7月26日は「幽霊の日」。子どもと一緒に涼しくなれるおばけ本13選

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7月26日は「幽霊の日」!
小学生も、大人も、おばけ本で楽しく涼しくなろう!

もうすぐ暑くて長い夏休みがやってきますね。
しかし最近の夏は高温注意情報が出るなど、異常な暑さが続きますよね。
夏だ! 海だ! 山だ! とアクティブに活動する夏休みもいいですが、
熱中症の危険があるほど暑い日は、適切に冷房をつけて、おうちで読書はどうでしょうか?
読書と言えば秋ですが、長い夏休み、冷房の効いた部屋で子どもと読書もいいものですよ。

そこで、夏と言えば怖い話ということで、子どもに人気のおばけ絵本、児童書を紹介します。
ママもぞくぞくする学校司書さんおススメの怖い本もありますよ。

【幼児・低学年~】

『ねないこ だれだ』

せなけいこ 作・絵
ポプラ社

『ねないこ だれだ』をご存知の方は多いと思います。
これはせなけいこさんのおばけシリーズのなかでも一番といっていいほど有名で、赤ちゃん向け寝かしつけ絵本の定番ですよね。
実際にまわりでも「寝ないとおばけが~」というとすんなり寝てくれたという声も聞きますが、怖すぎて逆に寝てくれなくなってしまったという人も。
小さすぎるお子さんには注意が必要かもしれませんね。

『おばけのてんぷら』

せなけいこ 作・絵
ポプラ社

『おばけのてんぷら』は、めがねうさぎが作るてんぷらをつまみ食いをしようとしたおばけの話。
低学年クラスでの読み聞かせでも「あ~~~~っ」と声の出る展開。怖くないおばけなので安心です。

『おふろにいれて』

せなけいこ 作・絵
ポプラ社

夏はお風呂好きな子でも、お風呂は嫌がったりしますよね。大人でも暑い時期のお風呂、上がってすぐ噴出してくる汗にはうんざりです。
そんなときは『おふろにいれて』を読んだら楽しく入れるかも。

『くろくんとなぞのおばけ』

なかや みわ 作・絵
童心社

幼稚園児くらいにちょうどよい、どきどき、わくわくの『くれよんのくろくん』シリーズです。
くれよんのくろくん以外の仲間が、夜ごといなくなってしまいます。「おばけが連れて行ったのかも?」と怖くなりますが、くろくんは勇気を出して探しに行きます。
最終的にみんな見つかって一安心なのですが、死という悲しいテーマも含みますので、そのあたりが気になる方はご注意を。

『おばけかぞくのいちにち さくぴーとたろぽうのおはなし』

西平あかね さく
福音館書店

かわいいおばけといえばこれ! 本当にかわいいおばけがたくさん出てきます。
さきちゃんとたろうが住む近くにいるおばけの家族にも、さくぴーとたろぼうという姉弟がいます。
アニメ、ゲゲゲの鬼太郎のオープニングでも、妖怪たちは「朝は寝床でグーグーグー」と歌われていましたが、さくぴーとたろぽう一家も、夜になると一日が始まります。
やんちゃな弟、たろぽうが約束を守らず、親に言えない失敗をしてしまうあたりは人間の子と同じだなぁとほほえましくなる絵本です。

『さくぴーとたろぽうのおはなし』シリーズは4冊。『おばけのコックさん』『おばけのおつかい』『おばけのたんけん』があります。

【中学年~】

『おばけやさん』シリーズ

おかべ りか 作・絵
偕成社

両親と離れて暮らす少年・たもつは、おばけやさん。
おばけが依頼をこなす、いわゆる何でも屋さんです。たもつは小学生ですが、きちんと依頼された家におばけを連れて行き、おばけが仕事をするのを時に心配しながらも見守っています。
仕事なのでお金ももらいます。いただいた報酬は、きちんと依頼人や内容をきちんと記帳するしっかりもののたもつとおばけの、ほのぼのする読みものです。
文字が多い印象ですが、4コマ漫画もあり、1、2年生でも自分で読むことができます。
読んでほっこりすること、間違いなしです!

『モンスターホテル』シリーズ

柏葉幸子 作
高畠 純 絵
小峰書店

空きビルと思われているビルは、実はまちに遊びに来たモンスターたちが泊まるホテル。毎日満室です。
従業員は化けることにちょっと失敗したキツネのツネミさん。恋人で透明人間のトオルさんと一緒に働いています。お客さんもすべてモンスターですが、怖いモンスターはいません。
ときには協力したり、一緒に楽しんだり。どのエピソードもおもしろく、シリーズが15冊以上あり、次々に読みたくなります。

ここまで紹介してみて、「ぞくぞくして涼しくなる」というお話がありませんでしたね。
次はちょっと怖い本を紹介しましょう。

【高学年~】

『妖怪一家 九十九さん』

富安陽子 作
山村浩二 絵
理論社

おばけの児童書というとかわいらしいものが多いのですが、『くだものだもの』『おやおやおやさい』でママたちにもなじみのある山村浩二さんの描くおばけ(正式には妖怪ですが)は、シュールで素敵なんです。
富安陽子さんのお話も、とてもユーモラス。妖怪と人間が団地で共存するこのお話。出てくるぬらりひょんがとても紳士だし、冒頭の役所でたらい回しに遭う場面などは、「ある、ある」と頷いてしまいました。
九十九さん一家が活躍する『妖怪一家』シリーズはこのほか全5巻あります。
中学年からも読めますが、上記2シリーズに比べると字が小さめです。

『小学生までに読んでおきたい文学③ こわい話』

松田哲夫 編
あすなろ書房

『小学生までに読んでおきたい文学』シリーズは、おかしな話、かなしい話、たたかう話、ともだちの話、すごい話、そしてこわい話の全6巻。『こわい話』は本当に怖い!

収録されているのは夏目漱石、有島武郎、三島由紀夫、エドガー・アラン・ポーなど多岐にわたります。難しそうですがどれも短編で、本文の下には用語解説がイラスト付きで書かれており、すぐに理解につながります。
収録されているルーパート・クロフト=クックの作品はミステリー。大人でもドキドキします。私もゾクっとしました。

【子どもも・大人も】

怪談えほんシリーズ

岩﨑書店

(岩﨑書店ホームページより)

学校司書さんも「怖くて私も読めません」と言っていた『怪談えほん』シリーズ。
本当に怖いです。
『怪談えほん』シリーズは、現代を代表する作家陣が書き下ろした本当に怖い物語に、実力派画家が絵本にしたもの。
宮部みゆき、京極夏彦、岩井志麻子、恩田陸など、大人でもファンの多い作家たちの絵本と聞くと、ママたちもちょっと読みたくなりますよね。
ですが、何度も言いますが本当に怖いんです。
特に京極夏彦さんの『いるの いないの』は、夏休みにおじいちゃん、おばあちゃんの家に帰省する子に読ませるのは要注意です。夏休みの帰省先の実家が古い日本家屋の場合、おそらく眠れなくなります。

妖怪えほんシリーズ

岩﨑書店

(amazonより画像引用)

『妖怪えほん』シリーズは全5巻。すべて京極夏彦さんが手がけています。
妖怪はおばけではないと思うのですが、京極ワールドに絵本で親しめるシリーズです。

【番外編】

『えさがしあそび み~つけた!おばけ大集合』

幸池重季・黒はむ 作・絵
高橋書店

夏休み、長距離帰省におススメなのが遊べる絵本。
新幹線などでの旅行の道中も、携帯ゲーム機やスマホに夢中な子どもたちもたくさんいますが、乗車中ずっとさせるのは心配ですよね。子どもと一緒に絵本を読むのも楽しいですよ。
これは『ウォーリーをさがせ』のような、紙面いっぱいに描き込まれた絵のなかから、指定のものを探す絵探し本。子どもの年齢問わず楽しめます。

おばけ本やミステリー、いい? わるい?

学校図書室のボランティアを始めて4年になります。
怖い本の紹介コーナーは子どもたちに大人気で、『怪談レストラン』シリーズなどは常に貸し出し中。貸出人気ランキングでも上位に入ります。
図書室にはここで紹介した『怪談えほん』シリーズも、低学年でも読める、のぶみさんが描いた『ママがおばけになっちゃった』も置いてあります。

のぶみ
講談社の創作絵本

(amazonより画像引用)

のぶみさんといえば、Eテレの「おててえほん」「よわむしモンスターズ」を描いている方と聞くとお分かりのママも多いと思います。

『ママがおばけになっちゃった』はよわむしモンスターズなどと同じく、とてもかわいい絵の絵本です。しかし、娘は最近、早くも夏バテ気味の私を見て「おかあさんも、大ばーば(一昨年亡くなったひいおばあちゃん)みたいにいつか死んじゃうの?」と言っては泣くので、ちょっと見せたくないかも…というところです。

おばけの本というと、かわいかったり、おっちょこちょいだったりするおばけが活躍するという本もありますが、怖がらせたり、おばけが出るよと脅したり、死をイメージさせたり、実際に死が登場する絵本もあるので、賛否両論あると思います。

また、小学生になると、ミステリーや探偵ものも読むようになります。
我が家の第一子も大好きな『名探偵コナン』は、しょっちゅう人が死んでしまいます(殺人からストーリーから始まるので)。

(amazonより画像引用)

親として「こんなにしょっちゅう人が死ぬ(しかも殺される)ってどうなのかなぁ」と思うこともありますが、おもしろいので一緒に読んでしまいます。
怖い本、みなさんはどう思われますか?

実は暑くて外にも出られない最近の夏休み。
怖い本に限らず、いろんな絵本や読み物を手に取って、親子で読書を楽しみましょう!

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