夏本番前にフットケア! すべすべかかとをめざそう。

素足にサンダルや、薄手ソックスにミュールの季節。

かかとがひび割れたり、がさがさになっていませんか?

プロがすすめる、かかとケア、ご紹介します!

毎日の基本のお手入れ、スペシャルケア、
おすすめ保湿クリームなど、チェックして。

すべすべの、軽やかな足もとで、さあ、出かけましょう。

かかとの角質ケアの前にまずチェック!

硬くなったりかかとのひどいひび割れや、がさがさ。
角質ケアのお手入れをしているのにちっともよくならない。

それはお手入れ方法が間違っているか、
もしかしたら、かくれ水虫かもしれません。

かかとの水虫や、爪水虫は、うっかり見過ごしがちな症状。
でも実は、かくれ水虫の女性がとても多いのだそう。

家族に水虫の人がいたり、サンダルに素足で出かけたさきで、
靴を脱いだときにうっかりうつったりなど、
白癬菌感染はあらゆる場で起こります。

梅雨から夏にかけてはとくに、長時間はいている靴の蒸れも
水虫の原因のひとつ。

フットケアサロンでは、水虫の疑いが少しでもあれば、
皮膚科でまず治療をしてからフットケアをはじめることをすすめています。

ひび割れや、がさがさかかとに悩んでいて、
お手入れを続けているのに少しも改善しないなら、
まずは皮膚科へ行ってきちんと治療をしましょう。

かかとの角質ケア。知っておきたい硬いかかとの原因。

カチコチに硬くなったところにいくら保湿をしても
水分はゆきとどきませんよね。

かかとのひび割れや、がさがさは、
角質が厚く、かたくなる角化症によるもの。
主な原因は、乾燥、外的刺激、古い角質が蓄積されることで起こります。

かかとの角質層は2mmほど。顔に比べると厚く、
新陳代謝も悪いため、ターンオーバーに日にちがかかります。

古い角質がたまって厚くなりがちなところに、
乾燥や、外的な刺激から皮膚を守ろうとすることで、
ますます角質は厚くなってしまうのです。

かかとの角質をきれいにする基本のケアは?

毎日のお手入れでは、洗う、乾かす、保湿の3stepを基本におこなうのが大切。

まず、石けんなどをよく泡立ててすみずみまでしっかり洗いましょう。

足につく雑菌は24時間放置すると繁殖が進むそうです。
かかとや足の指の間、爪のなかはとくに雑菌が繁殖しやすい場所です。

汗腺が多く、汗をよくかき、蒸れやすい足の裏や、足の指の間を
ていねいにきれいに洗うことは、夏に気になる足のにおい対策にも効果的。

洗ったあとは、足の裏だけでなく、指の間までしっかり乾かすことも
大切なポイントです。

しっかり乾いたら、保湿クリームで水分と油分を補いましょう。
クリームを塗ったあとは、10分ほどラップパックをするのも効果的です。

とくにがさがさ、ひび割れしている状態のかかとケアには、
角質柔軟作用のある尿素入りクリームがおすすめです。

尿素は角質層にある天然のうるおい成分のひとつ。
水分を引き寄せて、固くなった角質をやわらかくしたり、
厚くなった角質をもとの状態にもどしてくれる働きをします。

注意したいのは、
尿素入りのクリームはひび割れがひどい場合はしみることがあったり、
高濃度のものを長期間使い続けると角質が薄くなって皮膚が傷つきやすく
なることがあります。

その場合は保湿保護作用のあるワセリンを使いましょう。

保湿クリームはビタミンE配合のものも多く発売されています。
ビタミンEは皮膚の血行をよくして新陳代謝をうながすのに役立ちます。

かかとの角質をきれいにケア。人気の保湿クリーム。

硬くなったかかと対策に。尿素&尿素誘導体配合クリーム

ドクター・ショール ディープ・モイスチャライジング・クリーム

フットケアブランドのパイオニア。
かかとの厚い角質層に水分をたっぷり取りこむクリーム。
尿素よりも保湿性に優れている尿素誘導体配合。

ドクター・ショール公式ホームページ
http://drscholl.jp

フェルゼアHA20クリーム(指定医薬部外品)

尿素20%配合の角化症に頼もしいクリーム。
水分をたっぷり引き寄せて、コチコチになったかかとをなめらかに整えます。
皮膚の血行をよくするビタミンEも配合。

資生堂公式ホームページ
http://medical.shiseido.co.jp/ferzea/index.html

トプラン かかと専用クリーム

低濃度尿素、天然成分の桃の葉エキス、保湿効果の
米ぬかエキス、アロエエキスなどを配合。
ミネラルオイルがうるおいをギュッととじこめてくれる。

amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B000FP3XTA?tag=mybest_presses_1388-22

メンソレータムやわらか素肌クリームU(第3類医薬品)

ナースでおなじみのメンソレータムシリーズのクリーム。
尿素成分20%に、血行促進のビタミンE誘導体を配合。
成分を浸透しやすくする高浸透処方が
かたくなった角質、がさがさかかとをやわらか肌へと導きます。

ロート製薬公式ホームページ
http://jp.rohto.com

毎日のケアに使いたい保湿クリーム。

ユースキンA(指定医薬部外品)

毎日のお手入れに使いたい。60年のロングセラーを誇る人気商品。
ひび、あかぎれ、しもやけにも効くビタミン系クリーム。
血行をよくするビタミンE配合。ポンプ式なので使いやすい。

ユースキン公式ホームページ
http://www.yuskin.co.jp

ももの花 薬用フットクリーム(医薬部外品)

昭和28年、日本初のハンドクリームとして登場した、ももの花のクリーム。
こちらは足、かかと用のクリーム。
乾燥によるひび割れ、かさつき、あかぎれなどがしっとり。
アロエエキスやビタミンEも配合。

ORIGINAL公式ホームページ

ももの花ハンドクリームを始めとして、手荒れや美容でお悩みの方をサポートする製品を自社製造・販売しています。|オリヂナル株式会社

ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー

高い保湿力でおなじみのヴァセリン。
ピュアスキンジェリー成分が肌をコーティングして水分を逃さない。

ユニリーバヴァセリン
公式ホームページ
http://www.vaseline.jp

白色ワセリン(第3類医薬品)

ドラッグストアで昔から取り扱われている白色ワセリン。

amzonなど、ネット通販でも入手可能。

かかとの角質のスペシャルケア。おすすめの方法は?

かかとは軽石などでこするのは角質を厚くしてしまうので注意を。

かかとの角質ケアは、お風呂やフットバスなどで、皮膚がやわらかくなってから、
おこないましょう。

きれいに石けんで洗った足をしっかり乾かしてから、やすりを使ってお手入れをします。

足裏の足指のつけ根も硬くなりやすい部分なので忘れずに。

強くこすらず、やさしいタッチでやすりをかけましょう。

かかとは横に、足のつけ根は縦に、一定方向にやすりを動かすのがポイント。

できればやすりは、粗い面と細かい面を備えたタイプがおすすめ。
粗い面をまず使い、仕上げに細かい面を使います。

角質ケアのお手入れの目安は、月に一度、
ひび割れやひどいかさつきの場合は月2回ほどを目安に。
やり過ぎには気をつけてくださいね。

ざらついているかかとには、スクラブを使うケアもおすすめ。

プロも使っているフットケアブランドのやすり。

BF80ビューティーフット

プロも使っているネイルケア&フットケア(角質ケア)ブランド。
フットケアサロンのプロもすすめるやすりです。

P.shine(ピーシャイン)公式ホームページ

人気のベビーフットって?

ベビーフットは、ケミカルピーリングに使用されるフルーツ酸を主成分にした、
はく、浸す、洗い流すの3ステップで
ボロボロと古い角質をはがすピーリングパック。

ピーリングタイプのフットケアブランドによる、20年来の人気商品です。

ブーツ型のフットパックを足にはめて所定時間過ごすだけでいいので手軽。
フルーツ酸が蓄積された古い角質層に浸透し、はがれやすくします。

個人差はあるようですが、使用後、2日〜10日ほどの間に、
日々の足の摩擦によって、古い角質が自然にボロボロとはがれ落ちる仕組みです。

肌がデリケートな人はもちろん、体調によってもかぶれるので
使用前には付属のパッチテスト用のジェルでかならず試してから使用を。

ベビーフット公式ホームページ

かかと、足裏の角質のトータルフットケアシリーズベビーフット公式サイト

かかとの角質ケア。外からの刺激を和らげる方法。

かかとを固くしてしまう外的刺激は、素足のまま長時間過ごしたり、
紫外線を浴びたり。靴のかかとの部分があたることが刺激になって起こります。

足は、体重を支えているため、サイズの合わない靴をはいたり、
姿勢や歩き方の悪さも大きな要因です。

歩き方や、靴の選び方を少し意識して変えただけでも、
固く、がさがさになるのを防いでくれますよ。

歩くときは、姿勢をよくして、かかと、土踏まずの外側、
指のつけ根へと重心が移動するように意識をして歩くといいそうです。

腕を後ろに振るように意識して歩くと、足裏全体を使う歩き方に
近づきやすくなるそうです。

スニーカーなど、ひもの靴をはくときは、
靴の中で足が動いて擦れないように、結んだままはかず、
毎回きちんとひもを結び直してはくのも大切なポイントです。

コンフォートサンダルなどを長くはき続けていると、
かかとに体重がかかり過ぎ、足が地面につかない
浮き指になりやすいので気をつけてくださいね。

クッション性のある靴や、薄い靴底の靴にはインソールを
入れるのもかかとへの刺激を和らげてくれます。

部屋の中では素足で過ごさず、靴下や、ルームシューズを
はいて過ごしましょう。

まとめ

ひび割れやガサガサのかかとケア対策は、
シンプルで手軽な方法がいちばん。

ふっくらかかとを目指して、
洗う、乾かす、保湿するの3STEPに加えて、
月に1〜2回の角質スペシャルケア、
そして、靴選びや歩き方をちょっと意識するケア、
ぜひ続けてくださいね。

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