食事をするとき、普通、お箸やフォークは利き手で持ちますよね?このとき、利き手と逆の手を使うだけで痩せられるという、その名も”逆利き手ダイエット。
体型が気になりだした劇団ひとりさんが、この方法で2カ月でなんと-7kgのダイエットに成功されたそう!熊田曜子さんも1年間で-10kgに成功されたらしく、これは期待がもてるのではないでしょうか~。
元手もいらないし、なんだか簡単にできそう!というわけで早速挑戦してみました。
Contents
小顔効果もある逆利き手ダイエット
使い慣れていないほうの手で食事をすれば時間がかかりそうなイメージはありますが、なぜそんなにダイエット効果があるのでしょうか。
満腹中枢を刺激して肥満を防ぐ
食事から栄養分が体内に吸収され、血液中のブドウ糖の量が増えると、脳にある満腹中枢が刺激されて「おなかいっぱい」を感じます。
それにより食欲が抑えられ、食事をストップできるのですが、この満腹中枢が働くには食事を始めてから20分かかるといわれています。
早食いが肥満の原因とされるのは、脳が満腹を感じる前に大量に食べてしまうため。
ところが不器用なほうの手で食べると食事のペースがゆっくりになるので、少量でも満腹し、食べ過ぎを自然に防ぐことができるのです。
よく噛んで脂肪を燃焼
食事に時間をかけることでしっかり噛むようになると、交感神経が刺激され、脂肪細胞に作用するノルアドレナリンが分泌されて脂肪を燃焼してくれます。
また、噛むことでヒスタミンという物質が分泌され、満腹中枢が刺激されるので、これも食べ過ぎ防止につながります。
さらに、食物が細かくなるため消化がスムーズになり、栄養素の吸収もしやすく、胃腸への負担も軽くなります。
若返りホルモンまで分泌される
噛むことで唾液が分泌されますが、唾液の成分には「パロチン」という若返りホルモンや「EGF」と呼ばれる美容成分が含まれます。
これにより、肌荒れやニキビの改善、アンチエイジングにも効果を発揮!
また、顔の筋肉を使うので小顔効果も期待できます。
具体的には、30回くらい噛むといいそうですよ!
脳が活性化!性格まで良くなるらしい
利き手と逆の手を意識して使うことで、左右の脳をバランスよく使えるようになります。その結果、脳が活性化して記憶力や集中力がアップ。
また、使い慣れないほうの手を使うとイライラしそうですが、反対に自制心を司る脳の部位が刺激され、怒りの感情をコントロールしやすくなるのだとか。
精神的な柔軟性が高まり、自律神経のバランスもとれるようになるのだそうです。
右脳と左脳をつなぐ脳梁という部分が発達し、情報処理の速度もアップ。
感情の起伏がおだやかになって、頭もよくなるんですね!本当かなあ…
実際にやってみました
よーし、箸を左手に持ち替えて…って、あれ?持てませんけど(泣)
まず箸ってどうやって持ってたっけ!?正しい箸の持ち方を習得するのも苦労したのに、それを逆の手でってなると…かなり大変そうです。
なので、まずはスプーンとフォークでスタート。これならなんとかできそうです!予備知識があるからか、脳が活性化されて賢くなって、気持ちも若干おだやかになっているような気がします!(錯覚)
食事時間は、いつもの倍くらいかかりました。量としては、3分の2くらい食べたあたりでお腹いっぱいになります。というか食べるのが面倒に思えてきます。
純粋に食事を楽しみたいときは、利き手で食べたほうがいいかもしれません。
【注意点】
- 慣れたら、左手用の矯正箸を使ってみても楽しいかも!
- 慣れたら、左手用の矯正箸を使ってみても楽しいかも!
- ストレスをためないよう、慣れないダイエットフードではなく、いつもと同じ食事内容にしたほうがいいかもしれません。
- だいたい10分で食べていたものであれば、20~30分かかります。ほかほかのお料理が冷めてしまうとさみしいので、冷めてもおいしい食事のほうが続きそうです。
- ついお皿に口をつけてかき込みたくなりますが、それでは意味がないので我慢してください。
総合評価
★★★☆☆
うーん。オススメです!
ダイエットにもよさそうだけど、脳の活性化というところに惹かれますね!
ただ、地道に続けた場合、半年もすれば逆の利き手にも慣れてきて効果がなくなる予感がします。まあ、半年の間に痩せればいいだけの話なんですけどね…
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