | □ひざの皿はふつうだが、 触ると出ている |
□ひざの皿が大きくて目立つ |
□身長や体の割に足が小さい | □足は身長や体とのバランスがいい | □身長や体の割に足が大きい |
□太ももは太く、ひざ下は細い | □太ももは細く、ひざ下は太め | □太ももは肉感的ではなく、すねの骨が太い |
□薄い生地のTシャツを着ると肌着っぽく見える、 シフォンのようなやわらかい素材が似合わない |
□ふつうの白いTシャツや スウェットなど、スポーティーな素材が似合わない |
□ぴったりした服やラメニットなどを着るとたくましく見える |
□太るとリンゴ型になりやすい | □太ると洋梨型になりやすい | □肌を見せないほうが着やせして見える |
診断チェック表参考文献、参考HP
骨格診断ファッションアナリスト認定協会公式ホームページ
https://www.fashion.or.jp/stylecheck/
『骨格診断Xパーソナルカラー 本当に似合うBestアイテム事典』(二神弓子著 西東社)
『骨格診断&パーソナルカラーで”似合うカジュアルの見つけ方』(主婦と生活社)
骨格診断、3タイプ<ストレート、ウエーブ、ナチュラル>の特徴
ストレートタイプ
(画像:骨格協会よりhttp://www.kokkaku.jp/kokkaku.html)
骨格診断によるストレートタイプの特徴は、下半身よりも上半身に厚みがあり、
筋肉がつきやすい立体的でメリハリ型のボディ。
弾力があって、ハリがある肌質も特徴。
芸能人では、米倉涼子さん、上戸彩さん、石原さとみさん、長澤まさみさんが
このタイプと言われています。
ストレートタイプは、ローゲージやギャザーなどは着太りして見えやすいので避け、
首や胸元をすっきり見せるデザインをポイントにしたシンプルコーディネートが
よく似合います。
ウェーブタイプ
(画像:骨格協会よりhttp://www.kokkaku.jp/kokkaku.html)
骨格診断のウェーブタイプは、横から見たときに体に厚みがなく、華奢。
やわらかな曲線を描くようなエレガントなボディライン。
二の腕や太ももにハリがなく、脂肪を感じるソフトな質感の肌です。
有名人では、宮沢えりさん、戸田恵梨香さん、北川景子さん、松田聖子さん、
黒木瞳さんがこのタイプだそう。
ウェーブタイプはやわらかな素材や、ぴったりしたサイズで、
ウエストのくびれなど、女性らしい体のラインを生かしたスタイルがよく似合います。
ナチュラルタイプ
(画像:骨格協会よりhttp://www.kokkaku.jp/kokkaku.html)
骨格診断のナチュラルタイプは、骨太で、骨格や関節がしっかりしているタイプ。
肉感的ではなく、全体的に四角いフレーム感が感じられるのが特徴です。
一般的には乾燥気味で、人によっては皮膚が厚いイメージがある肌質とか。
蒼井優さん、綾瀬はるかさん、天海祐希さん、中谷美紀さんといった
芸能人がナチュラルタイプと言われています。
ナチュラルタイプは骨格がカチッとしているため、ゆったりと着こなせる
ラフなシルエットで、リラックス感を意識すると、女性らしい魅力が引き立ちます。
おしゃれ度上がる⤴、骨格診断タイプ別の似合う服
骨格診断のタイプ別に似合うデザインや素材、コーディネートポイントを
まとめました。参考にしてくださいね。
ストレート | ウェーブ | ナチュラル | |
コーディネートの ポイント |
シンプル
きちんと感 縦長を意識した、 |
フェミニン
ソフト 華やかさ ウエストをマークしたXラインシルエットも似合う |
ゆるっとしたラフなラインシルエット
カジュアル ナチュラル |
デザインポイント | 体型に合うジャストサイズ
トップスは胸元がすっきり見えるデザイン。 ストレートなスカートやパンツなど、シンプルなシルエットのボトムス
|
ぴったりサイズ
ふわっとしたシルエットなど、フェミニンなニュアンスが出るもの フリルやレースなどの装飾アクセントがあるもの Aラインスカートや、クロップドパンツなど、下半身が軽やかに見えるボトムス |
ゆったりめのサイズ
トップスは衿あきが狭いもの ワイドパンツやミモレ丈のギャザースカートなど、足をゆったりと包むボトムス |
似合う襟の形 | 深めの開きがポイント
Vネック |
浅めの開きがポイント
Vネック |
衿が開き過ぎていないものがポイント。 シャツはえりぬきができるものを。クルーネック ハイネック オフタートル |
なじみやすい素材 | 厚手の生地
カシミアやシルク、レース、ハイゲージなど、ハリのある、クラス感を感じる素材 |
シフォンやレーヨンモヘアやアンゴラなど、なめらか素材や光沢感のある素材、ふんわりした風合いのもの | リネン、コットン、ローゲージニットなどのラフで、カジュアルな風合い |
似合う柄 | 大きめの柄
色のコントラストがはっきりしたもの |
小さな柄
色のコントラストが強くないもの |
ペイズリー、タータンチェックなど、はっきりした柄
ストライプは太め、細め、どちらもOK |
骨格診断タイプ別、冬のきれいめカジュアルコーディネート
若い頃のようなラフなカジュアルコーデにちょっと違和感が出てくる
アラフォー世代。
40代以降の大人女子が目指すのは、きれいめカジュアル。
ママ友ランチや女子会など、活躍シーンが多くておすすめです。
冬の定番といえばニット。
ここでは骨格診断タイプ別に、ニット×パンツ、ニット×スカートの
きれいめカジュアルコーデのポイントをご紹介します。
ストレートタイプのきれいめカジュアル
(画像・セシール公式ページhttps://www.cecile.co.jp/sc/kokkaku/straight/)
ニットは深いVネックはもちろん、ベーシックなデザインの目が詰まった
ハイゲージがすっきり見えます。
メリノウールなど、質がいい素材を選ぶのもおすすめです。
丈は腰まわりをすっきり見せる長さ。長すぎず、短すぎないのがポイントです。
合わせるパンツのおすすめは、厚手できれいめ素材のストレート。
丈はジャスト丈。
おなかまわりがすっきり見えるノータックがおすすめ。
縦ラインを強調するセンタープレス入りパンツで、よりきちんと感を出す
コーディネートも似合います。
ストレート以外ならチノパンやワイドシルエットもOK。
スカートも、ハリがある素材の、縦のラインを強調するシルエットがイチ押しです。
ラップ、ペンシル、タイトなマキシスカートなどがおすすめ。
ひざや、ひざ下がきれいな人が多い骨格タイプなので、ひざ下を見せる丈がきれい。
ストレートタイプの人が、やわらかなフレアースカートを合わせたい時は
ボリューム感が控えめなものを選ぶのが大事です。
ウェーブタイプのきれいめカジュアル
(画像・セシール公式ページhttps://www.cecile.co.jp/sc/kokkaku/wave/)
ニットは薄手のハイゲージやリブニット、上品なツインニットがおすすめ。
丈は短めがおすすめで、七分の袖丈もきれいに見えます。
ウェーブタイプは、パンツよりもスカートの組み合わせがよく似合うタイプ。
体のラインをしなやかに見せる薄手でソフトな素材を選びましょう。
ウエストから広がるAラインや、ミモレ丈、
プリーツや、フレアー、レースなど、すそに揺れ感が出るような
軽やかなニュアンスのデザインがきれいです。
パンツを合わせたい場合は、スカートとおなじように薄手でフィットする素材、
軽やかに見えるシルエットを合わせるのがポイント。
細身で、クロップド丈のような足首を見せるデザインはとくによく似合うデザイン。
スキニー、テーパード、スカーチョなども似合います。
ナチュラルタイプのきれいめカジュアル
(画像・セシール公式ページhttps://www.cecile.co.jp/sc/kokkaku/natural/)
きれいめカジュアルのときも、ラフで抜け感があるコーディネートを
ポイントにしましょう。
ナチュラルタイプに似合うニットは、ざっくりしたローゲージニットや
厚手のハイネック。
流行りのドロップショルダーやドルマンスリーブもおしゃれに着こなせます。
丈は長めがおすすめ。ロングカーディガンもきれいに着こなせるタイプです。
合わせるパンツは、厚手素材で、太め、ボリューム感の出るデザインを。
デザイン性の高いパンツや、タック入りも映えます。
ワイドパンツ、ガウチョ、ストレート、ボーイフレンドデニムはおすすめです。
スカートは、ギャザースカートなど、地厚で布をたっぷり使ったタイプがおすすめ。
ナチュラルタイプは、ミモレやマキシなど、ひざ下より長いロングスカートが
おしゃれに着こなせるタイプなので、ぜひ楽しんでくださいね。
タイプ別の似合う服やコーディネート本をチェック
骨格診断は書籍がいろいろ出版されています。
タイプ別の似合う服やコーディネートを、より詳しく知りたい方は
ぜひ本もチェックしてくださいね。
骨格診断に加えて、肌などの色から似合うカラーを導く
パーソナルカラー診断をおこなうと、さらにおしゃれ度が上がりますよ。
『骨格診断x パーソナルカラー本当に似合う服に出会える魔法のルール』
(二神弓子著 西東社)
西東社公式ホームページ
http://www.seitosha.co.jp
『骨格診断とパーソナルカラー診断で見つける似合う服の法則』
(二神弓子監修 森本のり子著 日本文芸社)
日本文芸社公式ホームページ
https://www.nihonbungeisha.co.jp
『骨格診断アドバイザーNAOの本当に似合う服で人生が変わる』
(NAO著 KADOKAWA)
KADOKAWA公式ホームページ
https://www.kadokawa.co.jp
『骨格診断&パーソナルカラーで”似合う”カジュアルの見つけ方』(主婦と生活社)
主婦と生活社公式ホームページ
http://www.shufu.co.jp
『あなたの好きな服が似合う服になる』(小島葉子著 主婦の友社)
主婦の友社公式ホームページ
http://shufunotomo.hondana.jp
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