小学校卒業式の袴事情 早めの準備で当日もカンペキに!

先日、「卒業式に袴を着る小学生が急増中!注意したい点は?選び方は?」でも取り上げましたが、小学校の卒業式で袴を着る子(特に女子です)が増えています。

筆者の子どもが通う小学校でも、その年によって多少変わりますが、だいたい女子の1割が袴姿で卒業式に出ているようです(ほんの3年くらい前は1~2人でした)。

はじめは「小学生で袴なんて~。やっぱり大学生くらいになると似合うもんだよね」と冷ややかに思っていた筆者ですが、実際に会ってみると本当に華やかでかわいい!

下級生からも、登校見守りのママたちからも羨望のまなざしで見られています。

実際の卒業式では、知らないことやお母さん方のご苦労もあるようです。

何ごとも早めのリサーチが肝心!

来年以降、「袴で卒業式に出たい!」と言う娘さんのいるご家庭の参考になりますよう、実際に袴体験したママさんたちに聞いたお話を交えて紹介します!

袴はいつ選ぶ?

6年生になると、担任の話すことばに「最後の」が付くようになります。

最後の運動会、最後の水泳授業、最後の引き取り訓練、最終学年、などなど。

そのためか、子どもたちも早くから「もう卒業なんだ」と意識するようです。

受験する子はそちらにも意識を高めていく時期ですが、夏を過ぎるころには女子たちの間で話題に上るのが「卒業式に袴を着るかどうか」です。

6年前の入学式では、かわいらしいプリーツスカートにブレザーだったり、ワンピースだったりした子たちも、「袴を着たい」と思うようになります。

最近では、映画「ちはやふる」の人気などもあって、小学生女子の袴需要が増えていることもあり、業者も品揃えを増やしているようです。

年明けには人気の色、柄から売り切れたり、自分の式の日には注文できなくなったりします。
秋ごろまでに選ぶとよさそうです。

どこで選ぶ?


(三松ホームページより)

呉服店大手などのホームページで探して実店舗や予約会に行く方法や、呉服店ネットショップで予約(レンタル・購入)することもできます。

【三松】
https://mimatsu-kimono.jp/hakama-junior/

【晴れ着の丸昌】
http://www.marusho-1010.com/

【京都かしいしょう】
https://kyoto-kashiisyo.jp/item/hakama-junior/junior-girls/

【京都きものレンタル ゆめやかた】
https://www.yumeyakata.com/hakama/index.html

今年は成人式の晴れ着で予約・購入したものが届かないという、なんとも悲しくてやりきれないニュースもありました。

昔ながらの地元呉服店や貸衣装店などにも聞いてみると、意外といろんな種類が置いてあるものです。

筆者は七五三から結婚式まで、地元の貸衣装店をよく利用します。

見た目は個人住宅のようですが、毎年京都に買い付けに行かれ、「最近は背が高い人も多いから」と、どんな体系でも合うサイズなども揃えていたり、着物知識ゼロでも小物準備のアドバイスもしてくれたりするのでおススメです。

古くからの呉服店や貸衣装店は、多くが私たちの母世代やそれ以上の方が切り盛りされていて、着物を見る目という点でセンスがよく、祖母たちにも好評です。

卒業式の流れをしっかりリサーチ!

我が子が卒業生になる年齢になって、ようやくわかったのですが、「卒業式の流れは卒業式を経験した保護者でなければよくわからない」のです。

低学年のうちは、事前の「お別れ会」や「6年生ありがとうの会」といった行事の参加で卒業式には出ません。当日は5年生だけ出席というところがほとんどです。

とはいえ5年生保護者は出席しませんので、我が子(特に男子)から聞く卒業式の流れはあやふや…。

「袴の子、何人くらいいた?」と聞いても「そんなの覚えてない」という始末です。

うかうかしていると、雰囲気も流れもよくわからないまま当日を迎えることになりかねません!

卒業式を経験された先輩ママたちに、早めのリサーチをおススメします。

当日の行動を再確認~登校・式場・持ち物

登校

リサーチの結果、お子さんの通う小学校では、卒業式当日はどのような流れでしょうか。

筆者のところは、通常通り「集団登校」です。

学区の端っこである我が家は、朝7時半に家を出ます。

通常通りに集団登校する場合は、当然ですが朝が早い!
その場合、

・そのような時間に対応してくれる美容院の確保する
・当日早朝、レンタルしたお店で着付けも込みという業者を選ぶ
・個人で着付けできる方で、朝自宅に来てくれる方を探す
・祖母・母・自分でヘアスタイルを作る、着付ける

といった手段を袴選び同様、早めに検討してください。

式場

講堂などがある小学校もあるかもしれませんが、多くはパイプ椅子を並べた体育館で卒業式は行われます。

親は上履き、子どもたちは体育館履きです。

草履を選んだ場合、足袋を履いて体育館履きが履けるかも、チェックしておいてください。

あまり持ち帰らない体育館履き、とても汚いこともあるので、せっかくのきれいな袴の雰囲気が台無しになりませんよう。

トイレの行き方、座り方、直し方を教えておくこと、そして防寒対策もお忘れなく。

持ち物

卒業式後は、先生や友達と写真を撮ったり、お別れ会などに移動したり、祖父母と食事会など、それぞれ予定があると思います。

卒業式は卒業証書や記念品、紅白まんじゅう、装花、上履きなど、持ち帰るものも意外と多かったりします。

せっかくの袴姿なのに、両手に上履き袋と記念品を入れたビニール袋…なんてことにならないよう、和装に合う手さげ袋などもあるとよいですね。

万が一、慣れないブーツや草履で足が痛くなった場合に備えて、いつものスニーカーもあれば万全です(余談ですが、息子は慣れないスーツにローファーで、まんまと靴擦れしました)。

袴で出席した娘…「お母さん」の困ったいろいろ

今回取材したお母さん方に、袴にまつわる困ったことがなかったか聞いてみました。

・2月になってから、友達同士で勝手に「やっぱり袴にしよう!」と盛り上がって決めてきたため、慌てて探した

・卒業式当日は下の子や自分の準備もあり、てんやわんやだった

・式が終わった後の謝恩会(洋装)のため、急いで袴用のヘアスタイルから洋装のヘアスタイルに変えるのが大変だった

・式後に友達や先生と写真を撮っていたら遅くなり、次の予定までに時間がなく、祖父母に袴姿を見せられなかった

・とにかく着付けが難しかった

やはり、女子は友達同士で一緒に袴で出席したい、写真を撮りたいと思うもの。

予定のないご家庭でも、ある日突然言い出すこともあるので、下調べをしておいて損はないかもしれません。

卒業式に袴…賛否両論?

華やかで素敵な小学生女子の袴姿ですが、最近では禁止にする学校も出てきているそうです。

その背景には、

・華美になりすぎる恐れがある

・慣れない服装で転びやすく危険

・金銭的に余裕のない児童との差が付きすぎる

…といった理由があります。

袴が増えてきているとはいえ、大多数の女子はジャケットにミニスカートといった、いわゆるAKB48のような、私立女子高の制服風の洋装で出席しています。

しかし、妹や従妹がいる場合は別ですが、卒業式だけのために今後あまり着ないブレザーとミニスカートを買うのであれば、金銭的な面では、それほど大きな差はないようにも思います。

袴にしても、ジャケットとミニスカートにしても、レンタルにするか購入するかは、下に着る妹がいるかなど、言うまでもなくご家庭ごとの判断になります。

以前、「【実録】公立中学校入学準備費用大公開!公立小学校卒業前から」でも紹介しましたが、小学校卒業前から中学入学にかけては想像以上の出費が続きます。

袴にしても、ジャケットにしても、前もって卒業式の予算として、検討しておいてもよさそうです。

ちなみに、我が子の卒業式のとき、一人だけワンピースの女の子がいました。

今後も着られそうなデザインでかわいらしく、100人超えの集合写真でもとても目立ち、その子らしさが出ていて素敵だなぁと思いました。

女子も男子も、情報収集は早めが肝心

女子の話が中心になりましたが、男子は公立中学の制服をオーダーする洋装店で、早期採寸・注文の特典として卒業式用レンタルスーツを用意しているところがあります。

こちらもサイズやデザインの選択は先着順ですので、早期注文がカギとなります。

また、合格した私立など中学の制服で出席する児童もいます。

まだまだ袴男子は少数派です。

ただ男女とも、先輩の袴姿を見た下級生が増えていき、このまましばらくは需要が増えていくのではないでしょうか。

子どもが着たいと言うものを着させてやりたいのが親心。

晴れて小学校を巣立つ日のために、周辺情報などを集めるところから、準備はしておいてもよいと思います。

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