マトリョーシカ、かわいい入れ子人形を楽しみましょ!

ロシアの伝統的クラフト雑貨、マトリョーシカ。

おなかから次々に出てくる、ユーモラスでかわいい入れ子のお人形。

とくに近頃は人気で、いろんなシーンでマトリョーシカを見かけます。

実はマトリョーシカは、日本の七福神がルーツって知っていましたか?

そしてよく見かけるプラトーク(スカーフ)をかぶった
かわいい入れ子人形だけではなく、ほかにもいろんなマトリョーシカがあるんです。

大人も楽しいマトリョーシカ。

インテリアのアクセントにしても楽しいですよ。

マトリョーシカの歴史、縁起、種類、価格……etc.

かわいい入れ子人形のマトリョーシカにまつわるいろんなお話、
ロシア雑貨の店「いりえのほとり」の牛塚さんに聞いてきました!

※記事内で価格の出ているものは「いりえのほとり」の、8月末現在の販売商品価格です。
なかには売り切れのものもあるのでHPで確認か、お問い合わせを。

お話をお聞きした方

「いりえのほとり」  牛塚いずみさん

20年ほど前にロシアを訪れて以来、ロシアの魅力のトリコになった牛塚さん。

それ以来毎年数回ロシアを訪れ、今も現地の工房ひとつ、ひとつを訪れて
買い付けをしているマトリョーシカが、神戸、北野にあるお店
「いりえのほとり」にはおよそ400種類も揃っています。

もちろん通信販売もあります。

ほかにも、ロシア皇室専属窯として1744年に作られた、美しいロモノーソフの
陶磁器や、ロシアの家庭でもポピュラーなホフロマ塗りの食器、
白樺細工、ベレスタの小箱やアクセサリー、ロシアンドール、リネンなど、
ロシアのクラフト雑貨が楽しめます。

ロシアの伝統的な、はちみつを発酵させて作るおいしいお酒、
メドブーハが手に入るのは現在、このお店だけなのでこちらもぜひチェックを!

いりえのほとり公式ホームページ

下記、商品紹介価格は税込価格です。

マトリョーシカの歴史、知ってる?

マトリョーシカの歴史はとても古いように思いますが
初めて作られたのは、1900年のパリ万博に出品したのが最初です。

パリ万博で賞を受賞したのがきっかけで、
ロシアのシンボル的存在として世界的に有名になりました。

このとき出品されたマトリョーシカ第一号がこれ。

プラトーク(スカーフ)をかぶり、黒い鶏を抱えたり、赤ちゃんをお守りする姿など、
1900年当時の牧歌的ロシアの、農婦の姿をイメージしたマトリョーシカです。

淡い水彩絵の具で絵付けされたマトリョーシカは、眺めているとほっこりした
気分になりますね。

復刻版は「いりえのほとり」にもありますよ。価格18,000円

マトリョーシカは、マトリョーナちゃんという意味で、
マトリョーシカがはじめて作られた時、ロシアで当時ポピュラーだった
女の子の名前”マトリョーナ”から名づけられました。

マトリョーシカ誕生のきっかけは日本の縁起物

マトリョーシカは今では、ロシアのおみやげとしても大人気。

入れ子人形だけでなく、マトリョーシカモチーフのキーホルダーや
楊枝立てなどもおみやげとして売られています。

すっかりロシアの顔ですが、実はきっかけとなったのはなんと、日本の入れ子人形。

1800年末期に来日したロシア人が、箱根で、縁起ものの七福神と打出の小槌の入れ子人形を持ち帰ったのがきっかけです。

何かロシアの伝統的なものを新しく広めたいと探していた想いに”これだ!”と
ぴたっときて、マトリョーシカが作られるようになりました。

これが、七福神と打出の小槌の入れ子人形。<非売品>

マトリョーシカはロシアでは安産のお守り

マトリョーシカはロシアでは、伝統的な子どもの知育玩具として生まれた人形ですが、
お腹から次々に人形が出てくる、その縁起のよさから
出産、安産、家庭円満のお守り、象徴とされて大事にされています。

母から子へ手渡され、ロシアの多くの女性は、お嫁に行く時にマトリョーシカを
持って嫁いだり、出産や結婚のお祝いにも喜ばれている贈り物です。

ロシアの工房で作られるかわいいマトリョーシカ人形

ロシアは広大です。

マトリョーシカは主にロシアのウラル山脈の
西側にある村々の工房などで作られています。

有名なのは、セミョーノフやノリンスクなど。

もちろん、一体一体、ていねいな手作りによるもの。

ほっとするようなやさしい手ざわりの、手作りならではの温かみがあります。

マトリョーシカの原料は主に西洋菩提樹の木です。

木を伐採し、水につけてから干して乾かし、
そこからはじめて白木を形に削ってペイントをするマトリョーシカづくりが
はじまります。

木を伐採するところから数えれば、なんと完成までに3年もかかっているとか。

マトリョーシカのいろんな楽しい種類をチェック。

マトリョーシカといえば、プラトークをかぶり、ロシアらしい花柄が描かれた
かわいい人形の姿が浮かびますよね。

これはセミョーノフ工房で作られているトラディショナルなマトリョーシカ。3,800円。

でも、実はいろんな種類があるって、知っていますか?

プラトークをかぶっている農婦と言っても、一体一体顔や表情が違うのはもちろん、
村々の工房や作家によって、使う色も、モチーフも、絵付けなどの技法もさまざまです。

民族をモチーフにしたものや、ロシア民話のマトリョーシカ、
歴代大統領なんてものまであります。

小さなピース、一体一体に描かれているモチーフも違っているものが多く、
そのかわいさに、魅力にはまります。

地方の伝統的なスカーフのデザインをかぶっていたり、
ロシアの代表的な花が描かれていたり、
伝統的なお茶の道具やお菓子が描かれているなど、
マトリョーシカからロシアの人たちの暮らしぶりが見えてくるようです。

選ぶときには色、表情だけでなく、モチーフをチェックするのも楽しいポイントですね。

赤はロシアで最も美しい色とされる色。

こちらは有名なノリンスク地方の工房で作られた、赤いスカーフを巻いた伝統的なスタイルのマトリョーシカ。3,000円。

花の冠をかぶったお姫さまがモチーフ。
おなかのところが開くタイプではなく、一体目は下の部分が、
2体目、3体目はパカパカとかぶせていく珍しいデザイン。5,400円。

マトリョーシカと言ってもピースが次々に出てくる入れ子式だけではありません。

これはぱかっと開けるとおなかのなかに7人の赤ちゃんが出てきます。

出産や結婚のお祝いにも人気のマトリョーシカです。4,500円。

モスクワのサーカス団をモチーフにしたマトリョーシカ。

バラライカや、くま、ごほうびのエサまで描かれていますよ。6,480円。

起き上がりこぼしのマトリョーシカもあるのです。

ニェバリャーシカというそうです。

ゆらゆら揺れながら美しい音色を奏でます。3,800円。

ロシアの、ママが作る伝統的なおかゆ、カーシャをモチーフにした
マトリョーシカ。5,000円。

ベリー摘みのマトリョーシカ。2,160円。

アーティストによるマトリョーシカには凝った美しいものがいっぱい。

この赤いマトリョーシカは、繊細なデザインが人気のナターリャ・ウリヤーノワ作。

アクリル絵の具で施した衣装や刺しゅうのスカーフ、髪飾りにはビーズが光る、
凝ったデザインです。14,580円。

今では作る工房が一軒になってしまった希少なワラ細工のうっとりするマトリョーシカ。

ペイントの上に、干したワラを貼りつけて作る、ストローマトリョーシカ。

貝細工のようにきれいです。15.000円。

こちらもワラ細工のかわいいストローマトリョーシカ。2,850円。

民族をモチーフにしたものも特徴が出ていて、思わずクスッと笑ってしまいます。

お目目パッチリに描いたロシア人のマトリョーシカとは違う顔つき。

シベリア、サハ共和国のヤクート族のマトリョーシカ。9,500円。

ロシアの少数民族、ナナイ族をモチーフにした希少なマトリョーシカ。6,300円。

マトリョーシカには、有名なロシア民話をモチーフにしたものもたくさんあります。

これは『おおきなかぶ』のお話にまつわるマトリョーシカ。5.800円。

かわいいチェブラーシカのマトリョーシカも!3.240円。

チェブラーシカは、2009年に日本でもテレビアニメ化、
さらに映画公開と、すっかりおなじみ。

もとは、ウスペンスキー原作の、ロシアの物語
『ワニのゲーナと仲間たち』に出てくる、かわいいけれ
ど何かわからない、南の国からやってきた耳の大きな
正体不明のキャラクターです。

牛や猫、犬、うさぎなど、動物をモチーフにしたものも多いマトリョーシカ。

これはカメのユニークなデザインのマトリョーシカ。

美しい手仕事ですね。4.800円。

ママ猫をパカッと開けると、ママ猫のおなかの中に10匹の子猫が入った、
ユーモラスでこんなかわいいマトリョーシカも。3,800円。

マトリョーシカの価格は?いくらぐらいから?

マトリョーシカはサイズも、ピースの数もいろいろで、価格も幅広く、
凝ったつくりのものや、作家もの、希少なものはやはり価格も高くなります。

価格の目安としては、今回お話をお聞きした「いりえのほとり」の場合は、
3ピースの、7cmサイズで1,500円から手に入ります。

ノリンスク地方のトラディショナルな大きなスカーフを巻いた
マトリョーシカ。

花模様も1点ずつ違います。

これは高さ9cm、4ピースで2,160円。

いかがでしたか?マトリョーシカ。

マトリョーシカは単なる入れ子人形ではなく、
そのモチーフからロシアの伝統が伝わってくる楽しい雑貨です。

まずは小さいものから。

ちょこんと並べて机に置いてみたら、
楽しい色やモチーフなど、そのかわいさにはまります。

みなさんも、マトリョーシカを楽しんでみてくださいね。

※マトリョーシカは、マトリョーシュカ、マトリョシカと表現していることもありますが
今回ここでは、マトリョーシカでご紹介させていただいています。

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