ますます買いやすいらしい 新窓販国債ってなんだ?

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前回、個人向け国債について紹介しました。

国債が1万円から始められ、わりと安全で気軽な投資のひとつだということが分かったのですが、
さらに買いやすい国債があるらしいのです。

それが「新窓販国債」。「しんまどはんこくさい」と読みます。

個人向け国債とどう違い、どう買いやすいというのでしょうか?

国債のおさらい

国債とは国が発行する借用証明書のようなもの。

購入者が国債を購入したお金で国はいろいろな事業を行い、
それに対して国(日本国政府)は購入者に利子を払います。

そして満期になると全額返金されます。

私たちとしては一定期間国にお金を貸している、ということになるわけです。

元本割れせず、利子が確実に受け取れる投資、これが個人向け国債です。

購入は1万円からで、1年間で毎月購入する機会があります。

新窓販国債ってなに?

新窓販国債も、個人で購入できる国債です。

個人だけでなく、
個人向け国債は買えなかった法人やマンションの管理組合などでも購入が可能。

また、個人向け国債との違いは商品ラインナップの違いにもあります。

個人向け国債は
【変動10】【固定5】【固定3】という3種類でしたが、
新窓販国債は【国債2】【国債5】【国債10】というラインナップです。

やはりネーミングは固くてひねりがありませんね。

内容を詳しく見てみましょう。

【国債2】2年固定利付国債
【国債5】5年固定利付国債
【国債10】10年固定利付国債

年数の違いだけでした…。

個人向け国債のような変動金利のものはなく、すべて固定金利。

発行時の市場実勢に基づいて財務省が決定した金利が設定されます。

購入単位は個人向け国債の1万円に対して、こちらは5万円か5万円単位です。

ちなみに1億円まで買えます。個人向け国債同様、年12回発行され、購入が可能となります。

どこで買えるの?


(財務省ホームページより)

これも個人向け国債と同様、

証券会社や銀行など金融機関、ゆうちょ銀行などでも取り扱いがあり、
近くの金融機関で取り扱いがあるかどうかは、財務省ホームページで確認することが可能です。

購入手続きも同じで、【金融機関を探す→本人確認証と印鑑を用意→口座を開設→申込み】となります。

個人向け国債と同じくこちらもペーパーレス。

不安なようにも思えますが、紛失や盗難の心配がないという点ではメリットかもしれません。

途中でやめたくなった時の注意点

大きな買い物の予定ができたり、どうしても期日までにお金が必要になったりなど、
投資途中に現金が必要になることもないとはいえません。

個人向け国債は中途換金も可能でした。

しかし、新窓販国債は金融機関が市場で売却することで換金される仕組みです。

そのため、そのときどきの市場価格での売却となり、得をすることもあれば損をする可能性もあります。

また、国が買い取る個人向け国債とは異なるので、
買い手がつかないと売却ができないということも考えられます。

要するに、やめたいと思ったら金融機関が売ってくれるのを待つ。

売れたらお金が戻ってくる。逆に売れないとやめられないのです。

ですので、「新窓販国債は満期まで持ち続ける」のが賢明です。

国債が満期になったらどうする?

(財務省ホームページより)

個人が購入できる国債は短いものなら3年で満期になるものがあります。

最初から10年を選ぶのはちょっと…
という方は短い方を選ばれるかもしれませんね。

主婦の3年なんてあっという間です。

気づいたら満期が来た!としたら、その後どうしたらよいでしょうか?

個人向け国債は毎月発行されているので、
満期償還された分で引き続き国債を購入するという手もありますし、
別の投資商品を購入する、
現金として何かに使う、
ということももちろんできます。

実は財務省の調べによると、個人向け国債購入者の約半数がリピーターだそうです。

元本割れしない安心感や購入方法のシンプルさなどが、
リピートにつながっているのかもしれませんね。

まとめ

最初は国債って難しそう、危なそうと思っていましたが、
個人が国債を買うということは、国に貯金して利子を受け取ることと似ています。

銀行に貯金したお金は銀行の運営に使われますが、
国に貸したお金は当然国の事業に使われるので、実は自分たちのためでもあるのかな、
と思うと見方がちょっと変わりました。

しかし、
どうしても国債という言葉に負のイメージを持っているのは私だけではないと思います。
どうしてそう思ってしまうのでしょう。

国は税金で公共事業をしたり、
国会議員に給料を払ったり、
医療や教育のために使ったりと、
いろいろなことをしています。

しかし、国が使おうとするその年の予算が税金では足りないとき、
国は誰からお金を借りたらよいのでしょうか。

国は国債を発行し、
それを企業や銀行、個人に買ってもらってお金を集めています。

言い換えれば、
国は企業や銀行、個人に借金をしてやりくりしているということになります。

それで国債を発行する=借金をしているんだ、
ということから、負のイメージを持っていたわけです。

人でも国でも、人に借りたものも返さなければなりませんよね。

ましてやお金ですから、貸し借りはきちんとしたいものです。

しかし、国は借りたお金を返せない。どうするか。

また国債を発行し、買ってもらったお金で返します。

なんだか借金を闇金で借りて返す、ダメなパターンと似てます!

国債を発行し続けると、
国の信用がなくなり、最終的には国が破たんするという状態に。

国が破たんなんてないと思うかもしれませんが、
実際に2002年のアルゼンチンはその状態だったそうです。

もし国債を購入したら、今より政治にもっと関心をもてるような気がします。

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