子どもと行きたい!関東近郊の星空スポット6選

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夏休みが始まりました!
山のような宿題を前に呆然としているみなさん、一緒に乗り切りましょう!

我が子が小学4、5年だったころ、長期休みの宿題に「星の観察」というものがありました。
「うち(神奈川です)じゃあ街灯とか明るいし、実家(田舎です)に帰省したときにやろう」と、
親子で漠然と考え、帰省しました。
ところが、実家滞在中は曇り続き。
最終日は晴れた! と思いきや、なんとその日はスーパームーン!
おそらく星は出ているのですが、いかんせん月が明るすぎて、星はまったく見えなかったのです。月はとても大きく、とてもきれいだったのですが、星が見えないほど明るいとは…(涙)。
結局、関東に戻って来てから、うすぼんやり見える星で宿題を終わらせた次第です。

しかし、改めて調べてみると、関東近郊でも星空スポットってけっこうあるんですね!
事前に調べるって大事なんだなぁ…と反省した経験をもとに、関東近郊の星空スポットを紹介します。

今年、8月8日は全国で部分月食が観測できます!
さらに8月13日は三大流星群のひとつである「ペルセウス座流星群」が見られるチャンス!
宿題のないご家庭も、今年の夏は双眼鏡を持って天体観測ツアーに出かけてみましょう!

おススメ星空スポット6選

【戦場ヶ原】

栃木県日光市


(日光市ホームページより)
日光国立公園には戦場ヶ原というところがあります。
「なんだか怖い地名だなぁ」と思っていたのですが、修学旅行でバスガイドさんに教えてもらったという息子が言うには、「戦ったのは大蛇(男体山)と大ムカデ(赤城山)らしいよ」と聞き、一安心。
実際に行ってみると真ん中の一本道の両脇が、本当に開けた野原です(私が行ったときは一面の雪原でした)。
大げさに言えば、こんなに何もない開けた土地は北海道のよう。
建物も照明もないので、星空がよく見えるんです。

戦場ヶ原を含む、奥日光一帯の湿地は「ラムサール条約」登録湿地。
ラムサール条約、ぜひ調べてみてください。自由研究になりそうですよ。

【休暇村・館山】

千葉県館山市見物725


(休暇村館山ホームページより)
南房総にある宿泊施設、休暇村・館山では、アクティビティとして毎晩「星座説明と天体望遠鏡観察会」が開かれています。
宿泊中、晴れていればバルコニーから星を見ながら、説明が無料で聞けるなんて贅沢ですよね。
なかなか実際の大型望遠鏡に触れられる機会はないので、残念ながら曇っていても、そのスケールは体験する価値がありそうです。
千葉に行くなら夏! 海! というイメージですが、秋の木星、冬のシリウス(おおいぬ座)なども見てみたいところ。観察会は通年開催されているので、いつ宿泊してもオッケーです。

【県立ぐんま展望台】

群馬県吾妻郡高山村中山6860-86


(提供 県立ぐんま展望台)
夏場は夜10時まで、冬でも夜9時まで施設利用のできる天文台。
観覧料は大人300円、中学生以下無料ととてもリーズナブルです。
それでいて、昼間の施設見学(太陽投影像で黒点も見られます)、夜間の天体観望まで盛りだくさんです。
夏休み中(8月18日まで)の金曜日は、予約なしで天体観望に参加可能。
今年の夏休みは、土星の環が大きく空いた状態(真ん中の球体と外側のリングが離れて見える、これぞ土星!という見え方)に見えるんだそうです。
満天の星空を見たい人はもちろん、惑星を大型望遠鏡ではっきり見てみたい!という人は、標高の高い野原にシートもいいですが、天文台がおススメです。

【堂平天文台・星と緑の創造センター】

埼玉県比企郡ときがわ町大字大野1853

(ときがわ町観光パンフレットより)
埼玉県ときがわ町は、川越市よりも少し西北に位置する町。
堂平山に星と緑の創造センターはあります。ここは以前、国立天文台・堂平観測所だったそうです。本格的なわけです。
ログハウスやモンゴル式テントといった、ほかとは違った宿泊施設もあるので、企画した日がたとえ曇っていても楽しめそうです。
夜間は星空観望会の予約者と宿泊者しか入れませんので、ふらっと行かないよう注意しましょう。

突然ですがときがわ町より、お父さん方にも朗報です!
ときがわ町の「堂平天文台反射望遠鏡動態保存推進事業」にふるさと納税すると、納税者限定の特別観望会が開催されるそうです。なお、現在のところ平成29年度分までの募集です。
詳しくは同町ホームページなどをご確認ください。

【野辺山高原・八ヶ岳高原】

長野県南佐久郡南牧村

(野辺山高原ホームページより)
長野県南牧村は天文学者が選ぶ「日本のきれいな星空ベスト3」に選ばれたところ!
(ちなみにあと2つは、沖縄県石垣島、岡山県美星町です)

鉄道好きなお父さんやお子さんのいらっしゃるご家庭なら、野辺山高原をご存知ではないでしょうか。
野辺山高原にはJRの鉄道最高地点(標高1,375m)があります。ほど近い野辺山駅は数あるJR駅のなかで一番高いところにあるので、それが目的で下車する人も多い駅です。
標高が高いから、星空がよく見えるんですね。
八ヶ岳高原のホテルや宿泊施設には星空観察プランなども豊富なので、泊まってゆっくり見るのもおススメ。
ちなみに、宇宙飛行士の油井亀美也さんは南佐久郡出身。きっときれいな星空に親しんでこられたのでしょうね。
小さいころに星空を見たら、宇宙飛行士も夢じゃない!?

【うすだスタードーム】

長野県佐久市臼田3113-1

(佐久市ホームページより)
長野県が続いてすみません。
というのも長野県。香川県がうどん県を名乗っているなら、長野県は「宇宙県」を名乗っているのです!知らなかったです!
長野県は、都道府県の平均高度と平均居住標高が日本で最も高い(宇宙に近い)ことや、天文研究施設が多くあることなどがその理由だそうです。
そんな天文研究施設の一つが、「うすだスタードーム」。夜10時まで開館しています。

すでに宙ボーイ、宙ガールなお子さん、佐久市には「JAXA臼田宇宙空間観測所」もありますよ。

(ファン!ファン!JAXA!ホームページより)
施設見学できますので足を延ばしてみるのもいいですね。
分かりにくい位置にあるので、JAXAの方が丁寧に行き方を説明されているサイト(http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/2743.html)を見てから行くのがよさそうです。

番外編・リアル星空の前におススメ、プラネタリウム

まだ子どもが小さすぎて、夜の外出はちょっと…というご家庭には、やはりプラネタリウム!
雨でもオッケー、夏は涼しい、そして大人も癒されますよね。
しかし、上映中に騒いだり、暗くて泣き出したりしたらどうしよう…という心配も。
そんなときは子ども向けプログラムの時間帯を選ぶのがよいでしょう。子ども向けプログラムのあるプラネタリウムを2カ所紹介します。

番外編①【加須未来館(かぞみらいかん)】

埼玉県加須市外野350-1

(加須市ホームページより)
加須未来館のプラタリウムは、世界初の単眼式超高解像度8K対応型デジタルプラネタリウム。フルハイビジョンの16倍だそうで、なんだかすごそう。
すごそうなんですが、だからと言ってほかのプラネタリウムより入場料が高額かというと、そうではなく、大人も子供も一律100円という安さ!
8月からは「ワンピース・ザ・プラネタリム」を上映。
ルフィたちが星空を航海するなんて、子どもはもちろん、大人も釘付けになりそうです。

番外編②【ベネッセ・スター・ドーム】

東京都多摩市落合1-34ベネッセコーポレーション東京ビル21階

(ベネッセ・スター・ドーム ホームページより)
都内にベネッセが運営するプラネタリウムがあるってご存知でしたか?
多摩市にあるベネッセコーポレーション東京支部オフィス内に、プラネタリウムがあるんです。地域貢献の一環として存在するので、主に学校など団体利用がメインですが、土日や休日、学校の長期休み期間中は個人でも利用できます。

ベネッセと言えば、しまじろう。しまじろうが登場するお話なら、ちょっと暗い室内のプラネタリウムデビューにうってつけです。

まとめ~これから星空スポットが探しやすくなるってホント?

環境省によると、屋外照明の増加や過度の使用により、まぶしさという不快感や野生動物、の農作物への悪影響などを起こすものを「光害(ひかりがい)」というそうです。
この光害があると星空は見えにくくなります(環境省でも「天体観測等への障害」と記されています)。
また、空気が汚れていると青空がきれいに見えません。

そこで、光害や大気汚染の防止を推進するため、星空や青空がきれいに見えることを分かりやすく評価で示そう、という検討が環境省で始まっています。
さらに星空観察を推進するための観察手法についても検討が開始されることになりました。

まだどちらも検討段階のようですが、今後、星空がきれいに見えるところが分かりやすく探せるようになるのかも!と期待しています。

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