【実録】公立中学校入学準備費用大公開!公立小学校卒業前から

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■この記事を書いた人
kope
専門雑誌編集者を経て、2人めの出産を機にフリーエディターに。フラと校正が趣味。字を書くこと、人と話すこと、コーヒーが好き。

10月になりました。
主婦にとって、10月は遠足? 運動会? それもありますが、我が家にとっては
「また今年もインフルだ」と憂鬱になります。

もうインフルエンザ流行ってるの?
いえいえ、そうではありません。インフルエンザ予防接種の時期という意味です。
みなさんはおいくらで予防接種されていますか?
我が家の近隣小児科、耳鼻咽喉科などでは、1本4000~4800円です。
12歳以下は2回接種なのが本当につらい。
弟妹がいたら、正直痛い出費です。

しかし、それも今年まで!
息子は来年13歳(早生まれです)になります! 祝!インフル1回接種!
ということで、お気づきの方もいると思いますが、我が子は中学1年生です。
私立中学は受けなかったので、小学校高学年になっても塾にも行きませんでした。

周りの受験したお友達は毎月の塾費用に加え、冬期講習や入学金などなど、ボンボンとお金が飛んで行ったそうです。
一方、我が家は「うちは公立中だしね」と最初は余裕だったのですが、実際に小学校後半から中学までは想像以上に出費がかさみました。

今回は公立中学校1年間の出費をご紹介します。
もうすぐ入学の方の参考になれば幸いです。

入学前にかかった金額

まずは、公立中学に入学する前にかかった費用をまとめてみました。

およその金額
受験料  0円
入学金  0円
学費  0円
制服(冬服) 35,000円
制服(夏スラックス) 12,000円
カッターシャツ(長袖)  3,200円
カッターシャツ(半袖)  2,000円
体操服・ジャージ一式  13,000円
上履き・体育館履き  4,000円
通学カバン  10,000円
合計 79,200円

※カッターシャツ、体操服などは洗い替えの枚数は含んでいません
金額は筆者が使ったおよそのものです。購入する店舗によって金額は異なります
このほか、部活動によっては用具やユニフォームが必要です

合計8万位です。

でも、実はかかるのはこれだけではありません。

じっくり見ていきましょう。

小学校6年生の支出

修学旅行費 22,000円
おこづかい 3,500円
合計 25,500円

小学校のメインイベントといえば修学旅行。
神奈川県から日光に行くという定番コースでした。
費用はバス代や宿代、拝観料などで22,000円。
子どもに持たせるには高額ということで、修学旅行説明会の日に親が持参するかたちでの集金でした。
それまで、小学校の修学旅行なんて、「学生」「団体」なので安くしてくれていると思い込んでいたので、小学生1人の旅行費用が1泊22,000円というのには正直驚きました。
運転手さんをまる2日拘束しますし、2日目のお昼代(日光江戸村のミールクーポン)も入っていて、しぶしぶ(?)納得しました。
(すみません、私立小学校に比べたら安いですよね)

自分が小学生だったころは、5年生くらいのころから「子ども貯金」という制度があり、毎月1,000円持って行っていました(出せないわけではなく、単に忘れてきた子が「やーい、ビンボー」と言われていたような時代です)。やはり一度には出せないことへの配慮だったのでしょうか。
みなさんの小学校時代はどうでしたか?

おこづかいは3,500円が限度でしたので、とりあえず全額持たせました。
600円ほど残して帰ってきましたが、そのまま息子の財布のなかです。

卒業に際しての支出

お別れ会代 4,500円
花束・記念品代 1,000円
卒業式DVD代 3,000円
合計 8,500円

卒業関連のイベントをひっくるめて、卒業対策(卒対)、祝卒業委員会などと言われる学校もあるようですね。
卒業のためのイベントといえば、先生への寄せ書き、花束贈呈、学校への奉仕活動(大掃除)、記念品贈呈、お別れ会などでしょうか。
6年生の保護者有志が集まったり、6年生の学年委員さんなどが中心になったりして仕切っている学校が多いと思います。
我が校は6年生の母が6月ごろからボランティアで集まり、月1回の打ち合わせを重ねて準備。最初の仕事は卒業生家庭に向けてのアンケート、そしてイベントの説明と必要な予算の集金でした。

寄せ書きや花束に使う予算は、「やります」という案に賛成多数を確認してからの全員集金。
お別れ会は「やりたい」という方が多数で決定したのち、参加は自由。親子で参加もよし、卒業生だけもよしというかたちのものにしました。
我が家は親子で参加したので食事と会場代などで4,500円(子どもだけなら2,200円でした)。

加えて、我が校は卒業式でのカメラ・ビデオ撮影は一切禁止。そのためDVDを購入しないと祖父母にも見せられず、思い出を振りかえられません。
DVDはたくさん作るほど安くなるので、多くの卒業生家庭が購入することで3,000円となりました。各家庭で撮影できる小学校なら不要ですね。

小学校6年生の年末。公立中学、入学準備が始まった

リュックサック 10,800円
ベッド 54,080円
合計 64,880円

公立中学入学に際して、小学校と同じように「入学証明」や「入学説明会の案内」といった手紙が自治体から届きました。
そのあたりから少しずつ始めた入学準備。

まず個室をつくるところから始めました。
子供部屋として妹と共有していた遊び部屋(いわゆる3LDKマンションの真ん中、狭い部屋)を息子専用の子供部屋にするべく、ベッドを購入。
それまではIKEAの2段ベッド(KURA)でしたが、現在は妹が使い、下は収納にしています。

「5万のベッド?高い!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
購入したのは東京ベッドの「アロット」というベッドです。我が家は男女兄妹の3LDK。
現状、部屋も収納も足りていないため、仕方なくこの座面が50センチもあり、ベッド下の収納量が豊富なものにしたのです。

リュックは丈夫なものをチョイスして10,800円。誕生日プレゼントで渡しました。
最近、「脱ゆとりで子どもが腰痛」というネットニュースをよく見ますが、本当にその通りです。
カラーで厚く重くなっている教科書のほか、副教本やドリルもあり、6時間授業の日は本当に重たい! 学校に教科書を置いてくるということが1年生はできないので(本当は2、3年生もできないのですが)、とにかく重たい。
それに大容量水筒、ジャージなどで実際に体重計に載せたら8キロありました。
先輩ママ曰く、「3年間で一度はリュックの肩紐がちぎれる」そうです。

3年間で2個もリュック買うのか~と考えると、指定カバンがあればよかった…と思いますが、指定カバンもお安くはないと思いますので、2個目は本人の好きなデザインのものを選ばせようと思い、支出は覚悟しています。

どれくらい身長が伸びるかドキドキ。制服編

冬用制服ジャケット 23,220円
冬用制服スラックス 118,80円
夏用制服スラックス 11,124円
長袖カッターシャツ 3,240円×2枚
半袖カッターシャツ 2,138円
白い靴下(3足入り) 1,134円
ベルト 1,058円
合計 57,034円

入学前どうしても揃えなければならないもの、それは言うまでもなく制服ですよね。
入学説明書類のなかに、制服屋さんのパンフレットが5軒分ほど入っていました。
イオンのようなショッピングモールに入っている制服コーナー、老舗っぽい町の学生服屋さん、百貨店などスタイルもまちまちです。

同じ学校の指定制服なのに、書かれている値段はそれぞれ違います。不思議です。
よく読むとそれぞれ、「早期購入で卒業式スーツを無料貸し出し」「夏スラックスも同時購入でカッターシャツプレゼント」「お直し無料」などさまざまなサービスがあります。
なので、一見一番高い値段のお店もサービスがよかったり、安いお店は何もなかったりと、一長一短です。「卒業式のスーツは従兄弟からもらったのでいらない」など、サービスによっては不要というご家庭もありますしね。

我が家はお祝いのお返しに、制服を買ったポイントを使おうと思い、百貨店を選びました。
百貨店とはいっても、値段も一番高くはなかったのです。
制服の採寸は1月。入学は4月。この時に同じ寸法で注文した夏スラックスを履くのは6月。
そしてこれから3年間。この制服1着でいけるだろうか。グーンと背が伸びてもう1着買うんだろうか。成長が楽しみでもあり、ドキドキでもあります。

洗い替えが必須。体操服編

ジャージ上 5,086円
ジャージ下 4,212円×2本
半袖体操シャツ 972円×2、1,280円
短パン 2,916円
上履き 972円
体育館履き 2,916円
リサイクルジャージ 600円
合計 24,138円

※半袖体操シャツはポリエステルと木綿の素材違い

あぁ、こうして思い返してみても高いです。
ジャージは学年ごとに違うカラーなので、ちょうど同じ色の学年にお古をもらえるつてもなく、新規でフル購入。
先輩ママから「2年になったらキャンプに行くから、2着はいるよ」とは聞いていましたが、とりあえず様子見で1セット。
しかし、やはり洗い替えにジャージ下を買い足し、文化祭の制服リサイクルで、状態はそれほど良くないのですがジャージの上を購入、新年度に入ってから、友人つてで今年卒業された方の短パンなどをいただきました。

ジャージは本当に消耗が激しく、お古をもらいたくても供給がないのが実情と判明。
とはいえ3年間通そうとしてブカブカサイズでは体育ができないし、危険です。
体育や部活で着用するものはジャストサイズを選んであげないといけませんね。

うれしいけど高い、部活動費用

息子は運動部に入りました。楽しいことばかりじゃない部活動ですが、得られるものはたくさんあるので、「部活楽しい」といって通っていてうれしく思います。
ただ、それまで校外でサッカーや野球チームなどに入っていなかったため、親もスポーツ関連用品の相場にまったく知識がないところからのスタート。いろんなものが高額なのに驚きっぱなしです。

ここでは周囲に取材した3つの部活動費用を紹介します。
学校や地域によって違いはあると思いますので、参考までにご覧ください。
ここまでは我が家がリアルに支出した税込み価格で紹介してきましたが、ここでは友人への取材も含みますので、税抜き価格やおよその価格ですのでご了承ください。

バレーボール部

部費(協会登録費含む) 4,000円(年)
チームTシャツ 2,000円
短パン 2,000円
シューズ 7,000円~
ウィンドブレーカー上下 12,000円
ひざサポーター 3,000円
保護者会費 1,000円

バスケットボール部

試合用パンツ 3,000円
チームTシャツ 2,500円
チームトレーナー 3,000円
防寒着(ネーム入り) 8,500円
バスケットシューズ 7,000円~
練習用パンツ 1,500円

バドミントン部

部費(協会登録費含む) 15,000円(年)
ラケット 6,500円~
シューズ 5,200円~
ユニフォーム上下 15,000円
ウィンドブレーカー上下 10,500円

※ラケットは2本目を買う時期はひとそれぞれ

スポーツ関連用品の相場に疎かった私は、「スポーツ用品は高い。そして激しい消耗品である」ということを学びました。
シューズやラケットはピンキリです。
初心者向けの比較的安価なものから、数万円するものまであります。
実力がつくにつれ、ちょっとランクの上の用品がほしくなるものですが、部内には裕福なご家庭の子もいて、最初からいいものを持っている子もいます。一方、故意ではなく、技術が未熟なため、ぶつかったり転倒したりして破損して買い替えるなんてことも。

そして、3年生が引退し、1・2年主体になったころに立て続けにくるユニフォームやウィンドブレーカーなどの費用が高額なのに驚きました。高額なユニフォームですが、「1日に2試合やるような大会では、汗をかくので2枚必要です」と顧問の説明が。率直に「痛い…」と思いましたが、レギュラーになったらそんなこと関係なく、揃えて応援しちゃうんでしょうね。

ユニフォームといえば、学校名を背中にプリントするものもあり、個人で途中購入がしにくいのが難点です。身長も伸びるかもわからないですし、そもそもレギュラーになれるのか、2回戦、3回戦と勝ち抜けるのかわからない1年生の段階で、2枚購入するかどうかは悩みますよね(我が家は買っていません…)。

部活ごとにお金の感覚はいろいろでした

取材してみてわかったのですが、部活ごとに部費や、保護者会費があるかどうかなどが異なるようです。
バレーボールのポールやネット、バスケットゴールは学校に備品としてあるものですが、バドミントンが使うシャトルやテニスボール、野球のボールなどはまさに消耗品で、あっという間にボロボロになってしまいます。部費の違いは主にそのためです。
また、学校によっては体操着で部活をやるところもあれば、部活ごとの練習着を買うところもあります。部活はほぼ毎日のことですから、指定の練習着も2~3着必要ですよね。

部活動ごとの保護者会は、顧問の意向であるところとないところが。
私立と異なり、公立中学校では先生の異動があります。ということは顧問も変わってしまうことであり、部費の集め方や方針なども、数年で変化がありそうです。
話を聞くと、ミニバスケや少年野球のクラブチームなど、入学前からのつながりのあるところは保護者会が結成される傾向にあるとのこと。応援の熱もすごく、親たちがお揃いTシャツを作るとか!

また、どの部活も遠征費は別途、その都度かかります。要は電車代です。
中学生の電車代は大人料金。PASMOの減りが早いです(涙)。
バスを使って遠征するところはバス代になりますね。

今回話を聞いたのは運動部の一部のみでしたが、文化系の吹奏楽なども自分で楽器を買うとなると支出が多そうです。
機会があれば陸上部や吹奏楽部、野球部、防具の高そうな剣道部、用具のなさそうな柔道部なども聞いてみたいなぁと思いました。

公立中学、けっこうお金がかかります…

こうして改めてみると、公立中学はかかる費用が安いと思っていたのは大きな間違いでした。
ベッドと部活動を除いて、絶対に必要な制服やジャージ、上履きなどだけでも10万弱かかっていました。ここに書ききれない文房具や靴下、ハンカチ、ジャグばりの大きな水筒などなど、新調した日用品、学用品の支出も何点かありました。
もちろん、私立中学校入学時や年間の費用に比べたら安いと思います。
義務教育は学費がないだけでも全然違いますしね。

公立でも必要な制服や体操服などに加えて、塾費用に、お友達とのおつきあいにと、子ども同士でお昼を食べたりする機会もあるので、小学校時代よりはおこづかいも増額を検討せねばなりません。
我が家は持たせていませんので今回触れてませんが、中学と同時にスマホデビューも当たり前になってきましたね。月々のスマホ代も1人分増えるとじわっと家計に響きそうです。

中学入学準備を始めてもうすぐ1年。
何とかギリギリ乗り切ってこれたのですが、「公立でも入学時と部活に入った1年生のうちは、まとまった支出がある」と思って心づもりしておくべきでした。第2子のときは年間予算に組み込んでおこうと思います。

中学1年生の長男。来年はキャンプ、再来年は修学旅行があります。
6年生のときに1泊で22,000円だった修学旅行。2泊の中学生はいったいいくらなんだろう…。
いろいろと不安も多い子どもに必要なお金のことですが、できれば気に病むようにはせず(ちゃんと節約して貯めつつ)、あっという間に過ぎてしまう中学校生活、親子で楽しみたいと思います。

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